こんにちは。さんごーです。
普段は平凡なサラリーマン(プログラマー/システムエンジニア)として時間を切り売りして生活費を稼いでいます。
この度、株の勉強をしながら少しずつ資産運用をしていこうと思い立ちました。
考えた事、学んだ事、実践したことを記録していきます。
このブログはあまり積極的に収益化などは目指さない日記ブログですが、新しくブログを別につくるほど形にもなっていないので、株日記もこっちのブログに書いていきます。
この日記シリーズがちゃんと続くか自分にもわかりませんが、とりあえず書いていきます。
初回は、自分自身の気持ちを整理するためにも、株を始めようと思ったキッカケについて、また始めようと思うまでに調べたことなどを記録しておきます。
株を始めようと思ったキッカケ
まずは会社を辞めたいという思いから
なぜ30代後半にして株に手を出そうと思ったのか。
そのあたりを整理する所から始めます。
少し株と関係ない話が長くなりますが、最初のマインドセットは長期的に成果を出していく為に重要になります。
自分の為にも、記録しておきたいと思います。
生活には困っていない
私はプログラマー/システムエンジニアを生業としています。
そこそこのスキルはあると自負していますので、この記事を書いている2018年現在、年収もさほど悪くはありません。
IT系の企業にも給料激安の会社はありますが、幸いな事に、まあまあ良い給料をもらえる会社で働かせてもらっています。
IT業界全体が極端な人手不足という事もあり、半年ほどブランクのあった私もアッサリ再就職できました。
しかも我が家は夫婦共働き。
子供もおらず、家も賃貸で車も持っていないので借金もローンも何もありません。
ギャンブルもしませんし、お金のかかる趣味もありません。
せいぜい家でNetflixを観たり、スマホゲームやオンラインゲームをたしなむ程度です。
お酒もタバコもやりません。
節約や副業などについて何も考えず、テキトーに暮らしていても毎年そこそこの貯金ができるといった環境です。
そんな環境にいる私がなぜ今「株」を始めるのか。
それは、会社がブラックかどうかに関わらず、組織に属して働くという事のストレスに耐えきれなくなったからです。
2018年、IT業界自体のブラック度合いは改善されてきた
少し余談になりますが、IT業界はブラック企業が多いというイメージもまだ強いかもしれません。
たしかに今でもいわゆるブラック企業は多数存在していると思いますが、ひと昔前に比べると業界全体でかなり改善が進んでいるというのが私の印象です。
私が「組織に属して働くという事のストレスに耐えきれなくなった」のも、ブラック企業に勤めているからというわけではないのです。
日本政府としても「働き方改革」を掲げていますし、やはり2015年にメディアで大きく取り上げられた電通の女性社員自殺事件がかなりのインパクトを与えているようです。
同僚や取引先の方と話していても、「あの事件から変わりましたね」という話がしょっちゅう話題にのぼります。
ブラック度が高さに定評のあるゲーム業界ですら、かなり改善が進んでいます。
不景気が長く続いた日本において、本当に生産性を上げるためには何が必要かを理解する人が増えているのかもしれませんね。
「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」というタイトルの書籍が発売されたのは2008年の事。
巨大電子掲示板「にちゃんねる」への書き込みを元にした本で、映画にもなりました。
プログラミング素人の主人公が零細IT企業に就職し、初日からの深夜サービス残業や、顧客の無理な要求に苦しむ様子が描かれてします。
主人公が先輩に言われたセリフで
「俺たちはピラミッドの底辺なんだよ!代わりなんていくらでもいるんだ!」
というものがあるのですが、受託開発を経験したプログラマーであれば共感できる人も多いのではないでしょうか。
社員5人の零細企業に勤めた事もある私としては、めっちゃ共感しました。
映画を見ながら激しくうなずいたものです。
今でも日本のどこかで苦しんでいるプログラマーが数多くいるのかもしれません。
しかし、空前の売り手市場となっているプログラマー市場において、あえて自分を安売りする必要はないはずです。
プログラマーがガンガン転職すれば、会社としても対策として待遇を改善せざるを得なくなります。
改善できずに人手を確保できないブラック企業は淘汰されていく事でしょう。
転職先で感じた違和感
私が30代後半にして転職した会社は、東京にある中堅規模のIT企業でした。
もともとプログラミングが好きな私は、より開発に集中できる環境を求めて転職したのです。
キャリアアップとか年収を上げたいとか、そんな野望は無く、「好きな事を続けたい」ただそれだけでした。
