さんごー日記。

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映画「風と共に去りぬ(原題:Gone with the Wind)」スカーレット・オハラのタフに惚れた!ネタバレ感想。

こんにちは。さんごーです。

 

「風と共に去りぬ」という映画を観ました。

映画の紹介と、ちょっとネタバレ感想を書きます。

 

紹介といっても、超有名な映画なので知っている人も多いでしょうけどね!

全体的にちょっとずつネタバレしているので、これから映画や小説を観ようと思っているかたはご注意ください。

 

以下が記事の内容です。

 

「風と共に去りぬ」概要

どんなお話し?

舞台は1860年代の南部アメリカ。

裕福な家庭でそだち、わがままな性格の少女「スカーレット・オハラ」の激動の反省を描いた作品です。

 

ヒロインのスカーレットが南北戦争という激動の時代に翻弄されながらも強く生き抜いていくというストーリーです。

 

スカーレットはアシュレーという男性を愛しますが、アシュレーは別の女性メラニーと結婚してしまいます。

 

腹いせに別の男性と結婚してしまうスカーレットですが、それでもアシュレーのことを忘れることは出来ません。

 

そんな事を知ってか知らずか、アシュレーの妻であるメラニーはスカーレットを親友として、命の恩人として慕い続けます。

 

そこに更にレット・バトラーという男が現れ、スカーレットに惚れてしまう。

 

なかなかに複雑な恋愛模様ですが、これが戦争を通じで更にややこしくなっていくわけです。

 

アシュレーが戦争に発つ前、スカーレットに「メラニーを頼む」と言い残していきます。

個人的にはここがこの作品のポイントだと思ってます。

この約束のおかげでスカーレットは邪魔ものであるはずのメラニーを命がけで守っていく事になるのですが、これがもう本当に泣ける…

一見わがままなスカーレットの優しさ、弱さ、力強さに感情移入すると、涙せずにはいられません。

 

原作は同名の小説

「風と共に去りぬ」はもともとは小説です。

日本語訳も出ています。

 

新潮文庫版は全5巻。大作ですね。

風と共に去りぬ 第1巻 (新潮文庫)

風と共に去りぬ 第1巻 (新潮文庫)

 

 

小説が出版されたのは1936年。80年以上にもわたって読み継がれている、もはや古典となった永遠の名作です。

 

風と共に「去った」ものとは?

「風」とは「南北戦争」のことで、歴史の旋風というニュアンスに置き換えられます。

そして「去った」ものとは、スカーレット達がくらしていたアメリカ南部の生活や文化のこと。

 

戦争という激動ともに失われた南部アメリカの文化や人々を現したタイトルというわけです。

 

「風と共に去りぬ」の見どころ

作品の見どころを3つにしぼって紹介します!

 

見どころ1.ヒロイン「スカーレット・オハラ」のタフさ

上でも少し書きましたが、ヒロインであるスカーレット・オハラのタフさが魅力です。

 

恋的であるメラニーを、片思い相手のアシュレーからのお願いに従って命がけで守り続ける姿に胸が打たれまくるわけです。

メラニーはアシュレーの子を身ごもっているわけですが、まさに子供が生まれるという時に北軍の進行が始まってしまいます。

ここで身動きできないメラニーを置いてスカーレットだけ逃げ出す事も出来るわけですが、アシュレーとの約束と、人間としての道徳心からメラニーを見捨てる事が出来ないわけです。

 

そして命からがら逃げ延びた先でもスカーレットは働きます。

メラニーと子供、使用人(奴隷)や家族を守るために農業に精を出し、やがて工場まで運営して富を築きあげていくのです。

もう、超タフなんですね。

 

最初はわがままお嬢様だったのに、誰よりも力強く生きる姿を見ると応援したくなります。

そんなスカーレットのタフさがこの作品の魅力の中心にあると、私は思います。

 

見どころ2.南北戦争を通じて、戦争の悲惨さが伝わってくる

冒頭のシーンは裕福な家庭の園遊会ではじまりますが、それもつかの間、瞬く間に南北戦争の戦火が広がっていきます。

メラニーと結婚したばかりのアシュレーも、結婚してすぐに戦地へ発ってしまいます。

 

裕福な暮らしはあっという間に失われ、スカーレットも看護婦として働き始めるのです。

命からがら故郷のタラに逃げ延びるも、屋敷には食料や金品は強奪されて残されておらず、母は無くなり、父は戦争のショックから精神を病んでしまう…

 

戦争が終わっても北部の搾取にさらされ、貧乏な暮らしから抜け出す光は見いだせない。

それはもう、絶望なわけです。

 

反戦をテーマにした映画ではないですが、アメリカの人々にも戦争の悲惨さをつたえる材料になっているの部分があるかもしれないですね。

 

私は南北戦争を描いた映画は私はあまり見た事がなかったですが、どんな戦争もやはり悲惨な思いをする人々がいる。

その時代に思いをはせると、つらい気持ちになりますね。

 

見どころ3.苦労を重ねたスカーレットに容赦なく降りかかる苦難

最後の見どころは、なんといってもラストです。

(完全にネタバレです)

 

戦争を乗り越え、裕福な生活を手にし、レットという夫と娘を授かるスカーレット。

しかしアシュレーへの想いを完全に捨てられないスカーレットは、レットとの夫婦生活がうまくいきません。

 

レットが家を出てしまったり、でもまた戻ってきたり、夫婦はすれ違いを繰り返します。

そして、とある事故でなんと娘は他界。

夫は錯乱。

メラニーが倒れる。

不幸が雨あられとスカーレットのもとに降り注ぎ続けます。

最後は夫のレットにも別れを告げられてしまい、一人になってしまうのです。

 

もう悲しすぎる!どうすんのこれ?スカーレットかわいそすぎやろ!?

 

スカーレットはそれはもう泣き続けますが、最後は故郷のタラを思い出し、希望を見出し、再び1人で前に進みだす決意をします。

 

スカーレットかわいそすぎるし、それでも立ち上がる姿が力強くて、健気で、観ていてトリハダたってしまうほど感動する…そんなラストシーンです。

 

まとめ

まとめますと、これはスカーレット・オハラという一人の女性が激動の時代を生き抜く叙事詩的物語です。

 

南部の生活や思い出、身近な人たちも風と共に去っていきました。

 

それでも人は再び立ち上がり、歩いて行ける。

 

人間の力強さ。素晴らしさを感じる事の出来る、まさに不朽の名作。それが「風と共に去りぬ」という映画です。

 

まだ観た事のない映画ファンの方は、是非観ておきましょう!

 

「風と共に去りぬ」を見る方法

風と共に去りぬを見る方法を、リンク付きで紹介していきます。

 

Amazonビデオにて有料配信中です。ハイビジョンで199円で見れるので、お手頃価格ですね。

風と共に去りぬ (字幕版)

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NETFLIXでも視聴可能です。レットの吹き替え声優さんが大塚明夫さんなところが個人的に素晴らしいですw

www.netflix.com

 

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以上、「風と共に去りぬ」について簡単にまとめてみました。

良い映画なので本当におすすめ!

それではまた!