さんごー日記。

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FF14セリフ集。パッチ5.0「漆黒のヴィランズ」メインクエスト104「漆黒のヴィランズ」

ファイナルファンタジーXIV コンプリートパック|ダウンロード版

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FF14のパッチ5.0「漆黒のヴィランズ」メインクエスト104「漆黒のヴィランズ」のセリフ集です。

 

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FF14セリフ集。パッチ5.0「漆黒のヴィランズ」メインクエスト103「その者の結末」

 

 

クエスト受注

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アリゼー :

……ねえ、こっちで再会したあと、モルド・スークの塔の上で、話をしたのを覚えてる?

アリゼー :

私の覚悟は、あのときから変わってないわ。

もう二度と置いていかないように……置いていかれないように、どんな道でも、全力で走り切ってみせる。

アリゼー :

進んだ先に希望があるんだって、あなたが、夜を取り戻しながら教えてくれたしね。

アリゼー :

それなら、次の一歩の先には、あなたを救う方法もあるかもしれない。

だから私は……痛くたって、怖くたって、進むわ。

 

アルフィノと話す

リーンは、思い詰めた様子だ。 小さく手が震えているのは、仲間を想うがゆえだろう……。

サンクレッドは、静かに遠くを見つめている。 その揺るぎない佇まいには、もはや焦りも虚勢も感じられない。

ウリエンジェは、何か言いたげにこちらを見ている。 想いを言葉にすることに、相変わらず、苦心しているようだ。

ヤ・シュトラは、目が合うと、困ったように微笑んだ。 いつか、リセやルナルにも、こんな顔をしていた気がする……。

 

アルフィノ :

ドン・ヴァウスリーは言っていたね……自分を倒しても、その先にあるのは、生きるための、永劫終わりなき戦いのみだと。

アルフィノ :

彼が、今の第一世界や、君の状態をみたら、それ見たことかと嘲笑うかもしれない。

アルフィノ :

……だが、君が続けてきた旅は、確かに人の心に火をつけた。

アルフィノ :

かつての私が、理想と理屈で束ねそこねた人の心を、その旅路で、ひとつにつなげて見せたんだ。

そうでなければ、あのタロースは立ち上がらなかった……。

アルフィノ :

私は、あんな奇跡を、君とともにまだまだ見たい。

ここはまだ……旅の途中にすぎないんだ。

アルフィノ :

さあ、乗り越えて次へ進もう。

いつもの君らしく……私を引っ張ってきてくれた、君らしく。

私も、未熟ながら、精一杯に力を貸すよ。

 

ウリエンジェと話す

ウリエンジェ :

……エメトセルクを完全に止めるならば、彼の魂を拘束し、大きな力で打ち砕かねばなりません。

ウリエンジェ :

拘束のための「白聖石」は、用意ができております。

それは私の務めであり……水晶公から依頼されたことでもありました。

ウリエンジェ :

彼がいた第八霊災後の未来は、言い換えれば、アシエンの姦計に陥った世界ですので……。

今度こそ屈するものかという思いも、あったのでしょう。

ウリエンジェ :

つまり、エメトセルクを打ち倒すことは、かの未来の者にも報いる行為となる……。

ウリエンジェ :

それでも、この先、御身が危うくなったら思い出してください。

英雄に生きてほしい……それこそが彼の、彼らの、原動力であったということを。

ウリエンジェ :

そして、私がそこに加担したのも……同じ想いが、あったからだと……。

 

ヤ・シュトラと話す

ヤ・シュトラ :

思えば、原初世界にいたときですら大変だったのに、第一世界に来てからはなおさら、苦難の連続だったわね……。

ヤ・シュトラ :

それでも私は、あの深い森で……あなたたちとの旅でも、まっすぐに信念を貫かせてもらった……。

ヤ・シュトラ :

だから、あなただって、望むがままに進めばいい。

後悔だけはしないようにしましょう。

……私からは、それだけよ。

 

サンクレッドと話す

サンクレッド :

まったく、みんなして妙な重みをかけてくもんだ……。

まだ、これで終わりと決まったわけでもないだろうに。

サンクレッド :

……だが、ときには、はっきり伝えておくべきこともあると、アム・アレーンで、お前が教えてくれたな。

だったら……俺も言っておこう。

サンクレッド :

ありがとう、[プレイヤー名]。

この一件に巻き込んでくれたおかげで、俺は今度こそ、彼女のために考え、選ぶことができた。

サンクレッド :

それが、俺の人生にとって、どれだけ意味のあることか……言い尽くせないほどに、感謝している。

サンクレッド :

だから、お前が行くというならば、俺もそこに命をかけよう。

……たまには、背中のひとつも、預けてくれ。

 

リーンと話す

リーン :

……力を託してくれるとき、ミンフィリアは言いました。

どれほどの力を手に入れたとしても、絶望は立ちふさがり、無力に苛まれるだろう……と。

リーン :

本当に、そのとおりです……。

私、グルグ火山の上で、倒れたあなたの光をなだめながら、ずっと……ずっと震えていたんです……。

リーン :

間違えたら、あなたが死んでしまうかもしれない……。

それが怖くて……とても、怖くて……。

リーン :

今だって、わかりません……!

