さんごー日記。

映画や本やゲームの感想をゆるく記録したり、プログラミングの勉強をゆるく記録するゆるい日記です。

FF14セリフ集。リターン・トゥ・イヴァリースその3-3「楽欲の僧院オーボンヌ」

ファイナルファンタジーXIV コンプリートパック|ダウンロード版

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FF14のパッチ4.1からスタートした「リターン・トゥ・イヴァリース」のクエストその3-3「楽欲の僧院オーボンヌ」のセリフ集です。

 

↓前のクエスト

FF14セリフ集。リターン・トゥ・イヴァリースその3-2「ゴルモア大密林の古代遺跡」 

 

 

クエスト受注

劇場艇プリマビスタでクエストを受注します。

f:id:thirtyfive:20190610233154p:plain

 

ジェノミス・レクセンテール :

それにしても、まさかこんなことになろうとは……。

とはいえ……なんとかラムザを救出する手立てを考えなければ。

ミコト :

申し訳ございません……。

私の設計が間違っていたのですね……。

フラン :

いや、少なくとも一度はアルマから「魔」を引き離したのだ。

聖石オティスとやらを破壊することはできたのだから、貴殿はきっちりと仕事をこなしていたのだと思う……。

フラン :

気になったのは、「魔」が語ったことだ。

自らを召喚した者の末裔を憑代にすると……。

ラムザ……貴殿ら親子の祖先があの「魔」を召喚……?

ジェノミス・レクセンテール :

まさか!?

 デュライ白書にそんな記述は存在しない!

それどころか、そもそも聖天使アルテマは、イヴァリース時代の遙か昔から存在していたと記されている……。

フラン :

……とすると、あの「魔」を召喚した者とはいったい?

ミコト :

ああ!?

モンブラン :

ネックレスが……クポ!?

 

~ここから冒険者の超える力による過去視~

 

????:

そんな……まさか……ラムザが死んだ……だと!?

おまえは何を言ってるんだ、オーラン?

嘘だと言ってくれ……?

オーラン・デュライ :

死んだのではありませぬ、ディリータ卿。

肉体を捨て、エーテルとなって最後の願いを聖石に託したのです。

ディリータ・ハイラル :

死んだのと同然ではないか!?

 何故だ……?

ようやく、このイヴァリースの戦乱が収まり平和になったのに。

何故、ラムザが犠牲にならねばならんのだ……ッ!?

ディリータ・ハイラル :

この国を平定した今、次に救わねばならないのは真の友・ラムザ!

自分が今この立場にいられるのも、陰でラムザが暗躍する者どもを退治してくれたからだ!

ディリータ・ハイラル :

ラムザがいたからこそ、今の自分がいる……。

常に助けられていたんだ……アイツに……。

なのに……ッ!!

ディリータ・ハイラル :

誰ぞ、誰ぞあれッ!!

救出部隊を至急、編成するのだッ!!

オーラン・デュライ :

お待ちください、ディリータ卿!

オーラン・デュライ :

ゾディアックブレイブの始祖として名高い聖アジョラは、ハイデリンの堕天した使徒、ハイデリンを憎む者!

オーラン・デュライ :

アジョラが召喚したあの禍々しき者を倒せるのはやはり「光の戦士」しかおりませぬ!

オーラン・デュライ :

ですが、あの禍々しき者を、今の我々では倒すことはできませぬ!

ハイデリンの使徒、光の戦士であるラムザですら敵わぬのですッ!

ディリータ・ハイラル :

手をこまねいて、ここで、ただ見ていろと……。

おまえはそう言うのかッ、オーラン!

アルマ・ベオルブ :

兄ラムザはこう申しておりました。

「我を歴史から消せ」……と。

ディリータ・ハイラル :

アルマ?

 アルマ、きみは無事だったのか!

……「歴史から消せ」?

それはいったいどういう意味だ?

オーラン・デュライ :

聖天使アルテマを討滅することのできなかった我々は、かつてのハイデリンの使徒がそうしたように奴を煉獄に封印した。

そう……命をなげうって二重三重の封印を施した……。

オーラン・デュライ :

それがどういう意味なのか……ディリータ、おまえにだってわかるだろう?

アルマ・ベオルブ :

存在が残ってしまっては、再び、聖石を悪用しようとする者たちが、兄の足跡をたどり、いつかあの地へたどり着くだろうと……だからこそ、その存在を抹消して欲しいと。

アルマ・ベオルブ :

この言葉を貴方に伝えるため、私とオーランは……うしろ髪を引かれる思いで……ここに……ここに……。

ディリータ・ハイラル :

馬鹿な!

 むしろラムザは英雄として讃えられるべきだ!

再び「天騎士」としてこの国を共に支えるのはラムザしかいない!

そうだろ?

 アルマッ!

 オーランッ!

オーラン・デュライ :

ラムザはもういない……いないんだ……。

アルマ・ベオルブ :

兄はハイデリンの使徒として……光の戦士として……次の使徒にその夢を託しました……。

次世代の「力ある者」にすべてを託したのです……。

ラムザ・ベオルブ :

……王になれ、ディリータ。

新たなイヴァリースの王になり、この地に永遠の平和を!

ディリータ・ハイラル :

ま、待ってくれ……ラムザ……。

オレにはおまえが必要だ!

 行かないでくれ!

…………頼むッ!

ラムザ・ベオルブ :

……あとは頼んだぞ。

きみは「善き王」になれる!

ディリータ・ハイラル :

ラムザッ…………。

ディリータ・ハイラル :

これでよいのだな。

いつしか、この聖石がラムザのもとへ次世代の使徒を導く。

オーラン・デュライ :

はい、彼の遺言どおりです、ディリータ卿。

あとは…………。

ディリータ・ハイラル :

オーラン、オレは貴公まで失いたくはない。

これは嘘偽りのない本心ぞ。

思い直してはくれまいか……。

オーラン・デュライ :

いけませぬ。

法王庁と神殿騎士団はいずれこの私にたどり着くでしょう。

後顧の憂いを絶たねばなりません。

オーラン・デュライ :

ここには私が目にした「真実」をしたためました。

いつか、次世代の使徒の役に立つことでしょう。

ですが、この書を今、愚者どもに委ねるわけにはいきません。

オーラン・デュライ :

今ならばこの書は教会にとって、ただの「教会の不正を暴いた書」にしか見えないはずです。

それ故、彼らはこの書を隠蔽し、自らの書庫に保管するはず……。

アルマ・ベオルブ :

教会の書庫には何十万冊もの「禁書」が保管されています。

ひとたび、そこに保管されたら、何人たりとも閲覧は不可能。

世に出る時はすなわち、教会は尊厳を失い人心が離れた時……。

ディリータ・ハイラル :

唯一残されたラムザに関する真実の書を、敵に預け、永遠に封印させるというのだな。

だが、その代わり、オーラン……貴公は…………。

 

~過去視はここまで。

 

リナ・ミュリラー :

どうしたんです!?