転職活動の際も企業研究をかなりやって、面接でも自分の希望を正直にぶつけ、こだわりをもって転職活動をしていました。
会社の期待と、自分のやりたい事のミスマッチを出来るだけ少なくしようとがんばった…つもりでした。
就職が決まった会社は、「マネジメント業務は一切やりたくない」という私のワガママを受け入れてくれました。
会社の事業としても、ITの最先端の技術の研究と製品開発をしていて、仕事を通じて最新技術を事を学べる理想の環境…のように思えました。
しかし、実態は違いました。
転職先の会社には、確かに優秀な技術者が在籍していて、研究開発を行っていました。
しかし、本当に研究開発をしている技術者は社内でもエリートの数名だけ。社員全体からみて1割以下。
ほとんどはごくフツーのありふれた受託開発か、派遣エンジニアとして外に出されていました。
エリートが作り上げたソフトウェアを一般大衆がデバッグしたり、研究開発の費用を稼ぐために羊どもが身を粉にして働くといった状況です。
まあ私としてはプログラミングができればいいので、社内で黙々と開発の仕事ができるぶんにはさして問題ありません。
しかし、運が悪かったのか、会社としては初めからそのつもりだったのか分かりませんが、入社早々派遣に出される事になってしまったのです。
つまり、こういう事にです。
- 理想 → 社内の落ち着いた環境で、研究開発
- 現実 → 常駐先の落ち着かない環境で、派遣先の社員に監視されて気を使いながら作業。
転職先の会社は「フレックス制度」や「リモートワーク制度」を導入していましたが、派遣されているのでどちらも無意味です。
なんの制度も使えません。働き方改革とはなんなのか。
時間契約で派遣されているので、ロクに有給も取れません。
そして後から知ったのですが、請負契約でありながら客先に常駐してハケン社員のように働く事は「偽装請負」と呼ばれる違法行為だったのでした。
30歳代後半にして、IT業界の闇「偽装請負」を初体験
偽装請負についてここでは詳しく書きませんが、ハケンとは要は「人売り」です。
社員を他の会社に売り、毎月一定のお金額を頂くというわけです。
会社としては、これはメッチャ儲かります。
社員を常にマネジメントする必要はないので管理者が少なくて済みますし、
高単価でハケンに出せるプログラマーを雇った数だけ、売り上げが線形に増えていくわけですからね。
会社としてはボロい商売ってわけです。
そこに社員に対する配慮などありません。
まさに「代わりはいくらでもいる」という扱いです。
「エンジニアを第一に考えています!」と謳う派遣専業の会社も多いですが、99.9%ウソだと思ったほうが良いでしょう。
エンジニアの事を考えたらハケンなどやりません。
常識的に考えれば、お金がもうかる以外の動機は無いことが分かるはずです。
入社早々にハケンとして出され、しかもそれが「偽装請負」という違法行為だと知った私は、一瞬で会社を信用できなくなりました。
入社時にゼロから始まる「会社への帰属意識」が、一度もプラスになることなくマイナスへと転落していくのでした。
ハケン先としては、毎月一定の高い金額を払ってハケンに来てもらっているわけですから、ハケンには少しでも多く働いてもらわなければなりません。
その為、派遣先の社員はハケンがサボらないように密かに監視しています。
ちょっと仕事の進みが悪いようなら、私(ハケン)ではなく会社にいる上司に間接的に「アイツをもっと働かせろ」という内容のメールを投げつけたりするわけです。
そのメールも私には筒抜けなのがまたタチが悪い。
何食わぬ顔でフレンドリーに接してくる派遣先の社員も、ハラの内では「このハケン野郎をもっと働かせるにはどうしたらいいだろう」とか考えています。
こんな状況が続くと、もはや人が信用できなくなっていきます。
ダマされた!最初は派遣ではないという話だった
さらに腹立たしいのが、そのアサインのされ方でした。
この違法な偽装請負の仕事について最初に説明を受けた時、
「週に一度、ミーティングのために客先に行けばよい」
という内容でした。
客先は自社から電車で数駅。
週に一度ミーティングに行く程度なら何も問題ないと感じました。
しかし、これは真っ赤なウソで、誰も最初からこんな約束を守る気はなかったことが後になって分かりました。
上司と共に客先を訪れた初日、先方の社員さんたちはにこやかに迎えてくれました。
プロジェクトの概要などの説明を受けた後、勤務形態についての認識合わせに入ります。
そこで私が「こちらにうかがうのは週に一度程度という事ですが、何曜日にしましょうか」とたずねると、先方からはこんな返事が。
「基本的には週に一度ですが、会社も近いですし、一度とこだわらずに必要ならできるだけ来てください。同じところで仕事できたほうがやりやすいですから!」
「必要なら」「できるだけ」来なきゃいけないのか?
