劇場版アニメ「この世界の片隅に」を観ました。
テーマは「広島」と「戦争」という事で、多くの日本人にとって忘れてはならない重要なテーマってところですかね。
忘れてはならないといっても、自分も生まれる前の出来事ですけどね。
戦争に関して、それに戦争によって起きた普通の人たちの生活の変化に関して、文章や映像から伝えられている情報からでも十分に戦争の悲惨さというものは伝わってきますね。
この作品の舞台は広島から20Km離れた呉(くれ)という地域のようで、度々空襲があった場所とのこと。
呉でのすずの暮らしという視点から、戦争の時代を描いた作品でした。
戦争の映画なので、そりゃあもう悲しい事がおきます。
とはいえ「火垂るの墓」のような、悲惨なところばかりを描くわけでもなく、主人公「すず」の人生や力強く前向きな姿もしっかりと描かれていて、救いや温かさを感じる作品でした。
面白かったのでオススメ。
短いですが、観た記録として。以上。