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FF14セリフ集。パッチ4.5「英雄への鎮魂歌」メインクエストその4「境界の地ギムリト」

ファイナルファンタジーXIV コンプリートパック|ダウンロード版

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FF14のパッチ4.5「英雄への鎮魂歌」メインクエスト「境界の地ギムリト」のセリフ集です。

青龍壁を展開しにいったザ・バーンの地で意識を失ったアルフィノをつれた「影の狩人」ことガイウスと再会することになりました。

アシエンの情報を教えてもらい、アルフィノはドマに連れ帰る事に。

一方、ガレマール帝国内では招待を現した初代皇帝ソルと、現皇帝ヴァリスがぎりぎりのやりとりを続けています。

 

↓前のクエスト

FF14セリフ集。パッチ4.5「英雄への鎮魂歌」メインクエストその3「青龍壁展開」

 

 

クエスト受注

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ハクロウ :

私は残留組として、ドマを護ることになっている。

主君と共に戦えぬのは残念だが、祖国を空にするわけにもいかん。

ユウギリ :

私も後ほど、先遣隊を率いてアラミゴに参る。

戦端が開かれるまでには、何とか間に合わせたい。

アリゼー :

さて、一路、アラミゴへ戻らないとね。

心強い援軍を得たという朗報を届けましょう。

ヒエン :

それでは、エオルゼア同盟の盟主たちのもとに向かおう。

しばらくはドマを空けることになるな……。

ヒエン :

留守中の指揮は、ハクロウ……お主に任せるぞ。

ハクロウ :

ハッ……委細承知……!

ユウギリ :

私は、急ぎ先遣隊を編成……現地に急ぎます。

後ほど、アラミゴにて合流しましょう。

アリゼー :

ついさっき、リセから連絡が入ったの。

同盟軍は、アラミゴ北東の国境地帯に本陣を築いたって。

ドマから帰還したら、すぐにでも来てほしいみたい。

アリゼー :

同盟軍本陣へは、ポルタ・プレトリアにいる、「アラミゴ解放軍の上級闘士」が案内してくれるそうよ。

さっそく向かいましょう。

 

ポルタ・プレトリアのアラミゴ解放軍の上級闘士と話す

アリゼー :

ついさっき、リセから連絡が入ったの。

同盟軍は、アラミゴ北東の国境地帯に本陣を築いたって。

ドマから帰還したら、すぐにでも来てほしいみたい。

アリゼー :

同盟軍本陣へは、ポルタ・プレトリアにいる、「アラミゴ解放軍の上級闘士」が案内してくれるそうよ。

さっそく向かいましょう。

ヒエン :

またも、この地で帝国軍と戦うことになろうとは……。

皆で奪還したアラミゴは、何としても護りたいものだな。

アリゼー :

案内してくれるアラミゴ解放軍の上級闘士は、この人のようだわ。

アラミゴ解放軍の上級闘士 :

「暁」の方々ですね、お待ちしておりました!

それでは、国境地帯ギムリトに築かれた、「エオルゼア同盟軍本陣」へとご案内させていただきます。

リセ :

ふたりとも、ありがとう。

ヒエンもいっしょに来てくれたんだね。

ヒエン :

東方地域の防備に、目途がついたのでな。

アラミゴへの援軍についても、準備を開始しておる。

ラウバーン :

……ありがたい。

こちらの防衛陣地についても、同盟各国の協力で準備が進んでいるところだ。

アリゼー :

それと、実はアルフィノが帰ってきたんだけど……。

リセ :

アルフィノの昏倒に、アシエンを狩るガイウス……それに毒ガス兵器……。

リセ :

こんな状況じゃなければ、ひとつひとつに驚いているところだけど……。

リセ :

でもさ、その「黒薔薇」ってマキシマさんが言っていた、新兵器のことだよね?

ラウバーン :

ああ、そう考えていいだろう。

アルフィノ殿のおかげで、最悪の事態を免れたのかもしれん。

単身で帝国へ向かった勇気と行動力には、感服せざるをえんな……。

ラウバーン :

正体不明の新兵器という情報に、不安ばかりが募っていたが、その存在が毒ガスであるとわかれば、予めできることはある。

至急、対応策の検討に入るとしよう。

ラウバーン :

それにしても、あのガイウスが生きていたとはな。

アシエンと敵対しているという話も驚きだが……

リセ :

驚きの報せといえば、こっちにもあるんだった。

進軍してきた帝国軍に停戦交渉を持ちかけたんだけど、ヴァリス自ら会談に応じると、返答があって……。

ヒエン :

ヴァリス帝か……。

先のドマへの和平交渉も、もともとは、かの君が提言してくれたのだったな。

ヒエン :

とはいえ、ゼノスの正体がアシエンである可能性が高い以上、どの道を通ろうとも、蛇の道は蛇、かもな……。

ラウバーン :

ああ、だが、エオルゼア同盟軍としては、時間稼ぎとしても、この会談を実現したい。が……

リセ :

先方が交渉に応じる条件として、各国の代表に加え、「暁」からも出席者を求めてきているんだ。

……強制することはできないけど、お願いできないかな?