どうしたら、[プレイヤー名]さんを救えるのか……!

リーン :

私は、あなたやサンクレッド、みんなに支えられて歩いてきました。

ミンフィリアに、尊い命をもらいました……。

リーン :

だから、今度こそ……!

支える側になりたい、救えるようになりたいのに……っ!

リーン :

どうしても……私は、足りない……っ……。

リーン :

ミンフィリアに言ったのに……英雄の背中を追いかけるんだって……なのに……こんな……。

何と言う?

  • だったら、下を向いてはいけない
  • 自分は救ってほしいわけじゃない

「だったら、下を向いてはいけない」

 

リーン :

それは……どうして……?

何と言う?

  • 英雄に、悲しい顔は似合わないから
  • この世界のため、前を向き続けた英雄がいたから
  • …………

「英雄に、悲しい顔は似合わないから」

 

リーン :

…………!

リーン :

それは…………

リーン :

……いえ、その言葉の意味は、自分でちゃんと歩いて、探していくべきものなのでしょう。

リーン :

私も、行きます。

何もできない自分を嘆いているだけじゃ、いつまでも、答えにたどり着けませんから……!

 

 

議事堂の管理官と話す

議事堂の管理官 :

ここは「カピトル議事堂」です。

関係者以外の方は、許可証を提示してください。

議事堂の管理官 :

……確かに、確認いたしました。

同伴者がいる場合は、皆さんでご一緒に、奥へとお進みください。

エメトセルク :

困りますねぇ、見学者様。

厳粛な場だ、規約は守っていただかないと。

アルフィノ :

エメトセルク……!

エメトセルク :

忘れたのか?

私が招いたのは、世界を堕とす化け物になったお前だ。

エメトセルク :

そんな半端な……水際で力を抑え込んでいる状態では、何の役にも立ちやしない。

エメトセルク :

しかも、まだそいつらとつるんでいるとは。

どうせ敵になると忠告しただろう……そんなに寂しいかね。

ヤ・シュトラ :

あら、寂しがりは、あなたの方ではなくて?

ヤ・シュトラ :

こんな街を創ってもまだ足りず、ゾディアークの贄になった当時の人々を、蘇らせようとしているとか……。

エメトセルク :

……なるほど、調子に乗っていろいろと創りすぎたらしい。

余計な泡でも混じっていたか。

エメトセルク :

まあ、今さら隠すまでもない。

私たちの本懐は、まさにそのとおりだ。

エメトセルク :

すべての世界を統合することで、力を取り戻したゾディアークが、封印を破って復活する。

エメトセルク :

私たちは、統合された原初世界の命を贄として差し出し……引き換えに、かつてゾディアークに身を捧げた同胞たちを、取り戻すのだ。

エメトセルク :

それで……?

お前は、いったい何をしに来た?

何と言う?

  • 企みを続けるつもりなら、ここでお前を止める
  • 水晶公は、返してもらう……!

「企みを続けるつもりなら、ここでお前を止める」

 

エメトセルク :

ああ、なるほど。

かろうじて理性があるうちに、私を討とうというのか。

エメトセルク :

さすが英雄様だ……。

本当に…………

エメトセルク :

アシエンに逆らう奴は、いつの時代もそんな調子で厭になる。

エメトセルク :

自分たちの主張こそ正義であり、世界は自分たちのものであると……傲慢にのたまうんだ。

エメトセルク :

ほら、その顔……。

やっぱり、ちっともわかっていない。

エメトセルク :

自分たちが踏みにじられるのは理不尽だと思うか?

古代人のために犠牲にされるのは、不当だと?

エメトセルク :

私を見ろ……!

ほかの誰よりも長く、お前たちに交じって生きてきた!

エメトセルク :

ともに飯を食らい、戦い、患い、老いもした。

傍らで死を見送り、ときには子を成したことさえある。

エメトセルク :

そうして幾度も測り、その度に判じてきたのだ!

お前たちは愚かで、弱く、この星を護って生きていくには足りないと!

エメトセルク :

……お前たち自身、罪喰いやヴァウスリーとの戦いで、散々思い知ったばかりだろう?

エメトセルク :

己の無力を……他者の傲慢を……その命の脆さと……ゆえに生まれ続ける悲しみを……!

エメトセルク :

なあ、本当に……いつまでそんなことをしている?

どれだけうんざりさせたら気が済むんだ!

エメトセルク :

仮に、世界の理が再び綻び、終末の災厄が起きたとして、今の人類は、半数が進んで自らを犠牲にできるのか?

エメトセルク :

いいや、できるわけがないッ!

エメトセルク :

お前たちだって、世界を見てきたなら、できるだなんて言えないはずだ!

エメトセルク :

……そんな「なりそこない」どもに、任せておけるものか。

エメトセルク :

私は必ず、同胞を、友を、善き人々を蘇らせる。

世界は……私たちのものだ。

アルフィノ :

待ってくれ!

