応用情報処理技術者試験の過去問題集を読みながら、分かった事やら分からなかった事やらをメモしていきます。
論理演算の問題
A⋃Bとか、(S-A)⋂(S-B)がどうとか、そういうやつが問題に出ます。
久しぶりに見ると頭を切り替えるのに時間がかかった。
集合演算の公式を覚えておくと説くのが早いが、図を書いて説くのもそんなに時間はかからないと思う。
ちなみに「⋃」や「⋂」の記号をキーボードで打つときは、
「わ」「せき」で変換するとちゃんと出てきてくれます。今これを書いてて知った。
初歩的な数学の文章問題
問題文から変数を洗い出して2元1次方程式を解くような感じの問題。
中学生の数学レベル?
少し練習問題を解いて慣れておけば良し。
ハミング符号を用いた問題
「ハミング符号」というものを知らなかったので調べておく。
問題自体は形を知っていればパっと分かる。
ハミング符号とは、データの誤り検出のための符号のひとつ。
そもそも「誤り検出」とは何だろう。なんで誤っちゃうんだろうって所をこの機会に調べました。
デジタル信号の通信とはすなわち電気信号のやりとりです。
電気信号だって現実世界の影響を受けてデータがほんの一部変わってしまう事もあるのです。
参考にしたURL
ハミング符号 : データの誤り検知/訂正をインタラクティブに学ぶ | コンピュータサイエンス | POSTD
過去問題には無かったけど上記Webサイトを含めいろいろ読んだ内容もためになるのでメモしておく。
- パリティビット方式は複数のビットが誤っていた場合に誤り検出できない。
- パリティビット方式でデータ部分を小さくすれば誤りが起こる確率を減らすことができる。
- パリティビット方式で送信データ全体の長さをデータ部分の長さで割った値を「コード率」と呼ぶ。
- 誤りを検知するためにデータを複数回送る方式を「反復符号」と呼ぶ。
- 同じ長さの2つのデータの間で、対応する位置の値が違っている数を「ハミング距離」という。「何回修正したら同じデータになるか」ともいう。
- 2つのデータの長さが異なる場合の修正回数は「レーベンシュタイン距離」という。
- ハミングさんが考えた概念は「ハミング重み」「ハミング窓」「ハミング限界」とかいろいろある。
- ハミング距離の概念は反復符号の概念を発展させたもの。
- 2つの値のXORの結果の1の数がハミング距離になる。
- ハミング距離はマンハッタン距離と同じ値になる。
- ハミング符号では誤りのあったパリティビットに対応するデータの和によって誤りの位置を特定する。
- ハミング符号に全体のデータをチェックするパリティビットを一つ追加した方式をSECDED(Single Error Correction, Double Error Detection)と呼ぶ。
ハミング符号に関して、今回概要は分かったけどまだまだ人に分かりやすく説明できるほどでは無いという感じ。
とりあえずいったん知れたので良かったです。
平成29年度のに対応した過去問題集はこちら。
応用情報処理技術者試験は、その時その時のトレンドを取り入れた問題が出題されます。最新の情報をチェックしておくと良いでしょう。
平成29年度【春期】応用情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理技術者試験)
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今回は以上です。
またよろしくお願いいたします。