2017年春期の過去問題を解いていく、その9。
思考過程をメモしながら解いていって、最後に答え合わせ、考察を入れます。
ちょっと一つの問題を解くのに時間がかかりすぎているので、今回から簡略化して書きます。
2017年の各種過去問題は以下のウェブページから自由に閲覧できます。
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:問題冊子・配点割合・解答例・採点講評(2017、平成29年)
今回は午後の問題の問4から。
午後の問題は選択式ですが、いちおうすべての問題を見ていこうと思います。
問4
問題4、設問1
(1)ライブマイグレーション
(2)負荷分散装置によるアクティブ/アクティブ方式
(3)自動再起動
(4)シンプロビジョニング
問題4、設問2
廃止するサーバー6をどのように考えるかがポイントとなる。
サーバー6が無くなってもシステムで必要なCPUやメモリのリソース量は変わらないと思うんだけど、どうも文脈からサーバー6が使用していたリソースは考えなくするような雰囲気…
いまいち理解できないが、素直にサーバー6で使っていたぶんのリソースを差し引いて計算してみる。
a:54
b:44
c:71
問題4、設問3
わざわざ分散しているので、理由がいずれかの物理サーバーにおけるリソースの「最小化」になるのはおかしいのでアとウになる。まあ平均化かなぁ。
私の答え:イ
問題4、設問4
会計システム以外の性能低下を、容認するということなので、会計システム以外のリソースを減らして会計システムに割り当てるという事だよね。
会計システムとそれ以外のシステムが稼働する物理サーバーを切り分ける(34文字)
答え合わせ
- 設問1(1) ライブマイグレーション 正解
- 設問1(2) アクティブ/アクティブ方式 正解
- 設問1(3) 自動再起動 正解
- 設問1(4) シンプロビジョニング 正解
- 設問2 a 54 正解
- 設問2 b 44 正解
- 設問2 c 71 正解
- 設問3 イ、エ 不正解
- 設問4 会計システム構成する各サーバーに割り当てるリソースの下限値を設定する 不正解
9問中7問正解。
考察
意外と正解率高かったけど、解くのに時間かかってしまった。
配点もよくわからないので、設問4の配点が高い場合はあぶない。
設問3は問題文をよく見ていなかったために、複数回答を選ぶことができなかった。こういうパターンを無くすにはどうしたらいいんだろうか…
設問4はリソースの下限値の設定というのをすっかり忘れていた。似た問題がまた出れば、対応できそうだが、出るかなぁ。
今回は以上です。