応用上処理技術者試験の過去問題を見ながら分からなかった事などをメモしていきます。
午後の問題も残り6問。うち2問を見ていきます。
スマホアプリの開発に関する問題
スマホアプリ開発についての問題かと思いきや、サスペンド機能や加速度センサーの説明とかがされています。
解いた問題が平成24年度版ということもあり、スマホアプリの開発案件が増えてきた時期になると思います。
問題も流行りに合わせて作られるようになっています。
しかしながら問題の難易度はかなり低く、スマホアプリ開発の経験が本文を読めばだいたい解ける形式になっています。
流行りの技術に関する問題は実は点を取りやすいのかもしれません。
オブジェクト指向設計に関する問題
架空のシステムの仕様の文章と共に、クラス図、ステートマシン図が定時されます。
図の穴埋めをしたり、間違いを指摘する問題が出題されます。
オブジェクト指向設計に関してはほぼ理解しえいるので問題ないですが、怪しいところだけ確認しておきます。
コンポジション
継承を使わずに特定のクラスの機能を自分のクラスに持たせる事。
フィールドとして特定クラスを持つ事で実現する。
凡化
凡化というのはつまり「継承」のこと。
多重度
2つのクラスの関連において、それぞれが持てるインスタンスの数を現したもの。
業務上で「凡化」とか「コンポジション」ってあまり使わなかったのでぱっとイメージがわきませんでした。
開発の現場だと「継承」とか「メンバ変数」とかって言うのが多いんじゃないかなぁと思います。
今日はスマートフォンアプリの開発とオブジェクト指向設計まで見ました。
ここまで応用上処理技術者試験の問題を見ていて気が付くのは、問題文中にUMLなどの補足説明がけっこう入っているという事です。
このためUMLの記号をすべて完璧に覚えていなくても、問題文を見て確認しながら解く事ができるようになっています。意外と優しい部分もありますね。
ただし「凡化」や「コンポジション」といった言葉の意味までは解説されていませんので、しっかり覚えておくことが大事です。
平成29年度のに対応した過去問題集はこちら。
応用情報処理技術者試験は、その時その時のトレンドを取り入れた問題が出題されます。最新の情報をチェックしておくと良いでしょう。
平成29年度【春期】応用情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理技術者試験)
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