アルフィノ :

エメトセルク……君と私たちは、本質的に同じものを護ろうとしている。

アルフィノ :

君は、過去の友と、愛すべき者を。

アルフィノ :

私たちは、今と未来にいる、友と愛すべき者を。

アルフィノ :

……そこに、違いなどありはしない。

だからこそ、君にはわかるはずだ。

アルフィノ :

私たちは引けないし、引くつもりもない。

エメトセルク :

同じでなど、あるものか。

お前たちのような「なりそこない」より、生きるべきは、完全なる者だ……。

エメトセルク :

違うと言うなら、証明してみろ。

お前たちが私たちよりも強く、残るべき存在であると。

エメトセルク :

終末の災厄……私たちの時代の終わりにして、我が執念のはじまり。

エメトセルク :

お前たちを測るため、今ひとたびの、再演といこうじゃないか。

エメトセルク :

私は、最奥で待つ。

預かっている強情なお友達が、苦痛で壊れる前に来いよ?

 

 

 

リーン :

あの炎の先に、濃い闇の気配を感じます……。

私たちの光と、相対する力を……。

リーン :

お願い、ミンフィリア……。

私たちに、闇路を照らす、希望の灯火を……!

アリゼー :

この期に及んで、無理するなとは言わないわよ。

私はただ……振りかかる火の粉を、全部打ち消してやるわ。

アルフィノ :

行こう、[プレイヤー名]。

私たちの想いは、どんな災厄に見舞われようとも、決して挫けたりしないはずだ……!

ヤ・シュトラ :

エメトセルクも、水晶公の力を利用する算段がつくまでは、彼に危害を加えないだろうと思っていたけれど……あの言い分じゃ、危ないかもしれないわ。

ヤ・シュトラ :

あなたを何十年も待っていた人だもの、急いで迎えにいってあげなくてはね。

……準備はいいかしら。

サンクレッド :

こっちの準備は、万全だ。

あいつが前に望んだとおり、眠っていられないほどの戦いを、今一度、見せてやろうじゃないか。

ウリエンジェ :

終末の災厄においては、暴発した創造魔法によって、恐怖を具現化した異形が暴れまわったとか……。

ウリエンジェ :

当然、私たちもそれを相手取ることになるのでしょう。

……無論、退けさせていただきますが。

 

「終末幻想 アーモロート」を攻略

アシエン・エメトセルクの声 :

さあ、終末のアーモロートに案内しよう……

アルフィノ :

この光景は…

アシエン・エメトセルクの声 :

星の理は、唐突に乱れ、ほつれていく……

アシエン・エメトセルクの声 :

創世に用いられてきた術もまた、暴走して獣を生んだ……

アシエン・エメトセルクの声 :

祈りが蛮神を生むように……

人の恐怖が、獣に転じる……

アルフィノ :

みんな、降り注ぐ炎に警戒しつつ戦うんだ!

アシエン・エメトセルクの声 :

最初の獣は、醜悪な姿をしていた……

アシエン・エメトセルクの声 :

あらゆる命の存在を拒むかのように、災いの流星を降らせた……

アシエン・エメトセルクの声 :

それを倒したとて、終末は止められはしない……

アルフィノ :

最初の獣だけでこれほどの強さだなんて…

リーン :

気をつけて!

前方の建物が…!

リーン :

アシエンたちはこの絶望の果てに…

アシエン・エメトセルクの声 :

大地は崩れ、水は血となり、文明は燃え尽きる……

アリゼー :

そうね…でも、私たちだって先に進む理由がある…!

アルフィノ :

最初の獣とは毛色が違うようだが…

アシエン・エメトセルクの声 :

獣の叫びは恐怖を掻き立て、その恐怖が新たな獣を生む……

アシエン・エメトセルクの声 :

そして、獣は天より災いの流星を呼ぶのだ……

アシエン・エメトセルクの声 :

一度、恐れを抱いたら、もう歯止めは効かない……

アシエン・エメトセルクの声 :

心の底で恐怖が膨らむように、獣もまた肥え太り爆ぜるのだ……

アシエン・エメトセルクの声 :

災厄は、この程度ではない……真相を見せてやろう……

アリゼー :

て、敵は…!?

もう…いない…!?

アシエン・エメトセルクの声 :

さあ、進むがいい……

アシエン・エメトセルクの声 :

かつて私たちが見た、星の終わりのときを……

アルフィノ :

なっ…これは…天にいるとでも…!?

アシエン・エメトセルクの声 :

星は暗くなっていく……

再び理を紡がねばならない……

アシエン・エメトセルクの声 :

決意する我らの前に、その獣は立ちふさがる……

リーン :

大丈夫…怖くても戦える…!

私には、その理由があるから!