と激しく疑問を抱きながらも、上司の手前、お客さんの手前、気弱な私はあまり強くツッコめませんでした。
これは私のヘタレな性格も悪いのですが、のっけから「週に1回」の約束は窓から投げ捨てられたような形です。
プロジェクトが始まると、私はやたらと派遣先に呼び出されるようになります。
週に一度のはずだったミーティングは最初から「週に2回」になっていました。
更に派遣先は「朝は顔を合わせて話してから仕事を始めたい」と言い出し、私は本社には出勤せず、派遣先に直行するようになります。
そのあとも「成果物がどうなっているか顔を合わせて説明してくれ」と言われ、結局作業も派遣先でやる事になります。
これだけに留まらず、「他県にある工場にも一緒に来て作業してほしい」などと言われて、朝から他県にある事務所に2時間以上かけて通勤するハメになっていきました。
朝から満員電車で通勤2時間というのはなかなかこたえます。
電車以外にも徒歩とバスの移動があるので、実際には3時間近くかかっています。
本社で作業するのであれば会社に置きっぱなしにするはずの重たいノートパソコンも、あちこち移動するので持ち歩かなければなりません。
重くてデカいパソコンが入るカバンをわざわざこの為に購入するのもシャクでしたが、仕方なく購入。
朝、出勤のために重い荷物を背負うと、その時点でうんざりです。
1日のぶんのやる気は朝から8割がた失われるのでした。
通常ならほとんど手ぶらで、本社には30分ぐらいで通勤できにも関わらず、何故じぶんだけ重い荷物を背負って3時間かけて通勤しなければならないのか?
何故こんな仕打ちを受けなければならないのか、歯ぎしりする日々を送ることになるのでした。
もはや本社に戻る事のほうが少なくなり、このような状況を黙って見ている上司にも、平気で約束を反故にする派遣先に対しても、恨み以外の感情を抱かなくなります。
ダークサイドに堕ちた私は負のオーラを全開で放出しながら、ぎりぎりでお客さんの前では笑顔を作って仕事をこなすという苦行の毎日。
世の中のサラリーマンの方々はこんな事にも耐えながら仕事をこなしているのだろうか。
いえ、むしろもっとヒドイ状況の方もいるでしょう。
しかし私はこんな状況を容認できるほどマジメでも従順でもありません。
ダマされて泣き寝入りするようなお人よしでもありません。
好きな事をやって給料をもらいたいだけの、意識低い系残念な人間です。
上司に相談し、配置換えの希望を伝えるまでにさほど時間はかかりませんでした。
配置換えの希望を出しても簡単には抜けられない。それがハケン。
上司に相談し、配置換えの希望を出したものの、すぐにプロジェクトから抜ける事は許されませんでした。
会社としては3か月ごとに契約の更新をしているし、そもそも代わりの人がいないのです。
なにせIT業界は空前の人手不足。ハケンに出せるような、一人でそこそこ何でもできて、お客さんとそつなく話ができて、プロジェクトを進められるような経験のあるエンジニアというと、なかなか採用が難しくなっています。
会社に長く在籍している他のエンジニアは、偽装請負の現状を把握しているので最初からヤバイ案件と察知して引き受けません。この事に、この時点で気が付きました。
つまり社内ではもう偽装請負を引き受けてくれる社員がいないため、外から採用してきた何も分からない無垢な新入社員をダマしてハケンに送り込んでいるのです。
そりゃ代わりもいないはずですね。
仮に私がハケンのプロジェクトから抜けても、希望を抱いて転職してきた別の新人がクソ案件に放り込まれていくんだな~と想像すると、ほとんどヤクザみたいな商売に思えてきます。
呪いと言っても良いかもしれません。
この負のスパイラルをいったい誰が断ち切ってくれるのでしょうか。
味方だと思っていた会社の同僚達も、このような現状を私に教えてはくれませんでした。
実体をバラしたら強制労働施設に送り込むはずの奴隷が逃げ出してしまうかもしれませんからね。
