映画視聴記録「手紙は覚えている」を観ました。ネタバレ感想です。
「手紙は覚えている」という映画をAmazonプライムビデオで観ました。
amazonのレビューでも星4つがついていて、高評価です。
個人的にもなかなか面白くはあったのですが、好みは分かれそうな感じがしました。
ネタバレ感想を含むので、ネタバレが嫌な人は見ないようにお願いします。
次に見る映画の参考にどうぞ。
この記事の内容。
映画の概要
最愛の妻をつい最近亡くした事も時々忘れてしまう主人のゼヴ。ゼヴは認知症が進行していました。
親友のマックスは、妻を亡くしたあとにゼヴが実行すると誓った事を忘れないように手紙に残していました。
その手紙を頼りに人探しを続けるゼヴを待ち受けているものは?
という感じのサスペンス的なストーリーです。
この映画の魅力
この映画の魅力は、視聴者のミスリードを誘う様々な仕掛けにあります。
「そうきたか!?」と気持ちよく何度も騙される。
そんな映画でした。
おじいちゃんのハートフル人間ドラマ的な映画だと思いきや
まずパッケージに騙されます。
一人のおじいちゃんが立っているパッケージですから、おじいちゃんが手紙を読んで人生を振り返る的な人間ドラマかな?とか思うわけです。
ドラマは認知症が進んだ主人公ゼヴが妻を亡くした事も忘れてしまっているシーンから始まります。
この人の人生を振り返るような、泣けちゃうストーリーを期待してしまっていました。
親友が書いた手紙を元に、思い出の土地を巡ったりするのかなと。
しかしそうではなく、手紙の内容は「アウシュヴィッツで我々の家族を殺したナチスの残党を探し出し、自分の手で殺す」というミッションでした。
おうマジか。けっこうバイオレンスやな。なるほどそっちか…という感じでまずは騙されるのでした。
こんな弱々しいおじいちゃんが人なんて殺せるのか…と思いきや
手紙に書いてあるミッションを元に、無事に拳銃を手に入れる事に成功したゼヴ。
しかしいざ犯人候補を見つけても、銃を持つ手がプルプル震えてます。
相手が素早い動きで抵抗すれば対応できないし、そもそも銃弾が当たるのかも不安です。
しかしながら、元ナチスの息子に猛犬をけしかけられた際に向かってくる犬を見事に銃の一撃で仕留めてしまいます。
怒り狂う息子にも、胸と頭を正確に銃弾を撃ち込み殺害。
何者やねんこのおじいちゃん…過去になんかやってやろ…と言う感じでまた騙されるのでした。
ついに見つけ出した犯人…と思いきや
手紙を元に犯人候補を訪ね歩き、ついに最後の一人のもとにたどり着きます。
そこでは娘や孫と共にしずかな余生を送る老人がいました。
こいつが犯人に間違いない…と思いきや…
最後のどんでん返しが始まります。
ここは見てのお楽しみということで。
見る側としても最後まで騙され続け、茫然としながらスタッフロールを眺めていました。
ここまで読んでしまうと騙される楽しみも半減したかと思いますが、それでも面白いのでよければぜひ観てみてくださいませ。
ただし、ほのぼの系を期待していると裏切られるので、「もっとハッピーな映画が見たいぜ!」という方にはおすすめできません。
この映画を観る方法
Amazonプライム
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