アシエン・エメトセルクの声 :

最後の獣は、絶望の底から現れた……

アシエン・エメトセルクの声 :

その言葉は破滅の光、逃げ惑うことしかできない……

アシエン・エメトセルクの声 :

迫りくる最後の獣を見て、人はついに思い知る……

アシエン・エメトセルクの声 :

途方もない犠牲を払わねば、もはや星は救えない、と

エメトセルク :

メガセリオンを倒したか……。

エメトセルク :

だが……!

エメトセルク :

その戦いぶりでは、不合格だ。

やはりまだ、私たちには及ばない。

エメトセルク :

なりそこないの中では、相当「まとも」なお前たちでさえ、私が本来の力を使えば……このざまだ。

エメトセルク :

私とお前たちの力の差が、真なる世界と、今の世界の差だと知るんだな。

アリゼー :

確かに、あなたの世界より、不出来かもしれないけどね……!

アリゼー :

それでも、ここで生きたいと……生きたかったと、足掻いていた人がいた……!

アリゼー :

だから……はいそうですかって、手放したりできないのよッ!

アルフィノ :

アリゼー!

エメトセルク :

茶番だよ……その人生も、何もかも。

エメトセルク :

鏡像世界はもちろん、いまだ統合途中の原初世界も、真なる世界を知る者からすれば、唾棄すべきまがいものだ。

エメトセルク :

生きたい?

……馬鹿馬鹿しい、お前たちなんて満足な命も持たないくせに。

アルフィノ :

君がそうして否定するなら、私たちは何度でも立ち上がり、力を、言葉を尽くそう。

アルフィノ :

生きるとは、そうやって行いを積み重ねていくことだ。

命の形で定められるものではない!

エメトセルク :

ハッ……よく言う……。

エメトセルク :

無駄だよ、お前は何者でもないんだから。

エメトセルク :

世界は、私たちが取り戻す。

お前たちの歴史は、どこに繋がることもない……。

エメトセルク :

英雄なんて、いなかったのさ。

エメトセルク :

チッ……壊れかけが……。

ヤ・シュトラ :

あなたの言うとおり、私たちの紡ぐ歴史も、いつかは途絶え、消えゆくのかもしれないけれどね……。

ヤ・シュトラ :

それは、今を諦める理由にはならないのよ。

ウリエンジェ :

そうして歩みを進めるうちに、先で待つ誰かのもとへ、辿りつくこともありましょう。

ウリエンジェ :

未来へ継がれることを望んでいるのは……あなたも同じではないのですか?

エメトセルク :

なりそこないごときが、私たちの願いを語るな……!

エメトセルク :

わからない奴だな……。

今さらそんな風に抗って、何になる?

エメトセルク :

お前はもう戦えない……戦う目的がない……。

お前の冒険は、ここで終わる。

エメトセルク :

ハハッ!

 それ見ろ、光の暴走の再開だ!

エメトセルク :

さあ委ねろ!

化け物になり果てるがいい!

エメトセルク :

私たちから奪った世界でのさばってきた罪深き連中を、お前が喰らいつくすのだ!

サンクレッド :

今のうちだ、リーンッ!

リーン :

お願い……負けないで……!

アルバート :

…………なあ。

あと1歩進む力があったら、この世界を……

アルバート :

すべての世界を、救えるか?

何と言う?

  • もちろんだッ!
  • 無茶を言うなぁ……!

「もちろんだッ!」

 

アルバート :

なら……魂ごと、持っていけ!

エメトセルク :

馬鹿な……!

お前、何故そこに……!?

エメトセルク :

いや、違う……あいつじゃない……。

ただのなりそこないだ……!

エメトセルク :

それが独り立ち上がったところで何になる……!

????:

いいや、独りにはさせないさ……!

エメトセルク :

あの檻を抜け出してきただと……!?

愚かな、死んでもおかしくなかったはずだ!

水晶公 :

逆だよ……。

このままじゃ死にきれないから、這い出してきたんだ。

水晶公 :

さあ……時空を超えて来たれ……!

ひとたび我らに力を貸したまえ……!

水晶公 :

彼方の勇士、稀なるつわものたちよ……ッ!

エメトセルク :

おのれ……!

どいつもこいつも、あきらめの悪い……!

何と言う?

  • 決着を付けよう、エメトセルク
  • どちらの道が、続いていくか……!

 「決着を付けよう、エメトセルク」

 

エメトセルク :

いいだろう……そこまでして望むなら、最後の裁定だ!

エメトセルク :

勝者の歴史が続き、負けた方は、反逆者として名を記される。

この星の物語における悪役がどちらか、決めようじゃないか!

エメトセルク :

我は真なる人にして、エメトセルクの座に就きし者……

エメトセルク :

己が名を、ハーデス!

冥きに眠る同胞がため、世界を奪い返す者なり!

 

「ハーデス」を討伐

 

ハーデス :

さあ、己に命ありと叫ぶなら、私を倒してみせよ……!

ハーデス :

これぞ闇の力!

ハーデス :

多重詠唱……逃げ惑え!

ハーデス :

魔法のなんたるかを知るがいい!

ハーデス :

我が同胞たちよ、叫ぶがいい……!