会社ぐるみで転職者をダマして人身売買をし、自分たちが遊ぶための金を稼がせているわけです。
ともかく、すぐには抜けられないにしても、半年後にはこのハケンの仕事からは抜けられるように約束を取り付ける事には成功しました。
しかし、もはや会社を信用していない私は、「半年後に本当に抜けられるのか?アレコレ理由をつけて継続させられるのでは?」と半信半疑です。
いや、半分も信じていません。
というか完全に疑いの念しかありません。
無信全疑です。
そんな中、ハケンプロジェクトに増員の話が持ち上がりました。
私が参加していたハケンのプロジェクトに、1名プログラマーが追加される事になったのです。
そして、追加されたプログラマーもまた、転職で入社したての新人でした。
それは、「この会社では、何も分からない新人をハケンに送り込んでいるのだ」と確信した瞬間でした。
もはや怒りを通り越して、呆れますね。
もはや会社には期待できない。働き方をコントロールするためには、独立するかない。
勤め先の会社に対する信用度がマイナス1万パーセントぐらいになってしまった私は、もはや配置換えなど期待せず会社を辞める事を決意することになります。
人をダマして金を稼ぐようなヤクザ会社でこの先何年も働ける気が置きません。
日々の仕事にも完全に身が入らなくなり、うまくサボる方法ばかり考えるようになりました。
こんなダメな奴に毎月数百万も払っている派遣先の会社にも、じゃっかんですが申し訳ない気持ちになります。
自分が派遣先の立場だったら、ソッコーで契約を打ち切ると思います。
ハケンなどという安易な方法に頼らず、採用活動をきちんとやったほうがまだ良いのではないだろうかと思います。
いくらハケンを「会社は違うけど、同じチームの一員としてがんばろう」などと煽りたてても、結局は部外者です。
事務所にも自由に出入りできないし、Wifiも勝手には使えません。
開発用の端末を使う時も派遣先の社員の許可をいちいち取る必要があります。
自分の決まった席もないので、空いている机の端っこで作業する事になります。
私物を事務所に置いておく事も出来ないし、冷蔵庫にアイスキャンデーを入れておくこともできないのです。
ハケンなんてやるもんじゃない。こんな働き方はこの世からなくなるべきだと思います。
とはいえ、「偽装請負の実態をつまびらかにしてもっと健全な組織をつくるんや!」などという使命感は私にはありません。
私がやりたい事をやるための大切な人生の時間を、他人のクソ組織のために費やす気は毛の先ほども無いのです。
幸いな事に、安定した生活で手にした貯金があります。
仕事は今までの人生で作ってきたコネで個人で受注できるし、そのアテがはずれたとしても、アルバイトでもなんでもして生きていく事はできます。
呪われた偽装請負企業からは抜け出して、とにかく「やりたくない事を絶対にやらなくて済む」という状態を目指すのが、今の私の大きなモチベーションになっています。
ここまでが「株をはじめよう!」と思い立つ一歩前の、「会社勤めをやめよう!」と決意するまでのいきさつになります。
思いのほか長くなってしまいましたが、自分が経験した苦い思い出を忘れないように書き留めておきます。
サラリーマンの副業についてリサーチした結果、いきついたのが「株」
なんとしてでも会社を辞めたい。
そして今後一切組織に属さず自由に生きていきたいと考えた私は、
とりあえず「サラリーマンの副業」「ネット副業」といったキーワードでネットで調べたり、ネット副業関連の本を買って読み始めました。
やはりインターネットよりも本のほうが内容が充実していて良いですね。
まだ私自信ほとんど何も実践していませんが、勉強になったという実感がありました。
情報収集をするならネットよりも本が良い
まず前提として、本気で情報収集をしたり勉強するなら絶対にインターネットではなく本を買って読んだほうが良いです。
ネット上での有料の情報商材も良いと思いますが、詐欺等もあるので初手ではやはり本をオススメします。