 大丈夫ですか?

ミコト :

もしや……「超える力」が発動したのでは……?

ジェノミス・レクセンテール :

……なんということだ。

我が祖先のオーラン・デュライと英雄王ディリータが、すべてを謀ったというのか……。

フラン :

今の話が真実だとするならば、聖天使アルテマを召喚した者の末裔とは……

ミコト :

血脈ではなく、ハイデリンが認めた勇者……ということですか。

なるほど、すべての辻褄は合いますね。

リナ・ミュリラー :

だとしたら、どうしてアルテマはラムザくんを?

オティスに魅入られたアルマちゃんはわかるけど、どうしてラムザくんを?

アルマ・レクセンテール :

冒険者さんを……冒険者さんを呼び寄せる餌……。

リナ・ミュリラー :

アルマちゃん、大丈夫!?

フラン :

どうやら、私は浅はかだったようだ……。

フラン :

エオルゼア軍事同盟や東方連合の支援、そして東アルデナード商会の資金援助など駄目でもともと。

それならそれでセカンドプランを実行すればよいだけのこと。

ブワジ :

あ、姐さん…………。

フラン :

セカンドプラン……すなわち「聖石」を奪取し、ガレマール帝国との来るべき戦いに「兵器」として投入する。

……フフ、我ながら甘すぎた計画のようだった。

リナ・ミュリラー :

あ、貴女、そんなつもりで……!

バッカじゃないのッ!!

フラン :

心は決まった。

私が貴殿をオーボンヌ修道院へ……その深部へ案内しようぞ。

フラン :

早とちりをしないで欲しい。

私には、亡命ガレアン人の悲願なんぞ、どうでもよい。

だが、こんな「危険」が彼の地にあるのだとしたら見過ごせん……。

フラン :

我が故郷・ゴルモア大密林のために……ひいてはダルマスカ王国のために……貴殿に課せられた使命が果たされるのを見届けようぞ。

 

「楽欲の僧院オーボンヌ」を攻略

ジェノミス・レクセンテール :

またもや、きみにすべてを委ねることになるとは……無力な自分を恥じるよ……。

お願いだ、ラムザを……息子を助け出して欲しい……頼む……!

フラン :

……すまない、貴殿を騙すような真似をして。

だが、我々「レンテの涙」は……いや、全レジスタンスは、汚い手段を取らねばならぬほど追い込まれているのだ……。

フラン :

……これ以上、言い訳するのはやめておこう。

とにかく、あのガレアン人の若者を助けに行こう。

そして、我が故郷に眠る「災いの元凶」を退治するのだ!

ブワジ :

ナァ、なんとかなるヨナ?

バッガモナン兄貴の二の舞になんてさせやしないゼ!

ナァ、そうだロ?

ミコト :

過去のゾディアックブレイブ……いえ、光の戦士ですら、聖天使アルテマを討滅することは叶わなかったようです……。

何が待ち受けているかわかりませんが、ご用心を……!

アルマ・レクセンテール :

すみませんでした……すべては私のせいなんですね……。

聖石に魅入られたのは父さんと兄さんだとばかり……。

いつの間にか、私がそうなっていただなんて……。

ミコト :

違いますよ、アルマさん。

以前、ご説明したとおり、聖石に興味を持つのと、聖石自体が操るのとは別なんです!

ミコト :

貴女の責任じゃないんです……。

気にするのはもうやめにしましょう。

アルマ・レクセンテール :

はい、それでも、兄さんは私を助けるために……。

アルマ・レクセンテール :

お願いです、兄さんを……兄さんを必ず助け出してください!

これ以上、家族を失うのは嫌……!

もう……誰かが死ぬのを見るのは嫌なんです……。

リナ・ミュリラー :

エオルゼアを救い、ドマを解放した勇者の冒険者さんなら大丈夫!

今ほど、冒険者さんがいてくれて心強いことはありません……!

……大丈夫……ですよね?

モンブラン :

そうだ、嘆いている場合じゃないクポ!

ハーディ!

モグをもっと「はげます」クポ!

 「エール」を送るクポ!

ハーディ :

兄ちゃん、男前クポ!

 さっすが長男クポ!

流浪のモーグリ族の名誉のためにも頑張るクポ!

全クガネ女子が兄ちゃんに夢中クポ!!

 

フラン :

貴殿らが探すオーボンヌ修道院とやらは、この先の遺構だろう。

だが、用心するがいい……このあたりは危険だからな。

モンブラン :

禍々しいエーテルをビンビンに感じるクポ!

フラン :

こんなところでハーピーどもと遭遇するとは!

……護人の気配を感じぬわけだ!

モンブラン :

突撃はあまりに危険クポ!

応援を呼ぶクポ!!

フラン :

さすがは解放者……光の戦士と呼ばれるだけはあるな。

それにしても、このミスト……いや、このエーテルは?

モンブラン :

このエーテルの感じ……リドルアナと同じクポ?

フラン :

「オーボンヌ」という名のみが我が氏族に伝えられていた……修道院かどうかは知らぬが貴殿が探す遺構はこれだろう。

モンブラン :

すっかりジャングルに飲み込まれているクポ~!

フラン :

……奥からただならぬ気配を……エーテルを感じるぞ?

あれが封印……?

 アルテマへの道を阻む守護者というわけか!

モンブラン :

聖石のエーテルを……わずかだけど感じるクポ!

機工士ムスタディオ :

“おまえたちがこの先を目指したいならば、このムスタディオ様をやっつけるンだな……いくぞッ!”

機工士ムスタディオ :

“避けられるかなッ?”

機工士ムスタディオ :

“この程度の破損……メンテナンスで元通りだッ!”

機工士ムスタディオ :

“ロックオンッ!”

機工士ムスタディオ :

“流石だ……なかなかやるじゃないかッ!

