応用情報処理技術者試験、2017年春期の問題を解いていく。その1。

応用情報処理技術者試験の2017年春期の問題と回答が公開されています。

秋期試験に向けて、対策のために問題を解きながら分からない部分を調べていこうと思います。

過去問題は以前に一通り見ていますが、試験が近くなってきたので改めて最後の勉強です。

もちろん受からなかったら最後でもなくなるわけですが…

以下、公開されている過去問題の資料。午前の問題。

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/mondai_kaitou_2017h29_1/2017h29h_ap_am_qs.pdf

今回は問題を見ながら思考過程をメモしていき、最後に答え合わせをします。

恥ずかしいですが匿名だからこそ人目を気にせずできる。

問1

一つ目はまず成立するのでイ、ウ、エのどれか。

二つ目も成立するのでウ、エのどちらか。

三つ目も成立しそうな気がするから答えはエだな！

私の答え：エ

問2

なにこれ意味わかんない…

いくつか試しに計算してみよう。

アのパターンで、αが0.001ぐらいとすると、1.001の累乗はほぼ1から増えない。nを100とすると1+n×αで計算するとαの値を小さくするほど結果が小さくなっていくので当てはまらない。

イのパターンでα=100000、n=10とすると、1+αのn乗は、なんかすごい大きい数になっていくので違う。

ウのパターンは、nよりもαのほうが大きいという事になるので試してみる。n=9、α=10で試すと、1+αのn乗は20数億。1+n×αは90でぜんぜん違う値になる。

エのパターンは…パターン多すぎでは？

結局どれだ？わからん…

私の答え：わからない

問3

行列によれば、bはa,c,dとのエッジが存在するのでアは違う。

cはb,d,eとのエッジが存在するのでイは違う。

dはb,cとのエッジが存在するのでエは違う。

ということでウになる。

私の答え：ウ

問4

こりゃー考えても分からないな…

BNFのルールを知ってないとな…

推理して考えると、最初の文字が英字で、それ以降が英数字というパターンに当てはまるものを選んでいけばいいということになりますね。

となると<digit>だけのパターンが含まれるアとイは違うという事になる。

残るウとエは<identifier><letter>の有無になりますが、これはアリなような気がするのでエが正解かな。

私の答え：エ

問5

数式を自分なりに言葉に置き換えてみると、

第n世代の次の世代の個数に、第n世代の20%を足した個数は、第n世代の2倍と等しい。という感じか。

選択肢の文章は1世代後を基準にしているので、式を変形してみる。

f(n+1) = 2f(n) - 0.2f(n) = 1.8f(n)

答えはアかな？

私の答え：ア

答え合わせ

公開されている2017年春期の問題の答えは以下です。

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/mondai_kaitou_2017h29_1/2017h29h_ap_am_ans.pdf

今回やった問1~問5の結果は以下。問2が良く分からなかった…

• 問1 エ 正解
• 問2 ア 不正解
• 問3 ウ 正解
• 問4 エ 正解
• 問5 ア 正解

考察

問2が解けなかったわけですが、思考過程を振り返ってみると単純に足し算と掛け算の順番を間違えていた。αが小さくなればどのみち結果は1に近づくのであった。つまらないミスで1問落としてしまった…

普段から算数になれておこう。

午前の問題の最初のほうは、こういった見慣れない計算問題みたいのが出るが、冷静に順序立てて考えれば問題無く溶けるはず。1問あたり2分程度はかけても大丈夫なはずなので、ここは冷静に解いていく。

後半の問題は知識を問う問題が多くなるので、回答に要する時間はむしろ少なくなっていく。焦らずいこう。

分からなかった言葉

• BNF … バッカス・ナウア記法。これは以前過去問題をやった時も分からなくて調べたな。まあ知らなくても問題は解けるようです。バッカス・ナウア記法 - Wikipedia

今日の所はここまで。もうちょっとペース上げなければ。