今まさにネットで情報を発信しようとしている私が言うのもおかしな話ですが、やはり情報の信頼性や質は本のほうが圧倒的に上です。
無料で読めるネット上のブログ記事などは、ほとんどがアフィリエイトを目的とした記事です。
もちろん有益な情報を発信しているブログも沢山ありますが、そもそもが何かしらの「広告」と記事を関連づけて収益化する事を最終目標にしているので、どうしても紹介する情報にバイアスがかかってきます。
アフィリエイトやブロガーを否定する気は全くなく、むしろ私も日々いろいろな人のブログを見て参考にしています。
多くの成功しているブロガーさんやアフィリエイターさんは、口々に「読み手の気持ちを考える事が第一だ」と語っています。
私もしれは信用していますし、そのマインドセットは見習いたいと思っています。
しかし所詮は無料の情報です。
読むときにも無意識に流し読みになってしまいます。
さらに本を読む事で、多くの「無料でネット記事を見ている人たち」と差をつけることができます。
本には個人のブランディングを目的としたものを除けば、その内容に広告の要素はほとんどありません。
純粋に「価値のある情報」が込められています。
文章中に広告が差し込まれる事もありません。
これから本気で「副業で月に数十万円という収入を得よう」と考えるのであれば、一冊数千円程度の投資は惜しむに値しないでしょう。
私も本だけでなく、有料のセミナーにも積極的に参加していきたいと思っています。
副業とは関係無い余談ですが、私の好きな技術書の「コードコンプリート」という本に以下のような言葉があります。
本書を読んで一人悦に入るもよし。あなたは既に、ソフトウェア業界のほとんどの人よりも多くのことを学んでいる。
なぜなら、ほとんどのプログラマは年に1冊の本すら読まないからだ。
ほんのわずかな読書が、専門技術の向上に大きく貢献する。
プログラミングの良書を2か月に1冊(1週間に約35ページずつ)のペースで読めば、業界の動向をしっかりと把握することができ、すぐに周囲との差がでるだろう。
これを読んでいる人の中にプログラマーを志す人がもしいたなら超オススメなので、いちおう宣伝しておきます。(これが文章中に含まれる広告というやつですw)
上下巻があり、上記の引用は下巻の最後の方に記載されています。
CODE COMPLETE 第2版 上 完全なプログラミングを目指して
- 作者: スティーブマコネル,Steve McConnell,クイープ
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2005/03/26
- メディア: 単行本
- 購入: 44人 クリック: 1,166回
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Code Complete 第2版 下 完全なプログラミングを目指して
- 作者: スティーブマコネル
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2014/04/02
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (10件) を見る
本を読む人というのは意外に少ないものです。
小説を含めても、1年に1冊の本も読まない人が日本人の半分います。
小説を除く、勉強を目的とした専門書ともなればさらに人数はしぼりこまれます。
今の生活に危機意識をもったなら、まずは本に投資するのが最も効率が良いと私は考えます。
次に、今回リサーチをした時に読んだもので良いと思った本を2冊紹介します。
株以外にも情報が得られるので、いろいろな副業を比較しながら自分に合った物を探すことができます。
「スピードマスター 1時間でわかるネット副業」
始める前に知っておく基礎知識はこれで充分!