だが、このアビリティに耐えることができるかなッ!?”

機工士ムスタディオ :

“ファイナルテスタメント!”

機工士ムスタディオ :

“逃がすものかッ!

戦場では、ノロマなヤツから狙い撃たれるのさッ!”

機工士ムスタディオ :

“狙い撃つッ!”

機工士ムスタディオ :

“おまえたちの弱点を、解析させてもらおう……!”

機工士ムスタディオ :

“永い旅も……ようやく……これで終わらせることができる……。

感謝だ……真なる勇者……ゾディアックブレイブよ……!”

フラン :

以前、ここを訪れた時、あのような異形の守護者はいなかったはず。

……どうやら聖石を求める者に反応し実体化するようだな。

モンブラン :

リドルアナと違って優しさを感じたクポ……!

フラン :

帝国の侵攻を受けた際、この遺構に難民を避難させたことがある……ここが聖石という名の厄災の源だとはな……

モンブラン :

このワイン……飲めそうだクポ!?

フラン :

またしても不審な人影……騎士に見えるが……ルカヴィか?

 それとも守護者か!?

モンブラン :

哀しみを帯びたエーテルをいや、感情を感じるクポ…

聖騎士アグリアス :

“ラムザに導かれし者よ、貴様が信ずるに足りる者か否か、確かめさせてもらうぞッ!”

聖騎士アグリアス :

“盾を構え、我が聖剣技を防いでみせよ!”

聖騎士アグリアス :

“命脈は無常にして惜しむるべからず・・・…葬る!

不動無明剣!”

聖騎士アグリアス :

“鬼神の居りて乱るる心、されば人かくも小さな者なり!

乱命割殺打!”

聖騎士アグリアス :

“剣を構え、亡霊どもを打ち払ってみせよ!”

聖騎士アグリアス :

“死兆の星の七つの影の経絡を断つ!

 北斗骨砕打!”

聖騎士アグリアス :

“大気満たす力震え、我が腕をして閃光とならん!

 無双稲妻突き!”

聖騎士アグリアス :

“命脈は無常にして惜しむるべからず・・・…葬る!

不動無明剣!”

聖騎士アグリアス :

“人の夢は儚く脆い……されど夢を語らずして叶うわけもなし!

見せてみろ、貴様の信念とその証をッ!”

聖騎士アグリアス :

“我ら罪深きイヴァリースの子らに救済をッ!!”

聖騎士アグリアス :

“ヘヴンリージャッジメントッ!”

聖騎士アグリアス :

“天の願いを胸に刻んで心頭滅却!

 聖光爆裂破!”

聖騎士アグリアス :

“鬼神の居りて乱るる心、されば人かくも小さな者なり!

乱命割殺打!”

聖騎士アグリアス :

“死兆の星の七つの影の経絡を断つ!

 北斗骨砕打!”

聖騎士アグリアス :

“大気満たす力震え、我が腕をして閃光とならん!

 無双稲妻突き!”

聖騎士アグリアス :

“命脈は無常にして惜しむるべからず・・・…葬る!

不動無明剣!”

聖騎士アグリアス :

“すべてを貴様に託すとしよう……頼んだぞ……オヴェリア様……今こそ……貴女様のもとへ……”

フラン :

自らの命を捨て守護者になるとは、なんという高潔の士。

我が氏族に課せられた使命に通じるものが……いや、それ以上か。

モンブラン :

デュライ白書に登場した伝説の聖騎士クポ……?

フラン :

行き止まりのはずだが、この魔法陣は……?

……この紋様、まさか、転移魔法によるカオスゲートか??

モンブラン :

聖石が放つエーテルを魔法陣から感じるクポ!

フラン :

ここはいったい……?

 オーボンヌの地下か?

いや、ここは別空間?

 魔法によって閉ざされた亜次元か!?

フラン :

……この気配、何かが潜んでいるぞ!

 用心を怠るな!

それにしても、ここはいったい……?

フラン :

そういえば長老から聞いたことがある……閉ざされし滅びの都……名はたしか……ミュロ……ンド?

 ……そうだ、死都ミュロンド!

モンブラン :

ミュロンド……?

聞いたことあるクポ!

フラン :

ここにも人影が……守護者なのか……!?

だが、この闘気の圧……先ほどの二人と比較にならぬほど強いぞ!

モンブラン :

……シドさん?

シドさんに似ているクポ!

雷神シド :

“待っていたぞ、イヴァリース、いやハイデリンの使徒よ……”

雷神シド :

“我が名はシドルファス・オルランドゥ……お相手いたすッ!

雷神シド :

“鬼神の居りて乱るる心、されば人 かくも小さな者なり!

 乱命割殺打!

雷神シド :

“大気満たす力震え、我が腕をして 閃光とならん!

 無双稲妻突き!

雷神シド :

“死兆の星の七つの影の 経絡を断つ!

 北斗骨砕打!

雷神シド :

“神に背きし剣の極意 その目で見るがいい……闇の剣!

雷神シド :

“我に合見えし不幸を呪うがよい!

 星よ降れ!

 星天爆撃打!

雷神シド :

“命脈は無常にして惜しむるべからず…… 葬る!

 不動無明剣!

雷神シド :

“死ぬも生きるも剣持つ定め…… 地獄で悟れ!

 暗の剣!

雷神シド :

“地獄の鬼の首折る刃の空に舞う 無限地獄の百万由旬……冥界恐叫打!

雷神シド :

“まだだ…… ここで倒れるようならば、これより先に進む資格なし!

雷神シド :

“幻影の騎士たちよッ!

 かの者らの資質を見極めよッ!

雷神シド :

“我とて雷神と呼ばれた男……剣聖の誇りにかけて…… 究極奥義を披露しようぞ……その目に焼き付けるがいいッ!

雷神シド :

“バランスブレイク!

雷神シド :

“耐えてみせたか……!

 よかろう……我が「全剣技」のすべてを見せてくれようぞ!

雷神シド :

“天の願いを胸に刻んで 心頭滅却!

 聖光爆裂破!

雷神シド :

“身の盾なるは心の盾とならざるなり!

 油断大敵!

 強甲破点突き!

雷神シド :

“氷天の砕け落ち、嵐と共に葬り去る 滅びの呼び声を聞け!

 咬撃氷狼破!

