「夜は短し歩けよ乙女」というアニメーション映画を観ました。
ベストセラー小説が原作のアニメですね。
四畳半神話大系と部隊や世界観が同じ感じです。
公式サイト↓
映画『夜は短し歩けよ乙女』公式サイト Blu-ray&DVD 10.18(wed)リリース
京都の男子大学生と後輩女子それぞれの視点から物語が描かれています。
様々な人や出来事と交わりながら2人の距離が近づいていく様子を描いるわけですが、
何日間のものと思われるような長い間夜の京都を歩き回り、その中でほとんど非現実的な不思議な世界が描かれ、何か理屈では理解し難い作品となっています。
小説が原作という事もあり文学的表現も多いですが、文学風ギャグアニメのような感じです。
四畳半神話体系とまあ同じ感じですね。
夜の古本市を歩くシーンがありますが、そこで登場人物が語った「本はつながっている」と語る部分が好きです。
私も本はちょっと好きなので、あのぐらい詳しいとより楽しいだろうなぁと。
古典文学に詳しいとかでは全くないですが、有名どころの芥川龍之介、太宰治、夏目漱石など中心にいくつかは読んで楽しんでいます。
映像が独特でぼーっと眺めているだけでもまぁ楽しめると思う。
あまり難しい事を考えず軽い気持ちで何か映画を観たいときなどに良いのではないでしょうか。
気楽に映画を見たい人にオススメ。
余談ですが、
タイトルは大正の時代にヒットしたという「ゴンドラの唄」の冒頭の歌詞ですね。
「いのち短し 恋せよ乙女
あかき唇 あせぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に
明日の月日は ないものを」
ってやつから取ったものですね。
私がこの歌を最初に知ったのは「ブギーポップは笑わない」での引用でした。
登場人物がこの歌が好きで、よく歌っているんですよね。
私が学生の時にブギーポップにはまってたので強く印象に残っています。
そういえば最近またアニメ化されるんだっけかね。
以上簡単なメモ。