近いうち無職になる計画を立てている私ですが、無職期間中にTOEICを受けて高得点を狙おうという、ぼんやりとした目標を考えています。
しかしながら、そもそもTOEICとは何なのかよく分かっていません。
分かっている事と言えば、「英語の能力を計るテスト」「900点とかだとスゴイ」「大学生はみんな受けてる」というぐらいの印象です。
改めてTOEICとは何かをインプットして、それから目標を固めていきたいと思います。
以下、調べた事のまとめです。
TOEICテストの概要
TOEICとはTest of English for International Communicationの頭文字を取った略語です。
英語の略語ってよく頭文字を取りますが、頭文字だけだと元の意味がサッパリ分からなくなるから困るよね…
TOEICの目的
TOEICの目的は、「英語を母語としない人たちの、英語によるコミュニケーション能力を測定する」という物です。
改めて考えるとこれも当然ですね。
TOEICの普及状況
TOEICテストは世界各国で実施されており、世界約150の国、年間受験者数は700万人と言われています。
2015年の日本国内の受験者数は255万人となっており、過去最高を記録したとの事です。
TOEIC|プレスリリース|2016年度|2015年度TOEICプログラム総受験者数は過去最高の277.9万人に
日本の企業や大学で英語能力の評価の基準として使われる事が多い、などといった情報もありました。この辺は今の自分には詳細すぎるので、さらっと流します。
TOEICテストの形式
世界中で共通のテストなので、問題文もすべて英語。
日本語などの英語以外の言語は一切含まれません。
TOEICスコアの形式
英検は1級、2級などでテストの内容そのものが違いますが、TOEICはそういた区分はありません。
全ての人が同じ形式のテストを受けて、10点~990点までのスコアで英語の能力を測定します。
より多くのレベルの人が現在値を測り、目標設定ができるという仕様になっています。
TOEICテストの内容
受験時間
受験時間は2時間で、リスニングに45分、リーディングに75分といった時間配分です。
マークシート形式
TOEICテストはマークシート形式です。リスニング、リーディング共に回答を選択肢の中から選んでいきます。
リスニング
リスニングの中でも4つのパートに分かれています。リスニングだけで495点満点です。
- 写真描写問題 … 写真の内容に適した表現を選択する。
- 応答問題 … 質問に対する適切な応答を選択する。
- 会話問題 … 会話の内容を聞き取り、正しい内容を選択する。
- 説明文問題 … 説明文を聞き取り、その説明に対する質問を読み、正しい答えを選択する。
リーディング
リーディングは3つのパートで構成されています。リーディングだけで495点満点です。
- 短文 … 短い文章の穴埋め問題。適切な単語を選択する。
- 長文 … 長い文章の孔むめ問題。適切な単語や語句を選択する。
- 読解 … 新聞、雑誌、Eメールなど様々な文章と、それぞれに対する問題の答えを選択する。
TOEICスコアとコミュニケーションレベル
TOEICのスコアがどの程度のコミュニケーションレベルを表すのかについて、公式サイトでスコアとレベルの対応表が公開されています。
http://www.toeic.or.jp/library/toeic_data/toeic/pdf/data/proficiency.pdf
ざっくり書きますと以下のような感じ。
- 860点 … 十分コミュニケーションできる。
- 730点 … 多少間違ってるけどコミュニケーションに支障は無い
- 470点 … 基本は身についている。通常の会話なら要点を理解し応答できる。
- 220点 … ゆっくり話したり、繰り返し言い直してもらえれば簡単な会話はできる。
だいたいこの4段階を目安に目標設定すると良さそうですね。
自分の場合は220点も厳しいでしょうな!
TOEICテストの申し込み方法
コンビニの端末か、インターネット上で受験の申し込みができるようです。
インターネット申し込みの場合はコンビニ決済かクレジットカード決済が選択できるようです。
TOEICテストのスケジュール
テストが受けられる時間や場所はインターネットで調べることが出来ます。
下記サイトによれば、年間10回、80か所でテストを実施しているようです。
だいたい2か月前からテストの受付を開始して、1か月前で締め切るようです。
意外と多いですね。
首都圏だと年10回テストを受けられそうな感じですが、場所によっては実施しない月もありそうですね。
北海道の例を見ると、札幌は年10回全て開催していますが、函館や苫小牧だと年3回と少なくなっています。
概要してはこんな所でしょうか。
いったんイメージがつかめました。
次は簡単な例文を解いてみて、自分のレベルを知る所からですね。
今回は以上です。
またよろしくお願いいたします。