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さんごーの節約&ダイエット日記。

楽しく節約とダイエット!をしながら日々の学んだ事をまとめていく個人ブログです。

ポリネシアの歴史から得られる、最も重要な一つの学び。「銃・病原菌・鉄(上)」を読んで。

今読んでいる本、「銃・病原菌・鉄(上)」の第二章、「平和の民と戦う民の分かれ道」で学んだ事や感想を記録していきます。

文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)
 

 

第二章ではポリネシア地域の人々の文化や歴史に着目しています。

それでは、まとめていきます。

 

 

 

 

最も重要な一つの学び

初めに、二章から得られた最も重要な学びから書き残しておきます。

それは、同じ背景を持った人々でも、環境の異なる離れた場所で暮らす事でお互いの事を忘れ、最悪の結果として敵同士になってしまう。という事です。

 

なんか言葉にすると当たり前っぽいのですが、なぜ改めて強くそう思ったのか、順を追ってまとめていきます。 

私の感情的な部分も含めた解釈なので、そのあたりご理解頂ければと思います。

 

そもそもポリネシアってどこ?

どこだよって話ですよ。ポリネシアって。

名前は聞いたことありますけど。

いわゆる常識ってやつですが、日本の県庁所在地も全部言えないレベルで無知な自分は海外の地名を言われてもピンときません。これから勉強するので許してください。

 

ポリネシアとは、ニュージーランド、ハワイ、イースター島など、数多くの島々を含む地域です。

 

Wikipedeaより、紫の部分がポリネシアです。

f:id:thirtyfive:20161119024912p:plain

ポリネシア - Wikipedia

 

太平洋ですね。

 

ポリネシアってどんな所?

広い範囲に大小様々、数千という数の島があるわけですが、どの島も同じような環境というわけではありません。

島の広さだけ見ても、ニュージーランドのような「ほぼ大陸」と呼べるような大きさの島もあれば、ツバルのように「日本の離島ぐらい」の島も含まれます。

 

ポリネシアの様々な環境

 

海抜、気候、地質、海洋資源、面積、地形、隔絶度といった要素で分類する事ができ、それによって文化の多様性を生じさせていると考えられます。

 

例えばニュージーランドでは鉄や金などの鉱物資源が豊かな為に様々な道具を作る事ができたのに対して、鉱物資源がほとんど無い為に貝で作った斧しか作れない島もありました。

 

それぞれの要素がどんな差異を生み出しているのか、もし興味があれば本を手に取ってみて頂ければと思います。

 

ポリネシアで起きた事件

1835年、ニュージーランドに住むマオリ族の一部が、その東方に位置するチャタム諸島に攻め込み、チャタムで暮らしていたモリオリ族を襲撃しました。

本とWikipediaによれば、マオリ族は平和主義のモリオリ族を虐殺し、奴隷化し、食人まで行ったとの事です。

モリオリ人 - Wikipedia

 

非常に衝撃的な出来事です。

この2つの部族は元々は同じ祖先を持ちますが、別々の島に移り住んだグループが500年~1000年ほどの間にそれぞれの文化を作り、やがてお互いの事を忘れていきました。

 

ニュージーランドに定着したマオリ族は、豊かな環境によって農耕を行う事ができました。

農耕により食料を蓄えることが出来たので、食料確保に従事しない兵士を育て、戦闘能力を高めていきました。戦う事こそが彼らの文化になっていきました。

 

一方でチャタム諸島に移り住んだモリオリ族は、限られた資源環境の中で狩猟採集をしながらお互いに協力して生きていく道を選びました。

食料確保にほとんどの人が従事しなければならなかった為に、戦だけの兵士などを育てる事はできませんでした。

 

そして、魚介類や木の実が豊富な島と、戦うことを知らない原住民の存在を知ったマオリ族900人が侵略の為に舟を出すというシナリオが生まれました。

 

 

悲惨ではありますが、人類の歴史では更に大規模な事件も沢山あります。

ポリネシアの事件を考察し、世界中で生まれている文化や武力の違いがどのようにして発生するのかを追うのがこの本の趣旨となっています。

 

モリオリ族の悲劇から思う事。現代社会に当てはめてみて。

私はこのモリオリ族を襲った事件を、会社に当てはめて考察しました。

会社というものは、同じ目的を持った人たちの集まりです。

しかし、会社が大きくなれば役割やプロジェクトごとにフロアが分けられ、さらに拠点も複数に分かれていきます。

そして、それぞれのフロアや拠点の雰囲気には明らかに特徴が出てくるものです。

上手くマネジメントしなければお互いをまるで敵のように感じるようになり、同じ会社なのに「営業チームのヤツらは馬鹿ばっかりだ」とか、「企画の連中はビジネスを分かってない」とか、まるでお互いを敵であるかのように感じ始めます。

これを防ぐ為のマネジメントの一部として、近い場所で一緒に仕事をするという事も真剣に考えないといけないと改めて思いました。

 

ポリネシアの歴史とは規模は全く違いますが、そこから人間の普遍的な性質を感じずにはいられません。

それを認識した上で、過ちを犯さないように過去から学ぶ事が重要と考えます。

 

同じ場所で働く事の意味 

以前プロジェクトXで世界初の鉄道発券システムを開発したチームを題材にした回がありましたが、プロジェクトを成功に導く為にやった事が各メンバーの「誕生日会」だったという事が印象的でした。

複数の会社から集められて対立しているメンバーを協力させるには、まずは「同じ場所に集める事」が重要だったんだと思います。

 

まとめ

最初に書きましたが、人は環境によって大きく変わるという事を改めて考えさせられました。

あと意外だったのは、狩猟民族より農耕民族のほうが戦闘能力が高いという事でした。

これからまた歴史の見方がちょっと変わりそうです。

 

引き続き読みながらまとめていこうと思います。

 

今回は以上です。

またよろしくお願いいたします。