ファイナルファンタジーXIV コンプリートパック|ダウンロード版
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FF14のパッチ5.0「漆黒のヴィランズ」魔法DPSクエスト3「テイナーに秘められたもの」のセリフ集です。
前のクエスト
FF14セリフ集。パッチ5.0魔法DPSクエスト2「「虚ろ」からの呼び声」
クエスト受注
ケリッグ :
待っていたぜ!
少年が目を覚ましたんだ。
幸い、特に後遺症もないようなんだが、困ったことがあってな。
ケリッグ :
どうも……過去の記憶をほとんど失っているらしいんだ。
自分が何故「虚ろ」の中にいたのかも含め、何もわからないと言っている。
ケリッグ :
唯一、覚えていたことと言えば、自分の名前くらいのもんでな。
あの少年は……「テイナー」という名らしい。
ケリッグ :
俺のマズいメシも文句なく食べる、いい奴だが……記憶のない状態で独りぼっちは心細かろう。
さっさと保護者を見つけて引き渡してやらないとな。
ケリッグ :
今は、何か思い出せることはないかと、「モルド・スーク」内を見て回っている。
さあ、お前も「テイナー」に会ってやってくれ。
テイナーと話す
ケリッグ :
プロネーシス打倒という目的からは逸れちまうが……記憶喪失の子どもを放り出すわけにもいかん。
さっさと保護者を見つけ出し、本来の仕事に戻ろう。
テイナー :
この温かい感覚……真っ暗闇の中、同じエーテルを感じました。
あなたが「虚ろ」の中のぼくに呼びかけてくれた人ですね?
ケリッグ :
さすがだな、[プレイヤー名]と会っただけで、そのことに気づくとは……。
ケリッグ :
治癒師に、異常はないか診てもらって判明したんだが……テイナーは、年齢に見合わぬ大量の魔力を有しているらしい。
魔法の使い手として、才があるってことだな。
テイナー :
ただ……ごめんなさい。
ぼく自身は、何も覚えていなくて……気がついたら、もう暗闇……「虚ろ」の中にいたんです。
ケリッグ :
いいさ、それほどの恐怖だったんだろう……。
ところで「虚ろ」の中での出来事は覚えているのか?
テイナー :
暗闇の中、ぼくの近くを、まるで誰かが通過するような、不思議な感覚がありました……。
ぼくが目覚めたのも、その感覚のせいだと思います。
ケリッグ :
ふむ、「虚ろ」の中は、この世界の外側……次元の狭間だという。
そんなところを誰かが通過していったって……?
最近、この世界に、よその世界の者がやってきたってか?
ケリッグに何と答える?
- そうかもしれない
- そんなわけない
「そうかもしれない」
ケリッグ :
ん?
なにか思い当たることがあるってか?
まあ、口を濁すからには、確信のある話じゃないんだろうな。
ケリッグ :
さて、これ以上、わからない事を考えても仕方ない。
今はできること……テイナーの保護者探しを優先しよう。
記憶については、ゆっくり向き合うしかないさ。
テイナー :
ふたりとも仕事があるのに、いいんですか?
こうして保護してくれただけでも、ありがたいのに、ぼく、迷惑じゃ……。
ケリッグ :
お前は、何も悪くはないさ。
それに、お前の素性のヒントが何もないわけじゃないしな。
ケリッグ :
まず、一番最悪の可能性は、お前が身寄りのない天涯孤独の身だという場合だが……。
俺は、この可能性は低いと考えている。
ケリッグ :
根拠は、お前が有していた莫大な魔力さ。
生まれ持った才だけでは、そうはなるまい。
お前に魔術を教えた、師匠にあたる人物がいたはずなんだ。
ケリッグ :
そいつが肉親かどうかはともかく、お前を保護し、教育していた奴がいたってことだな……。
だから、そう沈み込むんじゃない。
テイナー :
はい……ぼく、家族に会いたいです……!
ケリッグ :
よし!
