FF14のパッチ4.1「英雄の帰還」メインクエスト「廃王の黄金」のセリフ集です。
無事に財宝を発見した3人組は、リセのところに報告に向かうようです。
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アラミガン・クォーターのアレンヴァルドは、ニヤニヤしている。
アルフィノ :
なんだか最近、からかわれる頻度が増してきた気がするぞ。
何故だ……何故こうなってしまったんだ……!?
アレンヴァルド :
冗談はともかくとして、せっかくの朗報なんだ。
「廃王の黄金」を発見したってことを、リセに報せてやらないか?
アルフィノ :
そうだね、きっと喜んでくれることだろう。
確か彼女は、会議のために市街地に来ているはずだ。
「リセ」に声をかけるとしよう。
アラミガン・クォーターのリセと話す
リセ :
珍しい取り合わせね。
三人そろってどうしたの?
アレンヴァルド :
リセに報告したいことがあるんだ。
[プレイヤー名]が見つけた、ある物についてね。
リセ :
廃王テオドリックの隠し財宝を発見したですって?
すごいじゃない!
アレンヴァルド :
それで、財宝の使い道なんだが……貧しさに苦しむアラミゴの人々のために使ってもらいたいんだ。
リセ :
アレンヴァルド……。
アルフィノ :
王宮の地下監獄から、財宝の秘匿場所までの地図も作ってある。
後ほど、解放軍の闘士の中から、信頼できる者たちを選抜して、回収に向かわせてもらえると、ありがたい。
リセ :
わかったわ。
あなたたちの想い、決して無駄にしないって約束する。
しっかりと使い方を考えないといけないね。
アレンヴァルド :
ありがとう。
アレンヴァルド :
それと、もうひとつ提案がある。
アルフィノに「廃王の黄金」を元手にした支援策について、検討してもらいたいんだが、どうかな?
アレンヴァルド :
俺は、細かいことが苦手な性分だし、何より学がない。
単に金をバラまくだけじゃ、問題が解決しないことはわかるが、具体的にどうすればいいのかまでは、頭が回らないんだ。
リセ :
いい考えだね。
……アタシからもお願いさせて。
中立の「暁」からの視点で、案を作ってもらえると嬉しいな。
アルフィノ :
……了解だ、任されよう。
解放軍の闘士 :
リセ隊長!
緊急事態がッ!
リセ :
ちょっと落ち着いて……。
そんなに慌てて、どうしたっていうの?
解放軍の闘士 :
解放軍に抗議したいことがあると、市民たちが集まってきていて、大変なことになっているんです。
とにかく、現場まで来てくださいッ!
メ・ナーゴ :
みなさん、どうか落ち着いてください!
刺青をした男 :
落ち着いていられるかってんだ!
ここにいるのは、わかってるんだぞ!
興奮した市民 :
あの売国奴を、皆の前に引きずり出すのよ!
激昂した市民 :
そうだ、そうだ!
リセ :
これは……いったいどうしたっていうの?
メ・ナーゴ :
どこから漏れ伝わったのか、フォルドラが、ここに収監されているのを知って、市民たちが押し寄せてきたんです。
刺青をした男 :
やっぱり、あの「髑髏の処刑人」が、ここにいるってのは、本当だったんだな!?
刺青をした男 :
アンタら、何をグズグズしてるんだ!
あの魔女をここに連れてこい!
俺たちの手で、八つ裂きにしてやるッ!
リセ :
八つ裂きだなんて……それじゃ、帝国のやり方と何も変わらない!
みんな、もっと冷静になろう!
興奮した市民 :
冷静になれですって!
?
私の婚約者は、髑髏連隊に殺されたのよ!
恨みを晴らさせてちょうだい!
激昂した市民 :
俺の親父もそうだ!
刺青をした男 :
奴は魔女だ!
売国奴だ!
アンタら解放軍だって、仲間をたくさん殺されたんだろう?
だったら、なんだって奴を隠そうとするんだ!
????:
やれやれ……。
騒乱が生じたと聞いて、来てみれば……。
ラウバーン :
聞け、アラミゴの同胞たちよ!
ラウバーン :
諸君らの怒りも、嘆きも、悲しみも、吾輩もまた、この胸に感じている!
ラウバーン :
痛いほど……そう、まさしく痛みとなって感じられるのだ!
ラウバーン :
だが、考えてほしい!
帝国軍に連れ去られたまま、未だ戻らぬ同胞のことを!
彼らの帰りを待つ、恋人、家族、友人たちのことを!
ラウバーン :
行方の知れぬ彼らは、いずこにいるのか?
これを調べることもまた大切なことのはず!
ラウバーン :
復讐、あるいは正義を求める声は、よくわかる。
ラウバーン :
だが今少しだけ、その決断を下すのを待ってほしい!
殺すのは容易いが、死者に真実を問うことはできないのだから!
ラウバーン :
我らアラミゴの民は、今や新たな国造りを始めている!
ゆえに吾輩は、すべての同胞たちを前に訴えたい!
ラウバーン :
新たに国を担うことになる者たちが、真実を知ることができず、迷うことがあってはならないと!
