こんにちは。さんごーです。
映画の「茄子 アンダルシアの夏」を観ました。
黒田硫黄さんの漫画短編集「茄子」からのアニメ映画化作品です。
主人公の「ペペ」はスペインの自転車ロードレースでひたすらに走っています。
彼は何のために走るのか。
レースではどんなドラマが巻き起こるのか。
誰が1番にゴールし、ゴールした者には何が残るのか。
気になりますなぁ!
ではネタばれ感想です。まだ観てない人はご注意。
この記事の内容。
「茄子 アンダルシアの夏」概要
ひたすら自転車レース
舞台は南スペイン。
主人公の「ペペ・ベネンヘリ」は世界的な自転車ロードレースの大会「ブエルタ・ア・エスパーニャ」に参加しています。
タイトルにもある「アンダルシア」とは、レース中に通る事になるペペの生まれ故郷の街の名です。
心の中で葛藤しながら走り続けるペペと、それを応援する兄や友人達。そんな風景から映画始まります。
レースを走りながらスポンサーに解雇を言い渡されるペペ。
弟のペペを応援しながら、レーサーになれなかった自分の過去を思い出す兄。
リアルに描かれる自転車レースの合間に挿入される複雑な人間関係。
ゴール直前のスプリント。優勝するのは誰なのか。
同じ恋人を取り合った兄と弟はレース後にどんな言葉を交わすのか。
47分という短い上映時間ですが、とても繊細な人間ドラマが描かれています。
スペイン名物?「茄子のアサディジョ漬け」
タイトルにあるもう一つのキーワード「茄子」は、黒田硫黄さんの漫画短編集のタイトルから来ています。
映画の中では南スペイン地方の郷土料理として「茄子のアサディジョ漬け」が登場します。
黄色に染まった小茄子の漬物で、とても美味しそうですが、この郷土料理は実際には南スペインには存在しない、架空の料理とのこと。
架空の料理ですが作中では存在感バツグンでして、ペペの兄の結婚式でも大量の茄子のアサディジョ漬けがふるまわれます。
この料理はワインと一緒にやるのが作法でして、ビールでやる奴はたたき出されちゃうので注意が必要です。
食べ方にも流儀があって、ナイフやフォークを使わずにヘタの部分を指でつまんで、口を大きく上に開けてパクっとやるのが正しい食べ方なのです。
アニメーション監督がスタジオジブリの方ということもあり、食い物の表現も、料理の食いっぷりも本当に「美味そう」。
印象に残る料理でした。
「アンダルシアの夏」で私が好きなシーン
自転車レースのリアルな解説が好き
作中の自転車レースのシーンでは、テレビ中継の視点で表現されている部分が多々あります。
その中でレースの「解説」も流れるのですが、この解説のセリフ回しや雰囲気の「けだるさ」がなんだか自然で、リアルで、好きです。
声優を務めているのが日本テレビアナウンサーの羽鳥慎一(実況)さんと、元自転車ロードレース選手の市川雅敏(解説)さんという事で、実際にテレビで解説するのと同じ空気管を意識していたんだろうなぁと思います。
リアルで迫力ある自転車レースと、ペペたち兄弟による人間ドラマが交互に織りなす繊細なストーリーに引き込まれる作品でした。
「茄子 アンダルシアの夏」を見る方法
【月額1200円見放題!】Netflix
「茄子 アンダルシアの夏」はNetflixで観ることが出来ます。
1200円とちょっと値上げして高くなりましたが、Netflixオリジナル作品も増えてきて楽しいサービスになっています。
【レンタル400円】Apple iTunes
iTunesでもレンタル400円から見ることができます。
【月額400円で見放題!】Amazonプライム ※コスパ最強
月額400円のAmazonプライムでプライム会員特典として観ることができます。
Amazonプライムに入っておけばAmazonのさまざまなサービスがお得に受けられるので、コスパ最強ですね。
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今回は以上です!