朝食と朝の家事がひと段落したので今日のお勉強をはじめます。今日は時間をはかっておくかな。
9時40分頃スタート。
応用情報処理技術者試験の過去問題を解きながらメモしていきます。
目標8問ぶん進める。マネジメント系の話のみになりそう。
- EVM管理に関する問題
- ソフトウェアプロジェクトの品質マネジメントに関する問題
- ITサービスマネジメントにおけるインシデント管理の問題
- ITサービスマネジメントにおける可用性管理に関する問題
- システム監査人に関する問題
- BCP(事業継続計画)に関する問題
- システムの入力フォームのコントロールに関する問題
- 営業債務管理業務に関する問題
EVM管理に関する問題
EVMの管理対象を答えさせる問題。EVMというのは記憶になかったので調べておく。
EVM(Earned Value Management)とは
プロジェクトの成果を定量的に図るための手法の1つ。
予算(コスト)と予定(スケジュール)の観点からプロジェクトの達成状況を計測する。
以下Wikipediaより引用。EVMで必要となる基本情報には以下のようなものがあるとのこと。
-
- ワーク・ブレークダウン・ストラクチャー (WBS, Work Breakdown Structure)
- 階層化され詳細化された、全てのプロジェクト構成要素のリスト
- プロジェクトのマスター・スケジュール (PMS, Project Master Schedule)
- 各タスクの納期と担当者が示されたガントチャート
- プランド・バリュー(計画価値) (PV, Planned Value)
- 当該期間末までに完了しているものとして計画された作業の予算
- アーンド・バリュー(出来高) (EV, Earned Value)
- 当該期間末までに進捗した作業を、その作業の計画価値に対する比から評価した価値
- 実コスト (AC, Actual Cost)
- 当該期間末までに実際に投入した総コスト
- 完成時総予算 (BAC, Budget at Completion)
- プロジェクトの完了時点におけるPV
上記の情報から更に下記の情報を得る事ができる。
- コスト差異 (CV, Cost Variance)
- EV - AC(0以上であれば良好)
- スケジュール差異 (SV, Schedule Variance)
- EV - PV (0以上であれば良好)
- コスト効率指数 (CPI, Cost Performance Index)
- EV / AC(1以上であれば良好)
- スケジュール効率指数(SPI, Schedule Performance Index)
- EV / PV(1以上であれば良好)
- 完成時総コスト見積り (EAC, Estimate At Completion)
- AC + (BAC - EV) / CPI
- 残作業のコスト見積り (ETC, Estimate To Completion)
- (BAC - EV) / CPI = EAC - AC
途中でFF14のモブハントに参加しつつ10時。
ソフトウェアプロジェクトの品質マネジメントに関する問題
プロセスが安定しているかどうかを管理する為に用いる手法はどれかという問題。
過去問題の1例では「管理図」の説明が書かれていた。
良く分からなかった用語をメモしておく。
管理図
「QC七つ道具」の1つとして有名らしい。
折れ線グラフの形になっており、中心線と、上方管理限界、下方管理限界の合わせて三つの基準線がある。
上方と下方の限界線内であればそれは「偶然のばらつき」であり検討しても仕方ないものとして扱う。
限界線を越えたものに関して要因を分析する。
工程が管理された状態になっているかを確認する。
実験計画法
効率的に制度の高い実験を行うための方法。
考えられる組み合わせの中かから効率の良いものを選び出すなど。
ここまで10時12分
ITサービスマネジメントにおけるインシデント管理の問題
ITサービスマネジメントにおけるインシデントに関して正しい説明を選ぶといった問題。
「ITサービスマネジメント」と「インシデント」について理解しておくと答えやすい。
ITサービスマネジメントとは
顧客に提供するサービスの品質を保つための活動。
サービス運用の維持管理と改善活動を行う為の仕組みをITサービスマネジメントシステムと呼ぶ。
インシデント管理とは
インシデントが発生した際の調査、分析と、サービスの復旧までを行う活動。
根本原因の特定などは別の管理プロセスになるといところがポイントかな。
わりと幅広い活動のような感じがするので試験の問題文自体があやふやだと非常に答えずらい。迷うようなら捨てても良い問題かもしれないと思った。
ロマサガBGMを聞きながらここまで10時24分。
ITサービスマネジメントにおける可用性管理に関する問題
可用性管理の指標とするKPIはどれかという問題。
可用性のKPIとしては稼働率、中断回数というのが正解。
ITサービスマネジメントの管理項目には他に「継続性管理」「キャパシティ管理」「サービスレベル管理」というものがある。
こういうの前職ではあまりきっちり体系立ててやれてなかったな。やろうとしても人手が足りてなかったというのもあるけど、分かっててやらないのと知らないのとではまた違うしね。
次どこかの現場に入る事があって、そういう部分がなかったらアドバイスできるようになっておきたいものです。