アリゼー :

アルフィノが出られない以上、政治が苦手だなんて言ってられないわね。

アリゼー :

わかったわ、私が「暁」の代表として出席する。

リセ :

そして、帝国は「エオルゼアの英雄」である、あなたの出席も求めてきたの。

 

何と言う?

  • 出席しよう
  • 自分も政治は……

「出席しよう」を選びます。

 

リセ :

よかった……。

先方にどんな意図があるのかわからないけど、こちらとしては、あなたがいてくれるだけで心強いからね。

ラウバーン :

もちろん、帝国が不意打ちを狙ってくることも考えて、会談の場となる国境地帯には、全軍を差し向ける予定だ。

リセ :

各国の盟主たちも、すでに向かってくれている。

私たちも、あなたの準備ができ次第、出発しましょう。

 

 

リセと話す

アリゼー :

シャーレアンはかつて、帝国との和平交渉に失敗している。

今回も停戦が実現する望みは薄いけれど、できるだけ時間は稼ぎたいわね。

ヒエン :

果たして、ヴァリス帝もアシエンに操られているか否か……。

それが、要点となりそうだな。

ラウバーン :

帝国が不意打ちを狙ってきたら、その場で開戦となるだろう。

会談には抜かりなく臨まねばならん。

 

リセ :

準備がよければ、帝国との会談場となる、「ガレマール帝国軍天幕」へ向かいましょう。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

エオルゼアの盟主たちよ。

我こそ、ガレマール帝国第二代皇帝、ヴァリス・ゾス・ガルヴァスである。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

まずは聞かせてもらおうか、停戦を訴える貴公らの言い分を……。

ナナモ・ウル・ナモ :

それでは、わらわ、ウルダハ第十七代国王、ナナモ・ウル・ナモより、エオルゼア都市軍事同盟の総意を伝えよう。

ナナモ・ウル・ナモ :

貴国、ガレマール帝国の力による支配は、一時は成功しようとも、必ずや綻びが生じることは明白……アラミゴ、ドマでの戦はその証左であった。

ナナモ・ウル・ナモ :

我らはたとえ、此度の戦に敗れたとて、幾世代にもかけて、自由を求め戦い続けるであろう。

この終わりなき負の連鎖は、ここで断ち切らねばならぬ。

ナナモ・ウル・ナモ :

そして、我らエオルゼア諸国、並びにドマ国は、各々が独立を保ちながらも、確かな同盟関係を結んでいる。

そなたらガレアン人国家とも、平和裏に手を取ることができるはず。

ナナモ・ウル・ナモ :

いまこそ、旧怨と支配欲とを捨て去り、共生の道を模索しようではないか。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

フン……詭弁だな。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

いまでこそ同盟関係にあるのやもしれんが、エオルゼアとて、かつては国同士の戦争や内乱が絶えなかった。

さらに言えば、今なお「蛮族」との争いを続けておる。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

断言するが、国が分かたれていれば、争いの種は尽きることはない。

すべての民が、ひとつ理想の下に集わぬかぎり、終わりなき負の連鎖とやらは、断ち切れはせぬというものよ。

リセ :

お言葉だけど……帝国に支配されたアラミゴでは、属州民は自由を奪われ虐げられ、恐怖と絶望の下で生きていた。

それが、帝国の掲げる理想というものなの?

ヒエン :

ドマも同じだ……。

支配された民は圧政に怯え、明日をも知れぬ身に、皆、震えていた。

リセ :

結果、自由を求めて戦が起こり、多大な犠牲が出ることになった。

帝国のやり方は、悲惨な争いを生むだけなんだ。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

統治者に逆らい争いを起こしたのはそちら。

圧政を敷かざるをえんのも、反逆者が絶えぬため。

従っていれば、平和は約束されていたものを……。

ラウバーン :

仲間を殺され、祖国を蹂躙され、すべてを奪われた者たちが、大人しく従うことはない。

反旗を翻すのも当然のことではないか……?