雷神シド :

“この雷神を退けるとは天晴れなり…… 我が天命もこれにて終いということか……さらばだ……!

フラン :

感じるか、解放者よ……!

 守護者を倒したと同時に……異様なミストが……邪悪なエーテルが奥から吹き出し始めたのをッ!!

フラン :

クッ!

 なんと濃厚なエーテルだ……!

この先に違いない……この奥にヤツはいるッ!!

聖天使アルテマ :

“我ガ営為ヲ妨ゲル者ハ 何人タリトモ許シテオケヌ……”

聖天使アルテマ :

“漆黒ノ暗渠ヨリ、悪鬼ヲ招カン……サモンダークネス!

デミ・ファムフリート :

“水瓶よ、一路に進撃し、雨を降らせよ……!

デミ・ベリアス :

“さて、時の流れを見極められるか……?

デミ・ハシュマリム :

“万物を治める統制の塔よ、そそり立て!

聖天使アルテマ :

“我ヲ阻ム者ニ死ヲ!

雷神シド :

“地獄の鬼の首折る刃の空に舞う 無限地獄の百万由旬…… 冥界恐叫打!

聖騎士アグリアス :

“長きにわたる戦いに、終止符を打つ!

聖天使アルテマ :

“神ニ刃向カウ愚カ者メ!

機工士ムスタディオ :

“来るぞ、ヤツの究極魔法がッ!

聖騎士アグリアス :

“魔法障壁を展開するッ!

 さあ、我らが下へ集まるのだッ!

聖天使アルテマ :

“怯エ震エロ、命ツナギ止メル光、天ノ塔トナラン……!

聖天使アルテマ :

“干渉ハ許サヌ!

 ソノ程度ノ障壁ナド、喰イ破ッテクレヨウゾ!

機工士ムスタディオ :

“コイツ、障壁をこじ開けるつもりかッ!

雷神シド :

“長くは保たんぞ……!

 全力で食い止めよッ!

機工士ムスタディオ :

“や、やったか!?

聖天使アルテマ :

“我ハ神ナリ!

聖騎士アグリアス :

“なんという魔力かッ!

雷神シド :

“うおおおおおおおッ!

勇者ラムザ :

“まだだ、諦めちゃダメだ!

勇者ラムザ :

“英雄たちよ……!

 すべては君たちに……頼んだぞ……!

聖天使アルテマ :

“面白イ……、我ガ究極幻想ヲ凌グトハ……!

聖天使アルテマ :

“漆黒ノ暗渠ヨリ、悪鬼ヲ招カン……サモンダークネス!!

聖天使アルテマ :

“我ニ叩頭セヨ!

 時空ノ牢獄ノ中デ、永遠ニ悔イルガイイ!

聖天使アルテマ :

“我ノ力、スベテ解キ放トウゾ……!

モンブラン :

大丈夫クポッ!!

ラムザ・レクセンテール :

ありがとうございます……。

助けてくださったんですね……。

ラムザ・ベオルブ :

ありがとう、ハイデリンの使徒にして、我が兄弟よ……。

よくぞ、我々の悲願を果たしてくれた。

心から感謝する……。

ラムザ・ベオルブ :

我がベオルブ家とデュライ家の血を受け継ぐ者よ……。

聖石ヴァルゴに込めし我が望みを受け止めてくれて、本当にありがとう……皆が感謝している。

ラムザ・ベオルブ :

諦めずに夢を託した甲斐があったな……

ラムザ・ベオルブ :

さぁ、みんな、行こうか。

今こそ、ハイデリンのもとへ……母なるエーテルの海へ還るとしよう…………。

ラムザ・ベオルブ :

さらばだ、我が末裔よ、そして、我が同胞よ……!

ラムザ・ベオルブ :

ディリータ、迎えに来てくれたのか……嬉しいよ。

ディリータ・ハイラル :

許してくれ、友よ。

私はきみの存在を後世に伝えようとはしなかった。

それこそが、ラムザ……きみの願いだと知ってたから。

ディリータ・ハイラル :

だが、親友のきみを忘れたことは一度もない。

今日まで本当にありがとう。

さぁ、共に旅立とう、母なるハイデリンのもとへ……。

 

 ジェノミス・ルクセンテールと話す

リナ・ミュリラー :

おかえりなさいっ! ラムザくんも冒険者さんも、み~んなご無事でホント良かった! あ、ごめんなさい……涙が……。

モンブラン :

勇者ラムザと英雄王ディリータに会ったクポ!

嘘じゃないクポ!

 本当だクポ!

一生に一度の経験だったクポ!!

ハーディ :

兄ちゃんが嘘ついてるなんて思ってないクポ~。

もっと詳しい話を聞かせて欲しいクポ!

他の兄弟たちもみんな聞きたがる冒険譚だクポ!!

ミコト :

おかえりなさいませ。

……ようやく胸をなで下ろすことができますね。

そして、この冒険の旅もいよいよ……。

フラン :

ゼノスを討ちドマを解放した……というのは本当だったのだな。

私は貴殿を侮っていたようだ、……失礼した、謝罪しよう。

すまなかった。

フラン :

そして、我が故郷に巣くうあの悪魔を退治してくれたことに、我が一族に成り代わり礼を言おう。

ありがとう、深く感謝する……。

ブワジ :

やったナ……さすがだゼ、アンタはやっぱスゲェや……。

兄貴も……バッガモナンの兄貴も喜んでるだろうゼ……。

ありがとナ……。

アルマ・レクセンテール :

兄さんを救い出していただき本当にありがとうございます!

冒険者さんには、なんてお礼を申し上げればよいのか……。

ラムザ・レクセンテール :

最後の最後まで貴方には本当にお世話になりました。

この命を救っていただいたこと、一生、忘れはしません!

マッチョな劇団員 :

おかえり!

 我が筋骨隆々な相棒よ!

勝利に満ちたその表情、その身体、すべてが美しい!

やはり目指すべき頂点はキミだッ!

 キミこそすべてッ!

楽器を抱えた劇団員 :

おかえりなさい!

あなたとラムザくんが無事に戻れた事を神に感謝しますよ!

いやぁ、ホント、気が気じゃありませんでした!

演出助手っぽい劇団員 :

ぼかぁね、あーたのことを骨の髄まで信じていたんだなぁ!

必ずラムザくんを救出してくれるって思ってたよ!

やるなぁ~、かっくいいなぁ~!