ここまで10時29分。
システム監査人に関する問題
システム監査人の負う責任はどれかという問題。
システム監査人てなんやねんという事で調べて置く。
システム監査人とは
下記を参考。
システム監査人とは|systems auditor : 意味/定義 - IT用語辞典
まず法律上必要な資格があるわけではなく誰でも実施して構わないとの事。
IPAが「システム監査技術者試験」を実施していたり、他に国際資格もあるらしい。
システムの状況を総合的に評価して組織の長に報告し、必要なら改善勧告を出すなどがその役割。
なかなか難しそうな仕事ですね。
エンジニアは職人気質でプライド高い人も多いからそういう人たちに外部から意見するというのはそうとうな知識と経験が必要になりそう。
ここまで10時42分
だんだん集中力が落ちてきた。
BCP(事業継続計画)に関する問題
BCPについての正しい説明文を選ぶという問題。
BCP(Business continuity planning)というのは災害等が発生した際に事業を継続できるように準備しておく活動のこと。
この観点から考えればさほど詳しくしらなくても問題には答えられると思う。
気になったことだけメモしておく。
- BCP発動、業務再開、業務回復、全面復旧の4フェーズに分かれている。
- BCPマニュアルの開発は分析、ソリューション設計、実装、テストと検収、維持修理と運用の5フェーズに分かれる。
- 火災は影響を受けた事業の44%を凍結するというデータがあるのでBCPの運用とテストはとても重要。
BCPに関して深堀りするには更なる時間が必要になるのでとりあえずさらっと流しておく。
ここまで10時52分。
1時間ぐらいで集中力切れまくりなんだなーと気づく。10分ほど休憩入れてあと2問やろう。
システムの入力フォームのコントロールに関する問題
架空のシステムの画面の絵が示されて、そのコントロールの種類を答えるという問題。
入力エラーを表示する画面が定時されて、答えの選択肢は「エディットバリデーションチェック」となっている。
仕事の現場では単に「バリデーション」と呼ぶのが普通だと思う。
「このコントロールはどれか」という聞き方をされるが、この質問のされ方自体に違和感を感じてしまい戸惑った。試験では現場等では聞きなれない言葉の使い方が飛び出すのでこういう所でも過去問題で馴れて置くのが試験においては重要なのかなと思った。
問題文の中に出てきな聞きなれない言葉をメモしておく。
コントロールトータルチェック
入力データの特定の項目の合計値を決めておいて、入植された値と等しいかをチェックする方法。
現場ではあんまり使った事が無い。
「コントロールトータルチェック」でぐぐった時に情報処理技術者試験の過去問題のページが一番上に出てきてしまう時点で、現場ではあまり通じる言葉ではないよーな気がしてしまう。
プルーフリスト
入力データを加工せずそのまま印刷したもの。
入力元となったデータと照合して間違えが無いかを確かめる為に利用する。
ここまで11時31分。
朝食で出た洗い物を片付けて、
まとめ買いした肉を100グラムずつ分けて冷凍して、
お茶を入れたりしてたら20分経ってた。
そして過去問題について調べている間もネット作業用BGM選ぶのに時間をかけちゃったりと集中力はもはや虫の息。
営業債務管理業務に関する問題
情報処理技術者の試験でこんな問題も出るのかよ~と言いたくなる問題。
売掛金がどうとか、知っていても損ではないにしてもエンジニアの試験に必要な項目なのかね…
全然わからないけど問題を解くのに必要であろう情報をメモしておく。
- 内部統制とは、法令違反などの不正が起きないように企業内で統制すること。
- 統制環境、リスクの評価と対応、統制活動、情報と伝達、モニタリング、ITへの対応の6要素で構成される。
- 販売を担当する部門が顧客との関係から不正を行わないように管理する事が基本。
ここまでで11時44分。
今日は以上とします。
勉強開始からだいたい2時間で、うち20分は完全に席を立って別のことをし、さらに20分ぐらいはYoutube見たりゲームの画面を見たりしていた。
それでもとりあえず勉強はすすむので問題無し。
ペースを上げる必要性は今のところないし、のんびりやります。
ここまで過去問題を見ていて何度も思うのは、現場ではまず使わないであろう知識だったり、あんまり馴染みのない言い回しが出てくるという事。
試験特有の表現に馴れておかないといけないと思うけど、自分はこの「試験のための勉強」というのが大嫌いなのでそこだけはツライ。
いろいろ知らなかった事に気づける事も多いのでもちろん勉強するメリットも大きいです。
それではまたよろしくお願いいたします。
平成29年度のに対応した過去問題集はこちら。
応用情報処理技術者試験は、その時その時のトレンドを取り入れた問題が出題されます。最新の情報をチェックしておくと良いでしょう。
平成29年度【春期】応用情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理技術者試験)
- 作者: 加藤昭,高見澤秀幸,矢野龍王
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2016/12/20
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る