ラウバーン :
罪人たちを、裁きの場に引き立てる役割は、彼ら新政権の担い手にこそ、任せようではないか!
ゆえに今は辛くとも、この燃え上がる心を鎮めるべきなのだ!
刺青をした男 :
わかった、わかったよ……。
ただ、どうしても……俺は……。
リセと再度話す
アルフィノ :
フォルドラたち髑髏連隊は、人種的にはアラミゴ人ではあるが、帝国人として振る舞ってきた。
多くのアラミゴ人にとって、彼女たちは同族殺しと映るだろうね。
アレンヴァルド :
敵ではあるが、捕虜を引きずり出して八つ裂きだなんて、いい気持ちのする言葉じゃあないぜ……。
ラウバーン :
20年間の帝国支配によって、積もってきた恨みを思えば、騒ぎ立てるのも、わからなくもないのだが……。
なかなかどうして、頭が痛い話だ。
メ・ナーゴ :
ラウバーン局長の言葉には力がありますね。
市民たちを解散させてくれて、本当に助かりました……。
リセ :
……ありがとう、ラウバーン。
怒っている人たちの声を聞いたら、なんだか呑まれちゃって……。
ラウバーン :
難しい問題だな。
彼らが抱く怒りは、アラミゴ奪還に向けた戦意の源でもあった。
目的が達成された今、その感情が無節操な私刑に向かいつつある。
メ・ナーゴ :
はい……。
今回の騒動以外にも、各地で私刑の動きが見られるんです。
メ・ナーゴ :
帝国統治下で、帝国人たちに取り入ることで、利益を得ていた人たちが、売国奴と呼ばれて非難されていて……。
暴力沙汰も、何件か報告されているのが現状です。
メ・ナーゴ :
ゼノスをはじめとする帝国軍の将兵たちを埋葬した墓まで、荒らされたという話もあるくらいで……。
リセ :
ギラバニアに生きるすべての人たちが、種族や性別、出身にかかわらず、協力する国を造りたい。
そんな理想を掲げてみても、現実は厳しいね……。
リセ :
でも、沈んでばかりはいられない。
これからアラミゴを、どんな体制の国にするのかを決めるため、代表者会議が開催されるんだから……!
アレンヴァルド :
代表者会議……?
リセ :
ええ、アラミゴ都市内だけではなく、各地の集落や、ギラバニアの外に逃れていた難民たちに、代表者を派遣してもらって、国造りについて話し合うんだ。
リセ :
もちろん、アナンタ族やキキルン族といった、獣人種族に対しても、参加を呼びかけているよ。
ラウバーン :
この会議だけは、何としても成功させねばならん。
アラミゴという国の未来を左右する、大切な時期だからこそ、フォルドラの処遇を巡って、対立が広がるのは避けたいところだな。
メ・ナーゴ :
ただ、フォルドラのことですが、これまでの行動から、処刑を求める意見もわかるんです。
何より、獄中の彼女自身が死刑を求めていますし……。
リセ :
ナーゴ!
それはしないって、言ったはずでしょう!
?
リセ :
彼女を処刑すれば、みんなの気持ちが鎮まるかもしれない。
でも、死と恐怖で国を導いてしまったら、廃王テオドリックや、ゼノスと何も変わりがなくなってしまう。
アレンヴァルド :
なぁ、フォルドラと面会させてくれないか?
俺は戦いの最中で、彼女の過去を垣間見ているんだ。
アレンヴァルド :
彼女がやってきた行為は、もちろん許せないものだろう。
とはいえ、生まれついた時代に翻弄された部分だって、確かにあったはずだから……俺は…………。
リセ :
……わかった。
面会するつもりなら、「捕虜収容所の衛兵」に声をかけて。
アタシも彼女と話してみたいから、同行させてもらうわ。
ラウバーン :
それでは吾輩は、任務に戻るとしよう。
件のフォルドラが処置を受けた、研究所の調査の途中だったのでな。
難しい局面だが、あまり感情に流されぬよう気を付けるのだぞ。
捕虜収容所の衛兵と話す
捕虜収容所の衛兵 :
捕虜との面会でありますか?
フォルドラ・ルプス :
誰かと思えば……。
揃いも揃って、敗者を嘲笑いに来たのか?
フォルドラ・ルプス :
いや、それともようやく、私の願いを聞き届ける気にでもなったのか?
この無駄な命を終わらせてくれるなら、歓迎してやるぞ。
リセ :
どちらでもないよ。
リセ :
言ったでしょう、生きさせるって……。
でも、それは嘲笑うためでも、勝ち誇るためでもない。
フォルドラ・ルプス :
無駄なことを……。
フォルドラ・ルプス :
そう、全部無駄なんだよ。
もう生きている意味なんて、これっぽっちもありはしない!
フォルドラ・ルプス :
仲間たちは、ほかならぬ私の手で死に、そして、私はお前たちに敗れた……!
もう生きている意味なんて……!
アレンヴァルド :
そうじゃないだろ!
今さら、本音を隠そうとするなよ!
アレンヴァルド :
アンタは、冷酷だったけど、馬鹿じゃない。
すべてを投げ打ってでも、未来のため自由を掴もうとした!