かわいらしい劇団員 :

よかったぁ!

 皆さん、無事に戻って来られて嬉しいですっ!

悪者をバシッと倒したんですよね?

 さすがですっ!

冒険者さん、尊敬しちゃいますよ~~っ!

かわいらしい劇団員 :

ラムザくんも無事で本当によかった……。

彼、まだ若いけど、役者としても実力はあるし、戯曲のデビュー作なんて帝都でも高い評価を受けたんですよね。

かわいらしい劇団員 :

もうイヴァリース探索の旅も終わりですかね。

彼にはもう危険なことはして欲しくないなぁ~~。

あれ?

 あたし顔が赤くなってます??

ハンサムな劇団員 :

さすがだよ!

 さすがはエオルゼアの救世主!

 ドマの解放者!

真の英雄というのは、キミのような猛者をいうのだろうね!

感動したっ!

 猛烈に感動したっ!!

異邦の劇作家 :

ラムザを救い出してくれて本当に感謝するよ!

何度、礼を言っても足りないぐらいさ。

それに聖天使アルテマを討滅するとは、お見事!

 お見事!

踊り手らしき劇団員 :

あーーっ、よかったーーっ!

ホント、よかったーーーっ!

あたし、もう心配で、心配で……。

 

ジェノミス・レクセンテール :

おまえが無事に戻ってくれて本当に嬉しく思う……。

すまなかったな、ラムザ、アルマ。

私の我が儘におまえたちを巻き込んでしまった……。

アルマ・レクセンテール :

父さん、もう大丈夫。

……すべては終わったのだから。

ラムザ・レクセンテール :

デュライ白書はたしかに真実の書でしたね、父さん……。

ボクらはオーランが愚かな異端者でないことを確認できました。

あとはこれをどうやって世に知らしめるか……。

ジェノミス・レクセンテール :

もうよい……もうよいのだ。

無理に真実を広める必要はない。

ラムザ・レクセンテール :

だけど、父さん、それではオーランが……。

ジェノミス・レクセンテール :

私は戯曲「真のゾディアックブレイブストーリー」を完成させる。

そこで前作で触れていないラムザやオーランたちを登場させよう。

だが、そこに登場する彼らはアルテマに敗れていない。

ジェノミス・レクセンテール :

勇者たち……ゾディアックブレイブは勝った!

勝利を収め、イヴァリースに真の平和が戻る。

そして、彼らは旅に出る……。

ジェノミス・レクセンテール :

生き残った彼らは歴史に記されない名も無き戦士だが、それでも彼らは一生懸命に戦ったと、物語は伝えるのだ。

精一杯に使命を全うし、そして新たな旅に出る……と。

アルマ・レクセンテール :

いいの……?

 父さん、それで?

ジェノミス・レクセンテール :

物語の中で彼らは生き続ける。

そして、その物語が面白ければ観客は彼らを好きになってくれる。

観客が好きでいる限り、彼らが永遠に忘れられることはない。

ラムザ・レクセンテール :

ボクらが聖石ヴァルゴに導かれ、その意思と記憶を受け継いだ。

同じように、父さんの書く戯曲が残る限り、勇者ラムザとその一行は永遠に語り継がれるんですね……。

ジェノミス・レクセンテール :

ああ、そういうことだ。

ジェノミス・レクセンテール :

これまでの協力に感謝する……いや、そんな言葉では足りないな……。

ジェノミス・レクセンテール :

きみは、まさに勇者……伝説に謳われる「光の戦士」だ。

きみの活躍が永遠に語り継がれるよう、私はきみを主人公にした戯曲を書くことにするよ、約束する。

シド :

フッ……だったら、ジェノミス、きみはもっと彼のことを……ハイデリンの使徒である彼の奇妙な冒険譚を知る必要があるな。

エオルゼア、イシュガルド、そしてドマ……長い旅路だ。

リナ・ミュリラー :

シドさん、それに……冒険者さんの旅はまだ終わっていませんよ!

シド :

ああ、もちろんだ。

まだまだ頑張ってもらわないとな!

ジェノミス・レクセンテール :

よし、ここから最後まで通し稽古をやってみよう。

立ち位置に気をつけるんだぞ。

ラムザ・レクセンテール :

はい、監督ッ!

ジェノミス・レクセンテール :

照明と音楽の準備はいいか?

さっきみたいなヘマはするなよッ!

モンブラン&ハーディ :

わかってるクポ!!

頑張るクポ~!!

リナ・ミュリラー :

このラストシーンは今回の調査に基づいて、ジェノミスさんが新たに書き下ろしたシーンなんですよ!

楽しみですね!

ジェノミス・レクセンテール :

よし、スタートッ!!

 

アルマ

兄さん あたしたち これからどうするの……?

もう元の生活には戻れないよね?

 

ラムザ

異端者だからな……イヴァリースにいても終われるだけだ……

だから……ふたりで旅に出よう

 

アルマ

ふたりで?

 

ラムザ 

ボクらは使命を果たした……災いの元凶たる「魔」を退治した

大空を飛ぶ鳥のように これからは「自由」に生きよう!

 

アルマ

自由に……生きる……?

そんなことができるようになる……?

 

ラムザ

ボクらはベオルブの名を捨て ただひとりの人間として生きる

誰にも縛られず「運命」とも距離を置いて 己が道を進むんだ

大丈夫さ ボクらには まだ時間がたくさん残されている

いずれ新たな友人や家族ができるだろう

子供ができたら いつか その子供に教えてあげよう あの冒険を!

そして 子孫へと この冒険譚は語り継がれていく……

 

 

アルマ、アルマ

戦士は剣を手に取り 胸にひとつの石を抱く

消えゆく記憶を その剣に刻み

鍛えた技を その石に託す

物語は剣より語られ 石に継がれる

今 その物語を語ろう………

 

リナ・ミュリラー :

素晴らしいッ!

 もうサイコ~~ッ!

ラムザくん、アルマちゃん、ふたりとも超ステキ!!

ジェノミス・レクセンテール :

ふたりともなかなかよかったぞ!

もう一度、今のシーンを通してやってみようか!

モンブラン :

照明は飽きたクポ!

 モグは俳優になりたいんだクポ!!

役が欲しいクポ~~!!

ハーディ :

兄ちゃん、俳優なんて百万年早いクポ!!

さっさと持ち場に着くクポ~~!!