スキマ時間でばっちり稼ぐ!最新副業を紹介
時間をかけずに要点だけを身に付ける
代表的な副業として「ポイントサイト」「アンケートサイト」「アフィリエイト」「せどり」「海外輸出入」について主に解説されています。
後の方に紹介されるもののほうが、手間はかかるものの確実に稼げる副業になっています。
それぞれの副業で稼ぐために併用すると便利な様々なツールやWebサービスも豊富に紹介されており、まさに「基礎知識」が詰め込まれた本です。
ネット副業の全容をざっくりつかみたい人は、まずはこの本をさっと読んでしまうのが良いでしょう。
他にも、Youtubeで稼ぐ方法、Webライティングやデータ入力、クラウドソーシング、オンライン語学教師、LINEスタンプ、ストックフォト、ハンドメイド作家、ゲーム攻略記事、UTme!、Uber Eatsなどが1~2ページずつ紹介されています。
自分なりに「稼げそう」「向いて無さそう」など判断しながら、気になった情報を深堀するための起点にしましょう。
定価は税込みで1000円。とってもリーズナブルな価格です。
「ど素人でも稼げるネット副業の本」
成功者に学ぶ
楽しく儲けるコツ
低リスク・低コストではじめよう
「スピードマスター 1時間でわかるネット副業」と被る部分もありますが、より詳しくさまざまな副業について解説されています。紹介されている副業の種類も多くなっています。
副業の紹介だけでなく、そもそも副業で稼ぐための準備やマインドセットなどについても60ページほどを割いています。
サラリーマンが副業をする場合に気になる「会社にバレないように副業をする」方法や、バレても大丈夫なようにするための作戦についても解説されています。
そもそも法律上は勤務時間外は自由なので、「副業禁止」に法的な拘束力はありません。
だからこそ、会社の上司や同僚の理解を求めるほうがより重要になるわけですね。
それぞれの副業の紹介では、基本的な知識に加えて、実際にその副業で月数十万円~数百万円を稼ぎ出している人のインタビューや初心者に向けたメッセージがメインとなる構成になっています。
20人以上の方のインタビューはボリューム満点で内容も濃く、勉強になるだけでなくとても刺激になります。
やはりネット上の記事にはなかなか真似できない、出版社の企画力と取材と編集の力だと感じました。
副業ごとの平均月収や軌道に乗るまでの目安期間も計算されています。
「デコアート作家」や「テニスの大会運営」「イタリア語教材販売」「ガレージキット制作代行」など、ニッチを通り越してオンリーワンなビジネスまで様々紹介されています。
自分に合った副業を探す助けになるでしょう。
価格は1600円。繰り返し読んでも参考になる内容なので、だんぜん買いのお値段です。
「サラリーマンのままで副業1000万円」
会社に依存せず「個」として生きる!
お金の悩みがない生活はできる!
つらい生活も少しの勇気で脱出できる!