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

その反逆によって出たこちらの犠牲も、決して少なくはない。

戦死した兵らにも、それぞれの人生があったのだ。

尊い犠牲を無駄にせぬためにも、歩みを止めるわけにはいかん。

アイメリク :

では、私から少し話をさせていただこう……。

アイメリク :

我が国、イシュガルドは、千年にわたってドラゴン族と戦ってきた。

アイメリク :

双方とも犠牲の山はうず高く積まれるばかり、戦はどちらかが滅びるまで続くものと思われた……。

アイメリク :

しかし、我々とドラゴン族は千年の禍根を乗り越え、竜詩戦争を終結させ、融和の道を歩み始めたのだ。

貴国との間にも、必ずや和平の可能性があるはず……。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

その融和とやらも、竜の頭目……かの邪竜を殺すことでのみ、成し遂げたと聞くが?

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

私は、美辞麗句を語る貴様より、強大な力によって、すべての者を統べようとした、先の教皇にこそ、共感を覚えるのだがな……。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

まったく話にならぬな……。

そもそも、「己の国」とやらの定義は何なのだ?

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

ガレアン族は、故郷を追われた民である。

先天的に魔法が使えぬ我らは、領土争いに敗れ、北方の寒冷地に追いやられた歴史を持つ。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

そこで青燐水を発見し、魔導技術を得たからこそ、領土を取り戻し、強国へ成長することもできたが……それまでは厳しい生活の中、苦汁をなめてきたのだ。

メルウィブ :

我らリムサ・ロミンサの民も、同じく故郷を追われた身だ。

それでも、新天地を切り開いて海の都を築き上げた。

メルウィブ :

だが、必要以上の拡大はせぬ。

不遇な境遇だからとて、侵略が肯定されるわけではない。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

さすがは海賊、略奪が日常ゆえに忘れてしまったか?

バイルブランド島を、先住民のコボルド族から奪ったことを……。

もっとも、蛮族を駆逐するとは、よい心掛けだがな。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

ガレアン族が故郷を取り戻すまでの数百年間で、その土地に根付いた民にとってみれば、我らは所詮、侵略者。

相互理解などという、生ぬるいもので共存できようはずもない。

カヌ・エ・センナ :

まるで……行き場がないと嘆き、黒衣森の恵みを奪うことで、精霊の心を乱す、イクサル族のようです。

カヌ・エ・センナ :

しかし、そんなイクサル族のなかにも、己の拠り所をみつけ充足を得た者たちもいます。

カヌ・エ・センナ :

ガレマール帝国にも、拡大路線だけでなく、民の幸福を実現する、ほかの道があるのではないでしょうか?

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

まさか、我らが蛮族に喩えられようとはな……。

容易く神に救いを求めるそちらこそ、世界の脅威だ。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

少しでも停戦の可能性があればと、会談の申し出を受けたものの、このままでは、埒が明かぬな。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

こちらとて、無駄な血は流したくないのだが、やはり、武力で語り合うしかないということか……。

アリゼー :

待って……!

せっかく、敵対し続けてきた者同士が、会談の場を持てたのだから、もう少し話し合いましょう。

アリゼー :

お互い戦いを望んでいないのなら、過去の非をあげつらうのでなく、停戦に向けて歩み寄るべきよ。

ナナモ・ウル・ナモ :

確かに……その通りじゃ。

この会談は、お互いの未来に向けて話し合うはずであった。

ナナモ・ウル・ナモ :

ヴァリス殿、議論がもつれてしまったいま、休憩を挟んで、皆で頭を冷やしてから、改めて話し合わぬか?

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

……よかろう。

一服の後に、建設的な話ができることを期待しているぞ。

 

アリゼーと話す

カヌ・エ・センナ :

話し合いに応じる柔軟な姿勢を見せておきながら、すべての意見を跳ね除ける、強硬な姿勢を崩さない。

その真意とは、いったい何なのでしょうか?