じゃあ、具体的な話に移るぞ。
モルド・スークとクリスタリウムをざっと調べたが、テイナーと特徴が合致する行方不明者の届け出はなかった。
ケリッグ :
となると、それ以外の場所について考えるべきだろう。
モルド・スークに出入りする「熟練の旅商」にあたって、心当たりがないか聞いてみよう。
熟練の旅商と話す
ケリッグ :
テイナーの奴、不安が漏れ出ちゃいるが、この歳で冷静さを保っているのは大したもんだ。
テイナー :
ふたりとも……やさしいんですね。
熟練の旅商 :
この坊っちゃんみたいな、行方不明者を捜している人物……。
……ふむ、ひとり思い当たる奴がいるな。
熟練の旅商 :
ここに来る前、「旅立ちの宿」に寄ったんだがね。
「罪喰いに襲われ、子どもとはぐれた」という、闘病中の魔道士の男と会ったんだ。
ケリッグ :
おお!
さっそく、ドンピシャな情報じゃないか!
父親とはぐれた後に「プロネーシス」と遭遇したと考えれば、テイナーの状況と辻褄も合う。
テイナー :
じゃあ、その人が……ぼくのお父さん!?
急いで、そこに向かいましょう!
ケリッグ :
しかし、「旅立ちの宿」で闘病中か……。
あそこにいる者たちは……いや、憶測で語るべきじゃない。
まずは「宿の世話人」に話を聞いてみよう。
旅立ちの宿で、宿の世話人と話す
テイナー :
ここに、ぼくの家族が?
でも……ここって……。
ケリッグ :
さて、テイナーを笑顔にしてやれるかどうか……。
ケリッグ :
なあ、ちょいと尋ねたいんだが……子どもとはぐれた魔道士が、ここに収容されていると聞いた。
そいつの子どもは、まだ見つかっていないのか?
宿の世話人 :
いえ、その方の息子でしたら無事に保護され……ここに。
テイナー :
そ、そんな!
人違い……!?
宿の世話人 :
……その子も、家族を探しているのですか?
ケリッグ :
ああ、それで、旅立ちの宿に、保護者がいるかと期待したんだが……。
テイナー :
あ、あの……ここには、ほかにも、多くの人がいるんですよね?
その中にぼくの家族がいないか、探してもいいですか?
宿の世話人 :
構いませんが、ここで闘病している人の中には、かなり……その、未来を憂いて苦しんでいる人もいます。
なので、子どもがひとりで歩きまわるのは……。
ケリッグ :
そうだな。
俺か[プレイヤー名]が同行すれば……。
影のある少年 :
……なら、ボクが一緒に行くよ。
ボクも、その方が気が紛れるから……。
ケリッグ :
……わかった、それがいいだろう。
悪いが、頼めるかい?
ケリッグ :
いま、気が紛れる、と言っていたが、あの子の父親だという魔道士は……?
宿の世話人 :
先ほど、罪喰いと化しそうになり……旅立っていきました。
宿の世話人 :
なんとか、あの子も最期を見送ることができました。
ですが、あの年齢の子が、父が罪喰い化しようという姿を、目にすることが、はたして良かったのかどうか……。
宿の世話人 :
幸い、彼はクリスタリウムに親族がいるそうですので、この後、私たちで送っていくつもりです。
ケリッグ :
そうか……俺たちも、そろそろ、テイナーを預ける先を考えなきゃならなそうだな。
ケリッグ :
……そんな顔をするな。
保護者探しを中止しようってんじゃない。
ただ、テイナーの面倒を見ながらは無理だと言っているんだ。
ケリッグ :
俺だって、保護者を見つけるまで面倒見るのが筋だと思うさ。
しかし、本来の目的である「プロネーシス」討伐を、疎かにするわけにもいかないだろう……?
ケリッグ :
テイナーは安全な場所に預ける。
俺たちは本来の仕事を進めつつ、調査などで赴いた地で、保護者探しを続ける……それが一番いい形じゃないか?
ケリッグに何と答える?
- もう少し、できることはないか
- 安全な場所のあてはあるのか?
「もう少し、できることはないか」
ケリッグ :
気持ちはわかるが……それこそテイナーのような犠牲者を増やさないためにも、プロネーシスの打倒は重要なはずだろう?