ハーデス :

我らの想い、我らの願い、我らの祈りが、未来を掴むのだ……!

ハーデス :

そして、真なる世界の再創造を完遂するッ……!

ハーデス :

すべてを呑み込む深淵の存在よ……!

ハーデス :

光を喰らいて、闇へと還せ!

 ダージャ!

ハーデス :

なりそこないが、よく耐える……!

が、その強き想いを踏み砕いてこその勝利か……!

ハーデス :

やはり、肉体の枷を外さねばならないか……。

ハーデス :

冥きに眠る同胞たちよ……夢に抱きし想いを我に……!

ハーデス :

その想い、その願い、その祈りのすべてを、私が背負おう!

ハーデス :

我が手が掴む……この星の未来を!

ハーデス :

友の祈りよ、明日への望みよ!

 翼とならん!

ハーデス :

これが最古の魔道士だ……!

拝せよ、弱き命ども!

ハーデス :

闇よ、魔力を我に!

ハーデス :

滅びの言の葉を届けよう……!

ハーデス :

光の使徒よ、闇に沈め!

ハーデス :

堕ちよ、絶望の底に……!

ハーデス :

戒律王ゾディアークの名において、我、ハーデスが命ず……!

ハーデス :

まどろみに沈む同胞よ、その力を果てなる漆黒と成せ……!

ハーデス :

虚栄の世界に終焉を!

ハーデス :

光の力が暴走……いや、違う……!

ハーデス :

なんという……なんという、忌々しき輝き……!

ハーデス :

なりそこないどもめ……!

その輝きを、覆い尽くしてくれよう……!

ハーデス :

その輝きが、世界を……命を分断したッ!

ハーデス :

あの悲劇、繰り返させてなるものかッ!

ハーデス :

戒律王の権能によりて、ふたたび闇を広げん!

ハーデス :

終わりだ、光の化け物よ……。

ハーデス :

お前たちの想いを糧に、真なる世界を再生しよう。

ハーデス :

我が魂に、亀裂を入れるか……化け物め……!

サンクレッド :

させるかッ!

ヤ・シュトラ :

まったく、なんて力かしら……ッ!

ウリエンジェ :

今です!

この戦いに、決着をッ!

エメトセルク :

ならば、覚えていろ。

エメトセルク :

私たちは……確かに生きていたんだ。

アルフィノ :

決着だ……。

本当に、本当におつかれさま……!

アリゼー :

あなた、体は大丈夫なの!?

ウリエンジェ :

どうかなさいましたか……?

ヤ・シュトラ :

視えるのよ……彼本来の、エーテルが……。

ヤ・シュトラ :

いわばゾディアークの信徒であるエメトセルクは、光と対極を成す、闇の力を使う……。

ヤ・シュトラ :

光と闇が全力でぶつかりあったことで、あなたの中の光が……相殺された……?

リーン :

それだけじゃありません。

リーン :

エーテルの乱れによって、崩壊寸前だった魂が……なんというか……補われているんです。

リーン :

私、戦いの前、結局あなたに何もできなかった。

それなのに、なぜ……あのとき何があったんですか……!?

何と言う?

  • この世界の英雄に、託されたんだ
  • いつか、ゆっくり話すよ

 「この世界の英雄に、託されたんだ」

 

リーン :

それって……?

水晶公 :

ええと……その…………

水晶公 :

申し訳ないことをした……みんなにも……あなたにも……。

何と言う?

  • とりあえず……帰ろう!
  • つかれたから、お説教はあとで
  • ……おはよう、グ・ラハ・ティア

「……おはよう、グ・ラハ・ティア」

 

水晶公 :

ああ……おはよう……!

チャイ・ヌズ :

おい、本当にあいつらが、あっちの海に入っていったんだな!?

アーヴィス :

ええと、あいつらっていうか、大きなクジラがですね……。

ドゥリア・チャイ :

絶対にアルフィノちゃんたちよ!

それで、あの子たち何かをやりとげたんだわ!

ドゥリア・チャイ :

この空が、何よりの証拠じゃない!

チャイ・ヌズ :

ああ、きっとそのとおりだ。

チャイ・ヌズ :

だから、間もなく戻ってくるさ!

ほら……今に!

ドゥリア・チャイ :

本当に、絶対、戻ってくるわよね?

そうじゃなかったら、私……チャイ・ヌズ :

だだっ、大丈夫だから泣くな……な?

グルシル :

あっ!

見てくれ、浜辺の方!

アルフィノ :

まさか……最後に……泳いで戻ってくることになるとは……。

アルフィノ :

私はもう……げんかい、だ……。

アリゼー :

ちょっと!?

 アルフィノ!?

リーン :

た、大変です!

ウリエンジェが、いません!

サンクレッド :

どこではぐれたんだ……あいつ……。

リーン :

わ、私、探してきます!

ヤ・シュトラ :

いいわよ……きっとすぐ追いつくわ。

フェオ=ウル :

みんな、おかえりなさいなのだわっ!