アレンヴァルド :
それが、仲間の死を踏み台にすることだとしても、アンタの決意だけは、誰がどう言おうと本物だったはずだ!
アレンヴァルド :
俺は……俺は、それを知っている!
フォルドラの母 :
フォルドラ!
さあ、よそ見をしないで、ちゃんと歩いてちょうだい。
今日の晩餐会には、ガイウス閣下もいらっしゃるのよ。
フォルドラ :
はーい。
フォルドラ :
ねえ、お父さん、ガイウスかっかってだぁれ?
教えて、教えて?
フォルドラの父 :
また、フォルドラの教えて、教えてがはじまったね。
フォルドラの父 :
いいかい、ガイウス閣下は、ここアラミゴの総督を務める立派な御方さ。
はやく行かないと、お目通りできなくなってしまうよ。
不満を抱えた属州民 :
ケッ……売国奴が……。
フォルドラ :
ねえ、お父さん、ばいこくどってなぁに?
教えて、教えて?
不満を抱えた属州民 :
ヘッヘッヘ……売国奴ってのはな、嬢ちゃん。
国や仲間を売り払って、自分だけが美味い汁を吸おうとする、お前の父ちゃんや母ちゃんみたいな、薄汚いクズ野郎のことさ!
フォルドラ :
お、お父さんも、お母さんも、優しいんだよ!
クズなんかじゃないもん!
不満を抱えた属州民 :
その優しさってのはな、俺たちの血で出来てるんだよ!
……卑しいガキめッ!
フォルドラの父 :
危ない!
フォルドラの母 :
ああ、軍人さん!
どうかお助けください!
主人が……娘が……!
帝国軍の千人隊長 :
栄えあるガレマール帝国軍は、属州民同士の喧嘩になど、付き合っているヒマはない。
フォルドラの母 :
そ、そんな、私たち一家は、市民権を持っているんですよ……!
フォルドラ :
お、お父さん……怖いよぅ……。
フォルドラの父 :
大丈夫……大丈夫だ……。
いずれ、みんなわかってくれる……。
反抗だけが、生きる道じゃないんだ……。
帝国軍の千人隊長 :
蛮族同士の小競り合いなど、好きにさせておけ。
ガス抜きには丁度いい……。
フォルドラの母 :
フォルドラ、行かないでちょうだい!
貴女は市民権を持つ、立派な帝国人なのよ!
だから、軍に志願する必要なんてないわ……!
フォルドラの母 :
貴女……その刺青は……!
フォルドラ :
見れば、わかるでしょう?
死んだ父さんと同じ、アラミゴ伝統の刺青なんだから。
フォルドラの母 :
そんなことをしたら、あなたも「蛮族」だって思われてしまうわ!
フォルドラ :
私も帝国人なんじゃなかったのかしら、母さん?
フォルドラ :
結局、そういう事よ。
いくら市民権を持っていたって、生粋のガレアン族からは、蛮族と呼ばれ、同じ帝国人とは見てもらえない……。
フォルドラ :
だったら、軍に入って、誰にも文句を言わせないほどの力を手にするしかないんだ。
父さんのように、ならないためにも……!
フォルドラ :
アンスフリッド、フルドルフ、エメリン……!
覚悟はいいね!
フォルドラ :
私たちは力を手に入れる……。
どんなに苦しくとも、たとえこの中の誰かが死のうとも……その屍を踏みしめて少しでも上へ……自由を掴むために!
アレンヴァルド :
アンタ、人柱になるつもりじゃないのか?
自分が憎しみを背負って処刑されれば、民衆の心は団結する。
だから……!
フォルドラ・ルプス :
違う……!
アレンヴァルド :
死にたいだけなら、いくらでも機会はあったはずだ。
服なり毛布なりを使えば、首だって……!
それをしないのは……!
フォルドラ・ルプス :
黙れッ!
アレンヴァルド :
いいや、黙るものかよ!
だって俺は……!
フォルドラ・ルプス :
……そうか貴様ら、私の過去を視たな!?
フォルドラ・ルプス :
だが、貴様らが視たものなど、私の……私たちのほんの一部だけだろうがッ!
フォルドラ・ルプス :
知った風なことを、二度と口にするな!
私は、お前たちが考えるような女じゃない!
フォルドラ・ルプス :
結局は父を殺した奴らを、父を見捨てた奴らを、見返してやりたかっただけだッ!
……こんな紛い物の力にすがってまでなッ!!
フォルドラ・ルプス :
こんな人の手に余る力を持って……なんで……平然としていられるんだ!?
フォルドラ・ルプス :
わけのわからない、他人の人生を見せられて……苦しんで、裏切られ、身勝手な想いを託されてまで……どうして、お前は歩みを止めない……どうしてッ!
何と答える?
- ……観た通りだ
- 託された思いがある
- 守りたいものがある
「観た通りだ」を選びます。
フォルドラ・ルプス :
クソッ……クソッ……!
リセ :
時間だけは、まだある……。
だから、もう少し、これからのことも考えてみてよね。
リセ :
行こう、みんな……。
「復讐と正義」は以上です。
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