ケリッグ :
不本意な結果になりそうだが……ひとまず結論は出たな。
それじゃ、テイナーと合流しよう。
……決めたのは俺だ、俺が話すさ。
ケリッグと話す
影のある少年 :
ごめんな、さい……ボクのせいで……!
ケリッグ :
マズイことになった……。
どうやら、彼とテイナーが喧嘩になったそうでな。
テイナーの奴、外へ飛び出して行っちまったらしい。
ケリッグ :
テイナーが、自分が「虚ろ」から出てきたと喋っちまったらしい。
それで彼は、直接テイナーが罪喰いの攻撃を受けたんだと、早合点したらしくてな……。
影のある少年 :
ボク、父さんが罪喰いに変化しようとしたみたいに、テイナーも、罪喰いになっちゃうのかもと思って……思わず、大丈夫なのか聞いちゃったんだ。
影のある少年 :
そしたら、「どういうこと?
」って聞き返されてさ。
何も知らないくせに、必死な顔でしつこく……。
それで……ついカッとなって……。
影のある少年 :
「お前も、罪喰いになるんじゃないか!?」って、そう、言っちゃったんだ……!
ケリッグ :
テイナーは記憶を失っていて、不安でいっぱいなんだ。
同じく余裕のない君に、それを伝えなかった俺の責任さ。
つらい思いをさせてしまったな……。
ケリッグ :
彼とテイナーのためにも、何としても探し出そう。
俺は、宿の西側を探すから、お前は東側を頼む。
テイナーを救助
ケリッグ :
戦闘音を聞きつけて飛んできたが……ふたりとも、無事みたいだな。
テイナー :
すみません……。
ぼくのせいで、危ない目にあわせちゃって。
テイナー :
このまま記憶が戻らなかったらどうしようって不安で……そんな中、自分はもう「人」じゃないのかもって思ったら、どうしたらいいか、わからなくなっちゃったんです。
ケリッグ :
……治癒師に診てもらったとき、聞いたんだ。
お前は、直接、罪喰いに攻撃されたわけじゃない。
罪喰いにはならないよ。
テイナー :
そうだったんですね……良かった。
じゃあ、あの子に謝らないと……事情も知らず、罪喰い化のことをしつこく聞いてごめんって。
ケリッグ :
……そうだな。
でも、不安だった気持ちは本当なんだろ?
あんまり、自分の本心を押し殺す必要はないと思うぜ。
テイナー :
……ぼくは、この世界のことを、なにも知りません。
ぼくのことを知っている人も見つからなかった……。
このまま、ずっと、独りぼっちなんでしょうか。
テイナー :
悔しい、せめて、記憶が戻れば……!
そうすれば、ぼくのことを知っている人のことも思い出せる。
独りかもしれないって、不安で、寂しくて……もう嫌だ!
指導者らしき魔道士 :
次はお前だ、テイナー。
……ほら、一度の失敗くらいで、弱気になるんじゃない。
利発そうな少年 :
大丈夫だよ、僕も君も、持ってる魔力の量はほとんど同じなんだ。
集中すれば、簡単さ。
テイナー :
わかった……ナイルベルト。
やってみるよ。
ケリッグ :
おい、急にどうしたんだ……?
テイナー :
そうだ……ぼく、前にもこうして荒野で悔しくて立ち尽くしてた。
でも、あのとき隣にいたのは、ナイルベルトで……。
テイナー :
……あれ、ナイルベルトって……?
ケリッグ :
……何が起きたのか知らんが、ここは相談の場所には不向きだ。
ひとまず、旅立ちの宿に戻ろうや。
影のある少年と話す
ケリッグ :
難しいことを相談する前に、子どもたち同士、話をつけさせてやろう。
テイナー :
そうだ、彼にも謝らないと……。
影のある少年 :
テイナー、無事でよかった……。
さっきはヒドイこと言って、ごめん……!
テイナー :
ぼくこそ、ごめん……。
それと……外に飛び出して、少しだけ記憶が戻ったよ。
影のある少年 :
本当に!?
