応用情報処理技術者試験の過去問題を解いて対策を考えます。
今回は2016年春期のネットワーク分野の問題。
選択問題で、テーマは「スイッチ間の接続経路の冗長化」です。
VLANのネットワーク図や設定内容は少し見慣れてきた。
2016年春の午後の問題は以下で見れます。
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/mondai_kaitou_2016h28_1/2016h28h_ap_pm_qs.pdf
私の解答解
- 設問1 a オ
- 設問1 b ア
- 設問1 c ク
- 設問1 d カ
- 設問2 ポートIDをp2からp10に変更する
- 設問3 (1)サーバー名:部署2サーバ
- 設問3 (1)理由:パケットが部署2サーバーに到達してしまうため
- 設問3 (2)e VLAN10
- 設問3 (2)f VLAN20
- 設問4 イ、ウ
8/10
考察
選択式の問題はあんまり考えなくても分かるので助かる。
ブロードキャストストームとかは午前の問題を勉強している時に出てきたので、勉強の成果もあったと思う。
VLANの根本的な部分をもうちょっと理解しないと記述式の問題を取るのは難しいのかもしれない。
分からなかった言葉
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SPT … Spanning Tree Protocol。LAN内でループ構成を回避するためのデータリンク層の通信プロトコル。
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ブリッジ優先度 … SPTにおいてルートブリッジを決める値。小さいほど優先度が高い(ルートブリッジになる)
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パスコスト … ルートブリッジに最も近いポートを決めるための、ポートに割り当てられるコスト。
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リンクアグリゲーション … ポートトランキング。複数の物理ポートを束ねてスイッチ間の帯域幅を拡大する。回線の冗長化になる。
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ポートID … VLANスイッチのポートに割り当てられたID。
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ポートVLAN … ポートベースVLANとも。LANスイッチのポートにVLAN番号(VLAN ID)を設定する方法。
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タグVLAN … MACフレームにVLAN番号を記したタグ情報を挿入する方法。PCやLANスイッチがタグを確認してどのVLANのものかを確認する。
以上です。