 

エメトセルクの残した魔力が切れれば

アーモロートの灯は消え もとの海溝に戻るだろう

グルグ火山もいつかは落ち

あの巨大なタロースでさえ 風と雨に崩れゆく

この冒険はそうやって ここからまた始まる世界の

遠い神話になっていくに違いない

それでも――

星海に還ったエーテルが

巡り巡って 再び命として芽吹くように

その英雄の冒険は 誰かの勇気として受け継がれ

受け継いだ者の新たな一歩が また別の者を奮い立たせる

そうして 失われずに続くのだ

あなたの遥かな旅路も 道を譲った誰かの存在も

これは そんな繋がり続ける世界をゆく

ある英雄の――

 

目を輝かせた少年 :

あ、あの!

闇の戦士さま……なんだよね?

目を輝かせた少年 :

ねえ教えて!

おにいちゃんは、どこから来たの?

どうやって強くなったの!?

 

 

 

ウリエンジェ :

終わりよければ、すべてよし……しかし、今回の一件から、私は大きなことを学びました。

ウリエンジェ :

……やはり、水上を歩いたり、海を割ったりする術を、ひとつふたつ、覚えておくべきではないかということです。

ウリエンジェ :

幸い、このあと『ビスマルク』の歯を磨く仕事がありますので、あの古き妖精に、教えを乞うてみようかと……。

次の機会があれば……どうぞご期待ください。

サンクレッド :

各地から駆けつけていた連中も、散々お祭り騒ぎをしたあと、めいめいに帰っていったらしい。

サンクレッド :

といっても、しばらくはノルヴラント中で、祝杯を上げる声が絶えることはないだろうけどな。

サンクレッド :

俺も昨夜は、久々に……と思ったが、ウリエンジェの奴が、かつて俺が酔った勢いで口説いたレディたちの名を、順番に挙げてくるときた……おかげで最後まで素面だったぞ。

リーン :

[プレイヤー名]さん、お身体は……うん、正常に戻ったままですね。

本当によかった……。

リーン :

昨日は、たくさんの方が出迎えてくださって、驚きました……!

私、こんなに多くの人と知り合いになったんだなぁって、なんだか、感動してしまって……。

リーン :

みんなのあの笑顔が、ずっとずっと、続くといいと思います。

そのために自分ができること……探していきますね!

ヤ・シュトラ :

昨日の祝宴には、「夜の民」の子たちもいたのだけれど、なにせ人が多かったから、うっかり本名を披露されてしまってね……。

ヤ・シュトラ :

「夜の民」が本名を明かすのは、儀式のときか、家族にだけとされているわ。

だから、私よりも、ルナルたちが慌てちゃって……。

ヤ・シュトラ :

「もうみんな家族だと思っているから構わない」と言ったら、今度は、感極まって号泣されたわ。

まったく、手のかかる子たちなんだから……ふふ。

アリゼー :

はー……失敗した……。

祝宴ではしゃいで、いつのまにか寝ちゃってるなんて……。

アリゼー :

まあ、それだけならね……私だって、ちょっとくらいは……そう、たまには……ハメを外したりするってだけなんだけど……。

アリゼー :

目覚めたら、アルフィノが覗き込んでるんですもの!

「やあ、気持ちのいい朝だよ、君の寝顔くらい平和なね」って。

ああぁ、もうっ、どんな顔で寝てたのよ私!

アルフィノ :

昨晩は、遅くまで街のあちこちで祝宴が開かれていたようだね。

恥ずかしながら、途中で体力の限界がきたようで、気がついたら医療館のベッドで寝かされていたよ。

アルフィノ :

アリゼーも同じだったようで、隣のベッドで寝かされていてね。

彼女のあんな幸せそうな寝顔を見たのは、いつ以来かな……。

アルフィノ :

そのあと、外に出て見上げた晴れやかな蒼天を、私は、いつまでも忘れないと思うよ。

 

水晶公と話す

水晶公 :

改めて……あなたたちのおかげで、第一世界から罪喰いの脅威が去り、この地を覆う光もまた、消え去った。

水晶公 :

これですべてがもとどおり……とはいかないものの、ここから少しずつ、この世界は浄化されていくだろう。

水晶公 :

つまり、第一世界は統合から遠ざかり、原初世界における第八霊災も、防げたと言っていい。

ヤ・シュトラ :

あなたがもともといた未来に進むことはなくなった、という意味でもあるけれど……消えたりしないのね。

水晶公 :

どうやらそうらしい。

歴史から切り離されてなお、あの未来が存続しているのか……あるいは私という存在が、こちらの歴史に刻まれたからなのか。

水晶公 :

しかし……私が残ったことによって、困った事態にもなっている……。

水晶公 :

本来なら、あなた方の魂は、召喚者である私の死をもって、原初世界に返されるはずだった。

水晶公 :

だが、私がここにいるばかりに、あなた方もまた、第一世界に留まってしまっている。

アルフィノ :

帰れないのは残念ではあるが……方法なら、改めて探せばいい。

今度は、君が死ななくても済むものをね。

アリゼー :

どのみち、すぐ帰るつもりはなかったし。

こっちでお世話になった人たちを訪ねるための、おまけの時間ってことにしておくわ。

ウリエンジェ :

しかし……原初世界側の様子も気になるところではあります。

ウリエンジェ :

タタル嬢や皆さんも、一日千秋の思いで、お待ちなのではないかと……。

サンクレッド :

なあ、お前だけでも一度、原初世界に帰って、タタルたちへの報告がてら、様子を見てきてくれないか?