資本も能力も平凡な人に送る
8つの原則
副業で年収1000万!なんとも夢のあるタイトルです。
著者の「栗林篤」さん個人が実践する副業テクニックが紹介されています。
栗林さんの副業の軸は「株主優待」と「中古戸建物件の賃貸業(不動産投資)」です。
主にこの2つに関して、栗林さんが実践するテクニックが事細かに紹介されています。
栗林さんは「まじめ系残念な人間」を自負しているようでして、バイタリティのあるキラキラ人間の真似はせず、誰にもできる堅実な副業を目指しています。
株はデイトレードのようなテクニックが必要なものを避け、株主優待付きの株を長期保有するという方法をとっています。
配当と優待の利回りが入り続けるので、会社が潰れない限りは勝てる確率が高くなります。
最低単元を複数所有する事でリスク分散をするという、シンプルな考え方です。
単純な長期保有の他に、もう一歩進んだ株テクニックがいくつか紹介されており、株について興味が持てる内容になっています。
不動産投資は「中古戸建」にこだわっており、初心者が少ない資金でいかにして不動産投資に参入するかといった所から丁寧に解説されています。
郊外の古い物件であれば300万円程度から購入できるという事で、これならサラリーマンの貯金からでも始められそうです。
他にも参考にすべき不動産投資の本や、有名な不動産投資家の方のエピソードも記載されており、不動産投資に興味を持ったらここから広げていける構成になっています。
ちなみに1000万円というのはあくまで「売り上げ」であって、実際には物件を購入した際の借り入れの返済があるとのこと。
それでもかなりの年収になる事は間違いないでしょうけども。
本の通常価格は1500円。
1000万円を売り上げる副業のプロのエピソードがたったの1500円でたっぷり読めるわけですから、こちらもかなりお買い得です。
そして、自分がまずやるべきは「株」と判断。
さて、紹介させていただいた本の他にも雑誌を読んだりネットでも副業について調べた結果、まずやるべきは「株」と判断しました。
株投資の中でも「サラリーマンのままで副業1000万円」の栗林さんが実践している「株主優待付きの株を最低単元で複数保持する」という方法が手堅いと感じました。
実は私も10年以上前に一度株に手をだして、今でも少しだけ保有しています。
株主優待は無いものの、毎年1万円程度は配当金が銀鉱に振り込まれています。
10年前の若い私は本業でバリバリ働いてモリモリ稼いでいたので、年に1万円程度の配当金を軽視していました。
この時にもうちょっと危機感を持てていれば、毎月の給料のいくらかを株に積み立てるという事を続けられたことでしょう。
今頃、10年分の複利の力で資産を増やすことができていたかもしれません。
複利とは利息などで得られた利益をそのまま投資に回すことで、資産が雪だるま式に、指数関数的に増えていく事を指します。
これは早い段階で始めるほど有利で、若い人ほどやっておく価値があるのです。
しかし20代前半の頃の自分は「自分が働いて給料を稼ぐ」というのが当たり前な脳筋状態でした。
私の知り合いでも株をやっている人はほとんどいませんでした。
若い頃にもっとこの事を教えてくれる大人がいたらと、よく思います。
学校でも教えた方が良いレベルではないかと思いますね。
私は複利のチカラに気が付くのが少し遅かったですが、気づいた以上はこのままやらない手はありません。
配当と優待利回りを駆使して、まずは生活費を抑えながら「お金に働いてもらう」を実践していきたいと思ったわけです。
株は買ったらあとは放置しておくだけなので、手間がかかりません。
お金=株が働いてくれている間に私も今まで通り働けば良いわけです。
他の副業を始めるにしても、株を今やらない理由にはならないんですね。
株主優待以外にもいろいろと興味がわいてきた
栗林さんの本や、他の株の雑誌、株のポータルサイト、雑誌などを見れば見るほど、株に興味がわいてきました。
デイトレードのような高度なテクニックと精神力を要する投資方法はそもそも私には向かない、まず勝てないと思います。
しかしデイトレなどを除外しても、株が面白そうと思える要素がいろいろある事がわかってきます。
新規公開株を抽選で購入して利益を得るIPO、保有株の一部を売却することで購入コストをゼロにする恩株という考え方、買いと売りの両方のポジションを持つ方法、イベント投資など、ダウの負け犬作戦など…
すでに手法が確立していて実績のある投資方法が様々あります。
デイトレードと比べると地味な投資方法ですが、素人が地道に稼ぐための方法として定着しています。
株については出版されている書籍や雑誌も多く、調べがいがあって実に面白そうです。
今後も継続して勉強していくつもりです。
株以外の副業についても考えてみた