メルウィブ :

残念ながら、我がリムサ・ロミンサの成り立ちは、誇れることばかりではない。

それは、わかっているのだがな……。

ラウバーン :

ヴァリス帝の信念は固い……。

これを突き崩す秘策はないものか……。

ナナモ :

長年、敵対していた帝国との会談。

このまたとない機会を、無駄にはしたくないものじゃ。

リセ :

皇帝は……まだ何かを隠している気がしてならないの……。

ヒエン :

早くも開戦かと思われたが、アリゼーに救われたな。

政治嫌いというが、彼女の率直さは大きな武器となろうよ。

アイメリク :

我が父、先代教皇のことを引き合いに出されるとはな。

不覚にも、言葉に詰まってしまったよ。

 

アリゼー :

はぁ……さすがに緊張したわ。

アリゼー :

本当のところ、ヴァリス帝の言い草には、私がいちばん、はらわたが煮えくり返ってたんだけど……どうにか抑えて、話し合いを続行させることができた。

アリゼー :

アルフィノなら、きっとそうしてたでしょうからね。

「暁」を代表してこの場に来たのだから、冷静にならないと。

アリゼー :

それに、今はまだ議論がまったくの平行線だけど……交渉に応じたからには、それなりの理由があるはずよ。

どうにか、その理由を引き出したいところね。

アリゼー :

……ふぅ、さすがにポンポンと名案は思い浮かばないわ。

休憩が終わるまで、あなたも盟主たちと話してきたらどう?

なにか、反撃の糸口が見つかるかもしれないわよ……。

 

盟主たちと話す

メルウィブ :

悔しいが、ヴァリス帝の言葉に反論できなかった。

まさかあれほどまで、エオルゼアの歴史に精通しているとはな。

カヌ・エ・センナ :

さすがは大国の皇帝というべきか、敵を知るということに、余念がないようです。

メルウィブ :

対して、我らが帝国について知ることと言えば、ごく限られているのが現状……。

何と言う?

  • ヴァリス帝に聞いてみては?
  • 帝国を知ろうとしてみては?

「ヴァリス帝に聞いてみては?」

メルウィブ :

やはり、あまりに情報が欠如しているな。

となれば、本人の口から聞き出すよりない、か……。

メルウィブ :

相手の口から出るのが、嵐の如き逆風であったとしても、帆を張り風を切れば、船を前に進めることはできるはず。

冒険者よ、臨席に感謝するぞ。

 

 

 

ナナモ :

何の収穫もないまま、開戦に至ってしまうところであったが、アリゼーのおかげで助かった。

ナナモ :

とはいえ、ヴァリス帝は取り付く島もない様子……無条件降伏を求めているだけとでも?

ラウバーン :

ヴァリス帝は無駄な血は流したくないと発言しておりました。

それが強者の驕りである可能性も否定できませんが、何か裏があるようにも思えるのです。

リセ :

そうだよ、皇帝はアシエンの件に触れていない。

きっと、まだ何かを隠しているんだ。

ナナモ :

ううむ……この先の会談、いかに臨むべきか……。

そなたの意見も聞かせてもらえるか?

何と答える?

  • ヴァリス帝に語らせるべき
  • ………

「ヴァリス帝に語らせるべき」

 

ナナモ :

ふむ、あえてこちらから語るのではなく、かの君に言葉を紡がせ、真意を探り出そうというのか?

そうじゃな、それも手やもしれん。

ナナモ :

感謝する、参考にさせてもらうぞ。

 

ヒエン :

さすがに、ヴァリス帝の口からは、核心となる、アシエンの話題が出ることはなかったな。

アイメリク :

その件については、こちらから口を割らせるほかないだろう。

ところで、ヒエン殿は帝国式の教育を受けていたと聞く。

やはり、帝国では皇帝は絶対な存在なのだろうか?

ヒエン :

ガレマール帝国にあって、皇帝とはまさしく雲の上の存在よ。

神々への信仰が禁じられた帝国にあって、唯一、崇敬の対象となり得るのが、彼というわけだな。

何と言う?

  • 皇帝を神に見立てた宗教なのでは?
  • ………

「皇帝を神に見立てた宗教なのでは?」

ヒエン :

呆れ果てたといったところか?

確かに、国として宗教を否定しておきながら、元首を神のごとく崇拝させるとは、大きな矛盾だ。

ヒエン :

思えば帝国式の教育は、合理的な一方で矛盾点も多かった……。

会談が再開したら、そこを突いてみるのも一手かもしれん。

 

 

アリゼーと話す

アリゼー :

一通り、みんなと話せたみたいね。

あとは、盟主たちで総意をまとめてもらって、会談の再開を待ちましょう。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

さて、会談を再開するとしよう。

ナナモ・ウル・ナモ :

本題に入る前に、まずは感謝を……先程はこちらの主張を述べるばかりになってしまったが、会談に応じてくれたこと、礼を伝えるべきであった。

メルウィブ :

率直に言って、そちらがエオルゼア諸国の歴史や文化を、深く知っていることに驚いた。

対して、我らは帝国の事情に通じているとは言い難い。

ラウバーン :

寒冷地に追いやられたガレアン族が、魔導技術を得た後、かつての故郷に戻ろうとしたのはわかる。

だが、その後も領土拡大を続けたのはなぜだ?