水晶公 :

そういうことであれば、すぐにでもここから送ろう。

ヤ・シュトラ :

私たちは、一度解散しておきましょうか。

それぞれ気になっていることもあるでしょうしね。

ヤ・シュトラ :

水晶公、その人が戻ってきたら、私たちに報せをもらえるかしら?

ヤ・シュトラ :

それから……今度は変な場所に飛ばさないようにね。

水晶公 :

だ、大丈夫だ!

ズレたりしないし、ほかの奴も巻き込まないさ!

リーン :

実は、ちょっとだけ、ほっとしてます。

すぐみなさんとお別れになったら、寂しいなって思ってたから……。

リーン :

必ずまた、戻ってきてくださいね。

……いってらっしゃい、気をつけて!

水晶公 :

では、魔器を起動しよう。

少し待っていてくれ。

 

――もう 遥か昔となった 子どものころ

唄に 本に謳われる 英雄が好きだった

それは 遥か届かぬ星のようで

何度まねしてみても 本物になれることはなく

しかし――ある日 思いもよらず 目の前で瞬いたのだ

この英雄の見据える先には 何があるのだろう

私もそれを ともに見ることが適うのだろうか――?

 

水晶公 :

やはり、簡単なことではないか……。

水晶公 :

それでも、目指して歩かなければ、永遠に届きはしない。

そのための勇気だって、もう十分にもらったじゃないか。

水晶公 :

だから……眠っている場合じゃないぞ、グ・ラハ・ティア。

 

一方 原初世界 魔導城――

 

エスティニアン :

また見張りがやられてやがる……。

ガイウス :

うぬらは、このまま西門まで進め。

状況を把握し次第、即時連絡せよ!

エスティニアン :

こいつも、迷いなく急所を斬り裂かれてるぞ。

帝国の城ってのは、ずいぶん物騒なところだな?

エスティニアン :

……悪い、軽口がすぎた。

捨てたとはいえ、ここはお前の……。

ガイウス :

構わぬ……。

我とて、この異変に乗じて潜入を企てたのだ、この者らに手向けられる言葉はない。

????:

うぐあッ……!

ガイウス :

今のは……陛下……!?

エスティニアン :

あっ、おい!

ガイウス :

ヴァリス陛下ッ!

????:

…………ガイウスか。

遅いな、貴様の役目はもうないぞ。

ガイウス :

うぬは……「何」だ……!

????:

アシエン……と言ったほうが、救いがあったか?

????:

あの化生ならば、肉体を捨てて逃亡した。

せっかく「俺」との戦いが愉しめると思ったのだが……失望だ。

????:

しかして、俺は俺の体を取り戻した……。

ゼノス・イェー・ガルヴァス :

ゼノス・イェー・ガルヴァスの魂と肉体は、ここに再び結ばれたのだ!

エスティニアン :

おい、どうする……!

盤上に置かれてたのは、とんでもない駒だったようじゃないか。

ガイウス :

うぬが言葉……我が剣にて確かめてくれようッ!

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

待て……ッ!

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

今の話に……嘘はない……。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

この者はゼノスであり……その肉体を使っていた、アシエン・エリディブスは……空を裂いて……逃げおおせた……。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

だが……ゼノス……我が愚息よ……ッ!

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

生者へと返るに留まらず、この国を掌握しようなどと……分不相応な野望を、抱いたものよ……!

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

うぬぼれるなッ!

この国の使命、歴史からの真なる解放と、人の存続!

貴様ごときに、背負えてかッ!!

ゼノス・イェー・ガルヴァス :

…………ハ。

分不相応とは、己のことでは?

貴方は、始祖から継いだ国を維持するだけのことに必死だった。

ゼノス・イェー・ガルヴァス :

俺は、貴方の窮屈で退屈な思想など継ぐ気はない。

ガレマール帝国を掌握するつもりもない。

ゼノス・イェー・ガルヴァス :

ただ……邪魔者を消しにきただけだ。

退屈な戦、くだらぬ兵器……そんなものに、俺の獲物を、奪われてなるものか。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

お前は……まさか……それだけの、ことで…………?

ゼノス・イェー・ガルヴァス :

それ以外の理由などいるまい。

俺の狩りの邪魔をするならば……

ゼノス・イェー・ガルヴァス :

ことごとく死ねッ!

ゼノス・イェー・ガルヴァス :

哀れなアシエンから聞いたぞ……。

ゾディアークにハイデリン……星の意志すら、創られた力に過ぎないのだと……。

ゼノス・イェー・ガルヴァス :

ならば次は、それを喰らって、殺しあおうぞ。

我が友よ……!