 

一方 リドルアナ大灯台上部・機工都市ゴーグ――

 

ノア・ヴァン・ガブラス :

どうだ……?

帝国軍機工兵器研究者 :

ハッ!

回収後、更なる調査をしないとハッキリしたことは言えませんが、根幹の設計は我らガレマール帝国のそれと同じかと推測されます!

ノア・ヴァン・ガブラス :

制御の効かん「聖石」とやらでは意味がないが、この機械ならばそれも容易いか……。

ノア・ヴァン・ガブラス :

ゴーグの民が我らガレアン人始祖の七部族のひとつという話、あながち、嘘というわけではなさそうだな……。

ノア・ヴァン・ガブラス :

リドルアナを作りしタルタロス機構……。

我ら帝国にこそふさわしい、そうは思わぬか?

なぁ、ガラクタの機械人形よ……。

 

リナ・ミュリラーと話す

ミコト :

お噂どおりに貴方様は勇敢、そして慈愛に満ちあふれた方……。

こうやって共に成し遂げたことは私にとって誇り……これからの生き方を見つめ直す機会をいただきました。

ミコト :

実は、学問を追究する余り、部屋から出ない日々も多く、私にとって研究とは、本や教授からいただく知識がすべてでした。

ですが、やはり実体験に勝るものはありませんね……。

ミコト :

劇場艇の皆様との出会い、そして貴方様との邂逅……すべてが私にとっては初体験で、何よりも勉強になりました。

これからも外へ出て研究にいそしみたいと考えています。

ミコト :

それでは、勇者様、ご機嫌よう……!

ブワジ :

アンタには世話になっチまったナ……。

兄貴も……バッガモナンの兄貴も喜んでるだろうゼ……。

仇を討ってくれたんだからナ……。

ブワジ :

さて、もうアンタと会うことはないだろうナ。

祖国奪還のためにレジスタンスとしてやれるところまでやるサ。

アンタも達者でナ……アバヨ……!

フラン :

ゼノスを討ちドマを解放した……というのは本当だったのだな。

私は貴殿を侮っていたようだ、……失礼した、謝罪しよう。

すまなかった。

フラン :

そして、我が故郷に巣くうあの悪魔を退治してくれたことに、我が一族に成り代わり礼を言おう。

ありがとう、深く感謝する……。

フラン :

それでは、私はここらでおいとまさせていただこうか。

……実は、先ほど、エオルゼア同盟と東方連合より連絡があった。

別途、願い出ていた難民受け入れの件、承諾を得たのだ。

フラン :

ダルマスカにはレジスタンスに参加する者だけでない……。

子供や老いた者、怪我人など戦闘に不向きな難民が大勢いるのだ。

かつてドマの難民をエオルゼアで受け入れたと聞いてね……。

フラン :

軍事支援は無理でもせめて難民だけでも保護してもらえないかと、タタル殿とユウギリ殿に打診したのだよ。

快諾していただき、我々としては実に嬉しい限りだ。

フラン :

この報告を我が「レンテの涙」の代表、及び各グループへ伝達し、早速、移動の準備に取りかかるつもりだ。

フラン :

全難民の移動は難しいだろうが、戦禍を逃れられる者が少しでもいればダルマスカにとって幸いだ。

……我々も気兼ねせずに命を賭して戦えるというもの。

フラン :

それでは、さらばだ、ハイデリンの使徒よ。

またいずれどこかで相まみえようぞ……!

運命が我らを導かんことを……!

アルマ・レクセンテール :

冒険者さん、今まで色々とありがとうございました。

私の命ばかりでなく父や兄までお救いいただき、御礼の申し上げようもございません。

アルマ・レクセンテール :

ご観覧いただいたように、父は今回の旅の集大成として、デュライ白書をベースにした戯曲を完成させました。

あとは私たちが舞台として完成させるだけ……。

アルマ・レクセンテール :

思い返せば、この冒険の旅は、新作の取材旅行のためでした。

それが、たとえデュライ家の雪辱を果たすためだったとしても、たとえ亡き母を蘇らすためだったとしても、終着駅は一緒……。

アルマ・レクセンテール :

聖石に導かれるようにオーボンヌ修道院にたどり着き、あの悪魔と戦うことは私たちの……いえ、冒険者さんの運命だったのかもしれません……。

アルマ・レクセンテール :

そう考えると、私たちが帝国を追われ、この地に流れ着いたのも、父が行方不明となり、その結果、冒険者さんと出会えたのも、運命の糸に紡がれた私たちの宿命だったのかもしれませんね。

アルマ・レクセンテール :

……この首飾りの聖石はただのクリスタルに戻りました。

勇者ラムザさんの願いが叶ったからなのでしょうね。

母の形見を失わないで済むのは嬉しいことです……。

アルマ・レクセンテール :

あの……また遊びにいらしてくださいね。

父も兄も皆が喜びますから……もちろん私も!

だから、さようならは言いません!

アルマ・レクセンテール :

我ら罪深きイヴァリースの子らが、神々の御力により救われんことを……。

ラムザ・レクセンテール :

父の新しい戯曲はいかがでしたか?

まだ稽古中なので、台詞も構成もまだ変わるとは思いますが、ボクは面白いと思ってます……手応えを感じていますよ。

ラムザ・レクセンテール :

……ボクは父を尊敬しています。

自分の護るべき規範をしっかりと持っている父を。

帝国を追われた今も父が間違っているとは思いません……。

ラムザ・レクセンテール :

ですが、この異国の地で何ができるんだろう……追われたボクらに何ができるんだろう……今までの努力は何だったのだろう……。

ラムザ・レクセンテール :

何かをやったとしても認めてもらえないのではないか……文化の異なるこの遠い異国でボクらの才覚や努力を、この劇団の力を認めてくれる人はいるのだろうか……。

ラムザ・レクセンテール :

……ほんっと、子供ですね、ボクは。

ずっと不安だったんです、帝国を離れてからずっと…。

その不安から逃れようと皆さんに尊大な態度をとってしまった。

ラムザ・レクセンテール :

あとから聞きましたが、どうやら母の形見のネックレス……聖石ヴァルゴに込められた勇者ラムザさんの魂に触れた瞬間、覆っていた「恐れ」や「怒り」といった鎧を溶かしてくれた……。

ラムザ・レクセンテール :

今は心の底から帝都を離れてよかったと考えています。

あのままだと狭く閉じた世界しか知らず、高慢で尊大なまま、人間として成長を止めたままだったでしょう。

ラムザ・レクセンテール :

モンブランやハーディ、ミコトさん、リナさん、シドおじさん、ブワジさんにフランさん、そして貴方……。

みなさんに感謝します。

ラムザ・レクセンテール :

……いつか、ボクは貴方の物語を書いてみたい、貴方がこれまで経験してきた出会いや別れ、戦い……きっと素晴らしい物語になるんじゃないかな……。

ラムザ・レクセンテール :

また、ここを訪れてくださいね。

そして、貴方の冒険譚をボクに聞かせてください。

貴方はボクを成長へと導いてくれる師範、その人なんですから!