ヒエン :

わしは、幼き頃より帝国式の教育を受けてきた。

そこで教えられた歴史は、こうだ。

ヒエン :

蛮神の脅威を知った初代ソル帝は、世界を救うべく、その討滅を国是に掲げた。

そして、全土統一に向けて動き始めたのだ……と。

ヒエン :

が、帝国の拡大は、ザ・バーンの荒廃を見る以前からのもの。

さらに言えば、近年の神降ろしは、いずれも帝国成立後に、行われている……これでは辻褄が合わん。

リセ :

あなたは……帝国はいったい何を求めているの?

戦いを避けたいと言いながらも、侵略を続ける真意を、どうか聞かせてちょうだい。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

……よくぞ言った。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

こちらも真意を語ることで、我が理想への道に、エオルゼア諸国が加わるというのなら、大いに歓迎しよう。

繰り返すが、戦いを望んでいるわけではないのだからな。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

私が築かんとする理想の世界とは……すなわち、本来のあるべき世界だ。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

それは同時に、我々人類が、本来のあるべき姿に戻る道でもある。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

我々は、それぞれの種族に、長所と短所を併せ持つ。

つまり、みな不完全だ……なぜか?

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

それは、始原の時代……「ひとつの民」だったものが、分かたれたため。

リセ :

い、いったい、何の話をしているの……?

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

有史以前に、世界が複数に分断されたことは知っていよう。

原初世界と、13の鏡像世界にな……。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

この「世界分断」とともに、我ら人類もまた分かたれたのだ。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

人の争いが、永劫無限に終わらぬのも、それゆえだ。

不完全ゆえに他者を妬み……狭き視野で正義を定め、戦い、奪い合うのだ。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

貴公らの、先の主張も同じこと。

いかに聞こえが良くとも、一時の解決にしかならぬ。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

よいか……本当の平穏のために目指すべきは、世界の統合。

それによって真なる人になることだ。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

その大願の成就に向けて、我らは突き進む!

万難を排し、力を取り込んで、人の明日を目指すのだ!

メルウィブ :

世界の……統合……。

カヌ・エ・センナ :

「暁」からそのような報告はいただいてます。

しかし、しかしそれは……。

ナナモ・ウル・ナモ :

ああ、アシエンたちの宿願と同じではないか……!

アイメリク :

ヴァリス帝よ、失礼を承知で申し上げる。

貴殿もアシエンの口車に乗せられているのではないか!?

アイメリク :

我が父もまた、彼らを利用するつもりでいて、結局は神降ろしに手を染めた……それと同じことでは!?

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

操られてなどいるものか。

そうであったなら、どれほどよかったかとすら思うぞ。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

そもそも、ガレマール帝国とは、アシエンが興した国家なのだからな……。

アリゼー :

な、なんですって……!?

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

建国の父である、初代ソル帝の正体こそアシエン。

人の歴史に介入しやすくするために打ち立てた強き国が、我がガレマール帝国だったのだ!

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

どうだ……?

異形の者どもに踊らされてきたガレアン族を哀れと嗤うか?

何と言う?

  • アシエンと戦わないのか!?
  • ともにアシエンを討とう!

「アシエンと戦わないのか!?」

 

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

闇雲に戦うのでもなく、踊らされるのでもなく、我は我が道を征く。

世界の再統合までは、アシエンに協力もしてみせよう。

が、それを成したとき……

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

ひとつの完璧な生命となった、真なる人による国家を創る!

ガレマールという旗印のもとに!

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

そして、あるべき完全な姿となった全人類の力を糾合し、闇の使徒も、光の使徒も……人に干渉せんとする異形をすべて倒す!

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

人が人として、自らの生を決める、あるべき世界を人類にもたらすために!

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

さあ、いまこそ我らガレマール帝国……いや、未来の統一人類国家に加わるのだ!

我らが子らに、真なる自由を届けるためにッ……!

リセ :

し、正気の沙汰じゃない!

霊災が起きるたび、いったいどれほどの犠牲がでるというの!

ラウバーン :

そうだ!