ガイウス :

ゼノス、貴様ぁぁぁぁッ!

 

タタルと話す

イジルドール :

これは、[プレイヤー名]殿。

今の所、石の家はいつも通り……安心してくだされ。

アリアヌ :

既知の蛮神対策は、アレンヴァルドが中心になって進めてくれているよ。

アリアヌ :

彼ったら、あなたが前だけを向けるようにって、すごい張り切り様でね。

補佐する私たちも気合が入ってしまうわ。

エフェミ :

おや?

もしかして賢人たちの肉体が心配なのかい?

大丈夫、皆で交代しながら看病しているさ。

 

タタル :

……えっ……あっ……あれっ!?

タタル :

ぼぼぼぼ、冒険者さん!?

本物の[プレイヤー名]さんでっす!?

タタル :

はわわわわわ……よくぞ……ご無事で……!

それに、思ったよりずっと早かったでっす!?

何と言う?

  • 時の流れに差があるせいかな……
  • もっと長く行っていたほうがよかった?

「時の流れに差があるせいかな……」

タタル :

あっ、そういえばそうでっした!

不思議な妖精さん経由でいただいたご報告でも、そう言われてまっしたね!

タタル :

こちらの方は……帝国と同盟軍のにらみあいが、まだ続いてまっす。

タタル :

なぜだか帝国軍の動きが鈍くて、大規模な戦闘が起こることもなく……いわゆる膠着状態というやつでっす。

タタル :

気をつけろと教えていただいた、「黒薔薇」という兵器についても、今のところは使われておらず……。

タタル :

ハッ、そうでっした!

その兵器の対応については、心強い助っ人さんを呼んだのでっす!

タタル :

ふふふ……私とクルルさんで、「あの人」を一生懸命に探したのでっすよ。

会ったらきっと、[プレイヤー名]さんも驚くでっす!

タタル :

ひとまず、彼に連絡を取りつつ、最新の戦況も、確認したいと思いまっす。

……ので、しばらくお時間をいただけまっすか?

タタル :

えへへ……[プレイヤー名]さん、なんだか以前にも増して頼もしく感じられまっすね。

今度、あちらでの冒険のお話も、聞かせてほしいでっす!

タタル :

何はともあれ……おかえりなさい、でっす!

 

アシエン・エリディブス :

エメトセルク……本当に消えたのか……君は……。

アシエン・エリディブス :

……ラハブレアも亡き今、私はついに、最後のオリジナルだ。

アシエン・エリディブス :

この期に及んでは、己もまた人の可能性を見誤っていたと、認めざるを得ないだろう……。

アシエン・エリディブス :

ゼノスにしても、然り……。

肉体の宿した力を、あの状態で凌駕してこようとは……。

アシエン・エリディブス :

彼に世界の真実を告げたことが、果たしていかなる展望を招くのか……もはや、私にも想像がつかない。

アシエン・エリディブス :

まったく……調停者(エリディブス)が聞いて呆れる……。

歴史の流れはもはや、私の正せぬ濁流となったのか……。

アシエン・エリディブス :

ハイデリンよ、すべてはお前の望みどおりだ。

その星は今、新しき者たちに奪われようとしている。

アシエン・エリディブス :

お前の……お前を造ったものたちの願いによって、世界の真相は伏せられたまま……彼らは、己がなりそこないの命であることすら知らない。

アシエン・エリディブス :

そうして、今の人類が憂いなく生を謳歌するほどに、我々は消え失せていくのだ。

アシエン・エリディブス :

……わかっている。

それでもまだ、我々は終わっていない。

アシエン・エリディブス :

あの英雄は、確かに過去最大の障害だ。

だが……今度こそ排除してみせよう。

アシエン・エリディブス :

策はある……。

連中を第一世界に縛り続けることができれば、最後に勝つのは、我々だ……。

アシエン・エリディブス :

お前たちは、そちらの世界で「闇の戦士」になったとか……。

ならば、運命は決まっていよう。

アシエン・エリディブス :

「闇の戦士」は「光の戦士」に討たれるのだ。

かつてお前たちが、そうしたように……!

 

サンクレッド :

やはり、間違いはないんだな……リーン。

リーン :

はい……。

この向こうに「何か」がいます。

サンクレッド :

……だが、この先どれだけ進んだとしても、続いているのは「無の大地」。

生命の存在が許されない場所だ。

サンクレッド :

俺たちとて、長居を避けたところで、体に影響が出ないともかぎらない……。

サンクレッド :

それでも……どうしても、そこに行きたいのか?

リーン :

確かにこの世界は救われました。

でも、取り戻されたわけじゃない……。

サンクレッド :

取り戻す、か……。

サンクレッド :

なら、この果てに何が待っているのか、確かめに行かないとな。

サンクレッド :

それがお前の望みなら、家族である俺が、全力で支えてやらなくてどうする?

サンクレッド :

さあ、戻って準備を始めるぞ。

リーン :

はい……!

 

 

 

 

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