やったじゃん!
不安な気持ち……これで減ったね。
影のある少年 :
ボク、これからはクリスタリウムで暮らすんだ。
記憶が戻って落ち着いたら、遊びにおいでよ。
テイナー :
うん、約束するよ……。
きっと会いに行くから。
ケリッグ :
ひとつ約束も増えたところで「モルド・スーク」へ戻るぞ。
整理することが、大量にあるからな。
モルド・スークのケリッグと話す
テイナー :
記憶の中の……彼とも、さっきみたいな約束をしたりしたのかな。
ケリッグ :
さて……。
お前が目眩を起こした直後、テイナーの記憶が甦った。
あのとき何が起きていたのか、しっかり話してもらおうか。
ケリッグ :
過去を視る力、ねえ……。
ケリッグ :
実際、[プレイヤー名]の視た過去は、テイナーの思い出した内容と一致しているんだな?
ケリッグ :
……これは、とんでもないことだぜ。
過去視の中でテイナーと一緒にいた「ナイルベルト」。
ケリッグ :
それは、かつての「光の戦士」であり、今は、はぐれ罪喰い「プロネーシス」と化している男の名だ!
そいつの少年時代となると、100年以上昔ってことだぞ……!
ケリッグ :
同姓同名の別人だと思いたいが……そんな大罪人の名を、子どもにつける親なんざいやしない。
……同一人物だと考えるしかないだろうな。
テイナー :
ここへ戻るまでに、もう少し思い出したことがあります。
ぼくとナイルベルトが一緒にいた魔道士について……。
テイナー :
魔道士は、ひとりではなく集団で……次元に穴を開ける術、つまり「虚ろ」を生み出す方法を研究していました。
そして、その術者に選ばれたのが、ぼくらふたり……。
ケリッグ :
マジかよ……。
つまり、プロネーシスが「虚ろ」を生み出せるのは、生前に修得していた術に起因していたってことか。
ケリッグ :
そして、テイナーが「虚ろ」の中で生存できたのは、ナイルベルトと同様に、それを操る術を学んでいたから……と。
……だが、なぜテイナーだけが子どものままなんだ?
テイナー :
……わかりません。
ですが、もっと記憶が戻れば、ふたりが求めていた、「虚ろ」を封じる方法がわかるかも……。
ケリッグ :
たしかに、その可能性はあるだろうが、無理はするなよ。
ゆっくり思い出せばいい……その間は俺が面倒見てやる。
ケリッグ :
……ただの被害者だと思っていたテイナーが、過去にプロネーシス……いや、この場合はナイルベルトか?
とにかく、奴と繋がっていたとわかったんだ。
ケリッグ :
俺たちの目的がプロネーシスの打倒である以上、関係者であるテイナーを放置しては、進められんだろう。
世話は、俺たちですべきだと考え直したのさ。
ケリッグ :
しかも……俺たちのため、懸命に、記憶を取り戻そうとまでしてくれているんだからよ。
ケリッグ :
とはいえ、あせっても仕方ない。
今しばらくは、テイナーの記憶が戻るのを待ちつつ、各々、決戦に備えて修行でもしておこう……。
ケリッグ :
……って、勝手に話を進めちまったな。
もちろん、テイナーがよければだが……。
テイナー :
えっと……あの、ごめんなさい。
ぼくなんかを……。
ケリッグ :
おっと……!
俺の世話を受け入れてくれるのなら、その「ごめんなさい」とか「ぼくなんか」はやめてくれ。
ケリッグ :
この短い間でも、お前が年齢の割に聞き分けがよくて……内に溜め込む性格だってのは、よくわかった。
ケリッグ :
だが、俺たちだって、自分の目的のためにお前を保護するんだ。
だから、ここはひとつ同盟関係だとでも思ってくれ。
互いを助け合う、仲間ってわけだな。
テイナー :
えっと……じゃあ……。
テイナー :
ありがとう、ございます。
それと……これから、よろしくおねがいします。
ケリッグ :
上出来だ。
こちらこそ、よろしく頼む。
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