不動産投資はやらない事にした
株以外にも、栗林篤さんの本で紹介されていた不動産投資にもとても興味惹かれるものがありました。
しかしこちらはいったん断念する事にしました。
理由は「家族の理解が得られないから」です。
不動産投資というと、どうしても「リスクが高い」「素人が手を出しても騙されて不良物件をつかまされる」「日本の人口が減っているから借り手がつかない」など、ネガティブな見方をする人が多いようです。
私にとってもまだ未知の領域ではありますが、頭ごなしに否定せずに本気でしっかり勉強すれば可能性はあると思うのですが…
しかしながら、大切な家族が不安を感じるうちはゴリしないと決めました。
情報収集は継続して進めるかもしれませんが、まずは手を出しません。
転売、セドリもやらない
転売やセドリも興味のある副業ですが、これも家族の理解が得られないためやらない事にしました。
「在庫リスクがある」「取引でトラブルが起きたらどうするのか」「あなたには向いてない」などいろいろ言われました。
やらないうちから「向いてない」とはあんまりだなと思いますが、副業は他にもいろいろあります。
こちらも長期的に考えればいずれは参入したい分野ですが、今のところは様子見としておきます。
家にある不要品を売るぐらいはしたいかも。
ウェブライターはやらない
ウェブライターも本やネット良く紹介される副業として有力ですが、こちらは自分の意思でやらないと決めました。
理由は「ワリに合わない」から。
ウェブライターは参入障壁が低く、文章を描く勉強になると言われていますが、いかせん単価が低いです。
1文字=1円未満という単価が主流のようで、1000文字の文章を書いてもかせげるのは1000円以下。
これを副業として軌道にのるレベルで続けるには、休日に1日中を文章を書き続ける体力とスピ―とが要求されてしまいます。
文章を書くこと自体がよっぽど好きでなければできない副業だと思います。
「文章を書く練習になる」と言いますが、それも何を目的とするのかにもよるでしょう。
ブログを書く上でのウェブライティングの勉強をしたいなら、自分のブログで文章を書き続けたほうが資産にもなるし、よほど良いと思います。
ポイントサイト、アンケートは副業として見ない
誰でも手軽に始められて、初日から収益が出る副業として「ポイントサイト」や「アンケートサイト」が挙げられます。
私もかつてはポイントサイトで数万円を荒稼ぎしたことがありますが、これは継続して得られる収入ではありません。
定常的に稼げるアンケートやクリックして1円もらえる広告などは、自給換算すると100にもならない事もあり、全くもってワリにあいません。
広告をぽちぽちするだけでお金が入ってくるのは確かに楽しいものですが、副業と呼べるレベルではないでしょう。
時間ももったいない感じがするので、やらないほうがいいです。
ただ、アンケートサイトで募集している座談会の参加とかは、数時間で5千円~1万円程度の謝礼が出るものもあるので、遊びに行く感覚でふらっと参加してみたい気はしています。
ポイントサイトも副業ととらえるとマズイですが、ネットショッピングで高い買い物をする際に利用すると購入金額の数%~数10%がポイント還元されてけっこうな節約になります。
買い物と併用するのが良いでしょう。
ストックフォトはやってみたい
数ある副業の中で、リスクが少なく、継続する事で資産になるタイプの数少ない副業がストックフォトサイトへの写真投稿です。
ブログやアフィリエイトサイトを除くと、資産になるタイプのものはこのストックフォトがまず思い浮かびます。
他にもこのタイプの副業があるなら知りたいぐらいです。
クラウドソーシングや受託開発は、自分自身が働いて収入を得る「労働集約型」の副業です。
これは自分自身が働き続ける必要があり、なおかつクライアントの意向をくみ取りながら仕事をする必要があるため精神的な負担も発生します。
約束した報酬が支払われないといったトラブルもちょくちょくあるようです。
それに比べてアフィリエイトやストックフォトといった副業は、コンテンツを作る事さえできればあとはお金が自動的に入ってくる仕組みです。
もちろん、売れるものを作る必要はありますが、一度売れる状態になればそれは資産となり、不動産投資や株の長期保有と同じ効果が見込まれます。
結果が出るまでに時間がはかかるものの、一度作ったものが自分の資産として残るというのは非常に魅力的です。
まとめ
以上、私が株を始めようと思い立つまでの経緯をまとめてみました。
同時に副業について調べたことを少しだけ紹介してみたので、同じく副業について調べようと思っていた方の参考になれば幸いです。
次は証券口座の解説や、購入した株の紹介、さらに勉強したことなどをまとめていこうと思います。