モンブラン :

裏方の仕事だけじゃなくて役ももらったんだクポ!

配役の名は……イズルード?

よくわからないけどイケメンの役らしいクポ!!

ハーディ :

兄ちゃん、裏方はモグがバッチリ引き受けるから、役者としての実力をみんなに見せつけてやるんだクポ!

流浪のモーグリ族の名にかけて、頑張るンだクポ!!

楽器を抱えた劇団員 :

フランさんのご厚意によりゴルモア大密林で暮らす、ヴィエラ族の語り部を紹介していただくことになりました!

古来より伝わる調べをお持ちだとかで……。

楽器を抱えた劇団員 :

いやぁ、創作意欲が俄然、わいてきましたよ!

今度の舞台、「ゾディアックブレイブストーリー2」の曲は、ダルマスカ伝統の調べを中心に作曲していくつもりです!

マッチョな劇団員 :

『何かを成すためには「犠牲」が必要だッ!

 「犠牲」を支払わない限り、人は前へ進まない!

 歴史を作ることはできないッ!

マッチョな劇団員 :

『この腐敗しきったイヴァリースを見ろッ!!

 誰かが変えなきゃいかンのだ!

 たとえ、それが「悪事」と呼ばれたとしてもなッ!!

マッチョな劇団員 :

う~、さすがジェノミスさん!

マッチョでシビれる台詞だね!

演じがいがあるってもんだよ~ッ!

演出助手っぽい劇団員 :

新しい舞台も決まって、ようやく劇団も再稼働ってトコっス!

人手が足りないのでクガネから若いモンを集めないと……!

あーたも手伝ってくれませんか?

 ……いや、ジョークっス!!

かわいらしい劇団員 :

『私たちと貴方たちの間にどんな差があるっていうの!?

 生まれた家が違うだけじゃないの!

かわいらしい劇団員 :

『ひもじい思いをしたことがある?

 数ケ月間も豆だけのスープで暮らしたことがあるの?

かわいらしい劇団員 :

『なぜ私たちが飢えなければならない?

 それは貴方たち貴族が奪うからだ!

 生きる権利のすべてを奪うからだッ!

かわいらしい劇団員 :

……いかがです?

 あたしの演技?

もうちょっと切実さを増した方がいいかな……?

豆だけのスープ作ってみようかしら……どこかにレシピは……?

ハンサムな劇団員 :

『同じ人間だと?

 フン、汚らわしいッ!

 生まれた瞬間からおまえたちは、 オレたち貴族に尽くさねばならない!

ハンサムな劇団員 :

『生まれた瞬間からおまえたちは オレたち貴族の家畜なんだッ!!

                  ……っと。

ハンサムな劇団員 :

う~ん、なかなか酷い台詞だ、我ながら反吐が出るよ。

だが、それだけにハートをえぐるようにグサリとくるね。

それにしても何故、ボクがアルガスを演じなければならないのだ?

異邦の劇作家 :

ラムザを救い出してくれて本当に感謝するよ!

何度、礼を言っても足りないぐらいさ。

それに聖天使アルテマを討滅するとは、お見事!

 お見事!

踊り手らしき劇団員 :

しょ……紹介しますね。

彼はクガネの無地鼓座で働いているんですけど、この劇場艇で働いてみたいって……。

恋心を抱く若者 :

ボクちん……い、いえ、あっしは無地鼓座で裏方なんですが、異国の舞台装置や演出なんぞを学ぼうと、いわば留学のためにここへ参りやした!

踊り手らしき劇団員 :

ほ、ホントですよ~!

そんな疑いの眼差しなんてやめてくださいよ~~!

え?

 顔が赤い?

 もうっ!

 恥ずかしい~~!

ジェノミス・レクセンテール :

きみのおかげでイヴァリースの実在を確認できた。

それに、何よりも我がデュライ家の汚名を雪ぐこともできそうだ。

深く感謝すると共に礼を述べよう、ありがとう!

ジェノミス・レクセンテール :

構想を練っていた「ブレイブストーリー」の続編もあのとおり、執筆を終え、舞台としてモノになりそうだ。

まだ荒削りだが稽古の感想はいかがかな?

ジェノミス・レクセンテール :

ん?

 勇者ラムザの冒険が真実と異なるって?

ああ、たしかに死都ミュロンドで知り得た真相とは異なるね。

だが、あれでいいんだ……広く知って欲しい物語はあれで……。

ジェノミス・レクセンテール :

勇者ラムザの冒険譚は彼ら自身の手で完結させねばならない。

後世に望みを託すという史実どおりの物語もいいかもしれないが、彼らは聖天使アルテマに勝利し、そして人知れず消えていく……。

ジェノミス・レクセンテール :

そんな物語を観客に……現代を生きる者たちに知って欲しい。

私は、そう考えて脚色したんだよ。

勇者ラムザの物語は永遠に語り継がれることだろう……。

ジェノミス・レクセンテール :

ところで、何か聞きたいことはあるかな?