我々は第七霊災で多くの民と仲間を失ったのだ!

メルウィブ :

あのような犠牲を、もう二度と出してなるものか!

カヌ・エ・センナ :

悲劇を繰り返すなど、断じてあってはなりません!

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

犠牲……だと?

このままでは、アシエンの家畜のまま……たとえ百万、千万の命が失われようとも進み続けるのみよ!

アリゼー :

それだけじゃない……。

アリゼー :

霊災が起こるたびに消滅する、鏡像世界に生きる人々はどうなるの!?

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

人類全体の未来のためであれば、我が身を含め、すべてが些末な犠牲に過ぎん!

我らが不完全なままでは、異形者どもには対抗できぬのだ!

ナナモ・ウル・ナモ :

そなたは……それでも統治者か……?

ナナモ・ウル・ナモ :

人はみな、それぞれ違って当然じゃ。

国とは、不揃いで、不完全な者たちが、寄り集まって形作られているものにほかならん。

ナナモ・ウル・ナモ :

確かに、ときには他者を妬み、戦い、奪い合うこともある。

しかし、それでも人は、懲りることなく寄り添い、共生を諦めぬもの。

ナナモ・ウル・ナモ :

そんな当然のことを、そなたは認めることができず、暴挙に出てまで、人そのものを変えようとするとは……。

ナナモ・ウル・ナモ :

人を束ねる統治者として、敗北していると思わぬか……?

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

エオルゼアの英雄よ、貴様はどうなのだ……?

何と言う?

  • 犠牲には目をつぶれない!
  • 不完全でもアシエンは倒せる!

「犠牲には目をつぶれない!」

 

ナナモ・ウル・ナモ :

英雄の言葉をもって、我らの総意は固まった!

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

少しは話ができるものかと期待させられたが……

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

盟主をはじめ「暁」の賢人も、英雄すらも、所詮は愚かな蛮族だったか……。

ヴァリス・ゾス・ガルヴァス :

交渉は決裂だ、去るがいい……。

ほどなく戦端は開かれよう。

 

 

リセと話す

ユウギリ :

開戦に間に合ってよかった。

つい先ほど、東方連合の先遣隊を率いて到着したところだ。

数こそ少ないが、選りすぐりの精鋭部隊となっている。

ヒエン :

帝国でのアシエンの暗躍を疑っていたが、やれやれ、予想を遥かに上回る規模での陰謀であったな。

とはいえ敵の正体が知れたいまとなっては、ただ戦うのみよ!

アリゼー :

わざと霊災を起こそうなんて、どうかしてるわ!

ヴァリス帝の野望は、絶対に阻止しないと……!

ラウバーン :

帝国とは戦うべくして、戦うことになった。

しかし、相手の戦力は強大、この上なく厳しい戦となるだろう……。

ルキア :

神殿騎士団も総力をあげて参戦する。

エオルゼアの未来は、すなわちイシュガルドの未来!

この度も、絶対に負けられない戦いだ……!

アイメリク :

目的のために国まで興すアシエンとは、なんと恐ろしき存在か……。

我が国と同様に、帝国の歴史もまた大きく歪められているようだ。

ピピン :

不滅隊局長としての初陣が、帝国との全面戦争になるとはな。

いささか緊張してはいるが、義父上に恥じぬよう、全身全霊で戦うつもりだ!

ナナモ :

ヴァリス帝の真意を知ったいま、停戦なんぞ、もっての外となってしまったな。

こんなとき、戦えぬ己の非力を口惜しく思う……。

エインザル大甲将 :

今度も前線に出させてもらうぞ。

黒渦団の大砲に、俺の鉄斧を加えて、帝国兵どもにたっぷり味わってもらうとしよう!

メルウィブ :

まさか帝国が、アシエンによって興されていたとは……。

いまだ、動揺が収まらぬが、これで倒すべき敵はひとつとなった。

エオルゼア同盟軍の底力を、いまこそ見せてやろう!

カヌ・エ・センナ :

皇帝の言葉には、決して同意できません。

人に犠牲を強いる理想に、何の大義がありましょう?

白蛇の守人 :

私は帝国の出身です。

ですが、今の私にとって忠誠の対象は皇帝ではなく、カヌ・エ様、ただおひとりにあるのです。

 

リセ :

同盟軍本陣に戻ったら、東方連合の先遣隊が到着していたんだ。

彼らの到着まで時間を稼げたことが、交渉の収穫なんだって、考えるしかないよね……。

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