 

死都ミュロンドについて

ジェノミス・レクセンテール :

英雄王ディリータの統治より遡ること数百年……神聖ユードラ帝国と呼ばれる絶対君主制国家が、イヴァリースの地を支配していたという。

ジェノミス・レクセンテール :

帝国の末期は政治が腐敗し、一部の特権階級のみが、富と権力を支配していたようだ。

民は貧しく、その日の食事に不足する有様だったらしい。

ジェノミス・レクセンテール :

そんな時、わずかな仲間と共に立ち向かう勇者が現れた。

それが初代ゾディアックブレイブと呼ばれる勇者アジョラだ。

彼らは12個の聖石を持っていたというが定かではない……。

ジェノミス・レクセンテール :

帝国との戦いは数十年に及んだようだ。

アジョラは神の御子を自称し、予言者として民衆の支持を集めていたらしい。

ジェノミス・レクセンテール :

最初はわずかな人数のグループだったが、次第に大きな組織となり、帝国との戦いが20年に及ぶ頃、数万の反乱軍を抱える組織へと成長を遂げた……。

ジェノミス・レクセンテール :

詳細は不明だが、とにかくアジョラは帝国に勝利した。

その際、帝国の都であったミュロンドは、聖石の力で崩壊し、海底へと沈んでいったという……。

ジェノミス・レクセンテール :

勝利と引き換えにアジョラもその命を失った。

後世、アジョラは神と同等の存在として祀られ、聖人となった。

こうして新たな時代の幕が開けた……。

ジェノミス・レクセンテール :

だが、生き残ったアジョラの仲間が意外な言葉を口にする……。

最後の決戦でアジョラは禁断の召喚魔法を用いたという。

そして召喚された何者かが帝都を滅ぼしたらしい。

ジェノミス・レクセンテール :

思うに、その時、召喚されたのが聖天使アルテマだったのでは?

帝国を滅ぼしたアルテマを制御できないことに気づき、ミュロンドごとアルテマを異空間に封印した……。

ジェノミス・レクセンテール :

いや、これは私のただの推測……妄想でしかないがね。

裏付ける証拠が乏しいが、そう考えると色々と辻褄が合う。

そうは思わないかね?

 

オーボンヌ修道院の守護者について

ジェノミス・レクセンテール :

きみがオーボンヌ修道院で遭遇したという守護者の3人……勇者ラムザと行動を共にしていた者たちと推測される。

安易にアルテマに近づかせぬよう聖石の力を借りたのだろうね。

ジェノミス・レクセンテール :

きみから聞いた彼らの特徴からその3人の名は、機工士ムスタディオ、聖騎士アグリアス、そして剣聖として知られる雷神シドだと考えられる。

ジェノミス・レクセンテール :

ムスタディオ・ブナンザは機工都市ゴーグ出身の機工士だ。

勇者ラムザと共に獅子戦争の裏側で暗躍する為政者らと対峙し、英雄王ディリータの治世を影から援助したと記されている。

ジェノミス・レクセンテール :

明るいその性格はチーム内のムードメーカーだったようだ。

物怖じしないところもあり、時にはラムザの方針に、真っ向から反対した事もあったらしい。

ジェノミス・レクセンテール :

銃器の扱いに精通しており、狙撃手として活躍したようだね。

また、破棄された鉄巨人・労働八号を修理したのも彼だ。

さすがはゴーグの機工士といったところかな。

ジェノミス・レクセンテール :

アグリアス・オークスは王家の近衛騎士団に所属する聖騎士だ。

オーボンヌ修道院に幽閉されていた王女オヴェリアの護衛、さらには教育係として長年、一緒だったらしいね。

ジェノミス・レクセンテール :

王女が黒獅子ゴルターナ公に誘拐された際、救出に向かったが、誘拐の実行犯であるディリータの真意を知り王女を委ねたようだ。

その後は勇者ラムザの一行に加わり行動を共にしている。

ジェノミス・レクセンテール :

彼女はデュライ白書だけでなくディリータの英雄譚にも登場する。

宮廷を舞台としたラブロマンスの主役として描かれることが多く、男装の麗人ということもあり女性ファンが多いんだ。

ジェノミス・レクセンテール :

もちろん、それはあくまでも伝承上のアグリアスだ。

デュライ白書では生真面目な騎士として記されており、守護者となったことからも責任感の強さを感じられるね。

ジェノミス・レクセンテール :

シドルファス・オルランドゥは伯爵位を持つ将軍だ。

「剣聖」の称号を有する剣の達人として知られており、戦場での豪腕ぶりから「雷神シド」と呼ばれ恐れられたようだ。

ジェノミス・レクセンテール :

オーランの項でも触れたが、養父である彼はオーランと共に、獅子戦争の裏側で暗躍し、戦争によって利する者を追っていた。

結果、罠にはまり、異端者として将軍の座を奪われてしまう。

ジェノミス・レクセンテール :

処刑直前、勇者ラムザによって救出され、以後共に行動する。

……ディリータの英雄譚では裏切り者として斬首されているが、ラムザ同様、歴史から消し去るためにそう記されたのだろうね。

ジェノミス・レクセンテール :

「老いてもなおその剣技にかけては誰ひとりとして敵わず、 対峙する者すべてを屍にするその様はまさに戦神なり……」デュライ白書にはそう記載されているが、実際、どうだったかな?

 

ギジュー :

ラバナスタを引き上げた第IV軍団は、西の商業都市バルナインを本拠地にしているって話ダ!

オレたちゃ、そこを叩くつもりサ!

ギジュー :

色々あったが、すべてを水に流して出直しってトコだナ!

アンタも死ぬんじゃネェぞ!

元気でナ、またどこかで会おう!

 じゃナ!

リノ :

さァて、これから忙しくなるねネェ~!

分断されたレジスタンスグループをひとつにしないとネ!

あたしゃ、やるヨ!

 死んだバッガモナン兄貴のためにもネ!

リノ :

第IV軍団を追い出して、すべてが終わったら、その次は破壊されたラバナスタの復興だネ!

あの美しかった都を再建してやるンだヨ!

リノ :

アンタも、その時まで死ぬンじぁないヨッ!!

アタイらが再建した王都ラバナスタをその目で視るまではネ!

……命を惜しみナ!

 死んだら元も子もないからネ!

 アバヨ!

 

リナ・ミュリラー :

お疲れ様でした、冒険者さん!

おかげさまでよい記事が書けそうです!!

ホンット、冒険者さんには感謝の言葉しかありません!

リナ・ミュリラー :

ジェノミスさんたちは、クガネを起点に公演を始めるみたいです。

幸い、劇団員になりたいっていうクガネの若者たちもいるようで、これで劇団マジェスティックも息を吹き返しそうですね!

リナ・ミュリラー :

私は残って、このまま取材を続けるつもりです。

公演が始まったら、冒険者さんにも連絡を入れますね!

その時は必ず、来てくださいヨ、待ってマ~ス!

リナ・ミュリラー :

それでは、失礼しますね!

また、どこかでお会いできることを祈りつつ……!

ではでは、よい旅を!!

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