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FF14セリフ集。パッチ5.0「漆黒のヴィランズ」メインクエスト93「光をもたらす者」

ファイナルファンタジーXIV コンプリートパック|ダウンロード版

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FF14のパッチ5.0「漆黒のヴィランズ」メインクエスト93「光をもたらす者」のセリフ集です。

 

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FF14セリフ集。パッチ5.0「漆黒のヴィランズ」メインクエスト92「目覚めたら」

 

 

クエスト受注

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チャイ・ヌズ :

お前たちが、どこぞに出歩いている間に、タロース起動の準備が整ったと連絡があったぞ。

チャイ・ヌズ :

あとは、魔力を流しこむだけ……。

その号令は、どうする?

水晶公 :

[プレイヤー名]、タロースがたちあがれば、さすがにヴァウスリーも動くだろう。

そうなってはもう、中断は利かない……。

水晶公 :

ゆえに、あなたの戦支度がすべてすんだら、私に声をかけてくれ。

あなたの号令を、待機中の仲間たちに届けよう。

水晶公 :

さて、どうする……?

準備ができているのなら、タロース起動の号令をかけよう。

「タロース発進!」

水晶公 :

承知した……!

では、皆に号令を伝えよう!

ヤ・シュトラ :

水晶公から連絡がきたわ。

あちらの準備は万全、いつはじめてもいいそうよ。

サンクレッド :

石材の方は、予定した量が準備できている。

ウリエンジェ :

魔力を流し込む準備も、ご指示のとおりに。

アルフィノ :

では、これで……!

ヤ・シュトラ :

タロースを起動するわ!

総員、ただちに配置につくように、誘導して頂戴。

ヤ・シュトラ :

ヴァウスリーを、居城ごと捕まえてやりましょう……!

チャイ・ヌズ :

さあ来る、来るぞッ!

チャイ・ヌズ :

いいぞいいぞ、最高だ!

まだまだやるじゃないか私ぃ!

チャイ・ヌズ :

お、おい、まずいぞ!

奴ら、手ばかり狙っているではないか!

あそこが損傷したら、山に取りついていられなくなる!

水晶公 :

……罪喰いにしては、いつになく利口な動きをする。

ヴァウスリーの指示だとしたら、脅威だな。

水晶公 :

仕方ない、動ける仲間に連絡して、罪喰いを地上に引きつけるとしよう。

どこまで効果があるかはわからないが……水晶公 :

あれは……!

ティターニア :

ひどい……ひどいのだわ!

私の若木は、やっぱり薄情者なのだわ!

ティターニア :

本当に困ったときには必ず呼んでと言ったのに、いつまでも呼ばれないまま、決戦がはじまってしまうなんて!

ティターニア :

確かに妖精は、ヒトの思いどおりに動いたりしないわ。

ええ、ええ、私自らそんな話もしたのだわ。

ティターニア :

でも、かわいい若木が泣きついてきたら、考えなくもなかったのに!

やっぱりひどい、ひどいのだわ……っ!

ティターニア :

私、とっても悲しいわ。

気晴らしに、たくさん遊んで頂戴ね。

何と言う?

  • ありがとうティターニア……
  • なんだか怒られてる気がする

「ありがとうティターニア……」

 

水晶公 :

予想外ではあるが、妖精王が力を貸してくれるならありがたい。

これでタロースも、しばらくの間は、山に取りついていられるだろう。

水晶公 :

ヤ・シュトラたちにも、すぐ連絡をする。

ここより北、グルグ火山のふもとで合流し、突入を開始してくれ!

 

ヤ・シュトラと話す

アルフィノ :

君も来たか……!

アリゼー :

いよいよね……!

リーン :

これで、ヴァウスリーのもとに……[プレイヤー名]さん……!

サンクレッド :

準備はできてるか?

ウリエンジェ :

罪喰いたちが暴れています。

とにかく、急ぐといたしましょう。

ヤ・シュトラ :

……これで、全員そろったわね。

ヤ・シュトラ :

タロースはグルグ火山を掴んだ……今ならこの巨大な岩の身体を伝って、山に乗り込めるわ。

アリゼー :

もちろん、罪喰いたちが、全力で襲い掛かってくるでしょうけど……

何と言う?

  • さあ、行こう!
  • 後れはとるなよ
  • 気をつけて進もう

「さあ、行こう!」

アルフィノ :

ああ……!

こちらも全力で応戦して、駆け抜ける!

今度こそ、ヴァウスリーのところまで……!

 

「偽造天界 グルグ火山」を攻略

 

アルフィノ :

ヴァウスリーの言っていた、「楽園」というもの。

私はまだ、その言葉が指すものを、思い描けないよ。

あるいは……一生そうなのかもしれない。

アルフィノ :

ただ、ひとつ断言できるとすれば。

市民たちを捨て、手駒の罪喰いたちと籠った山は、決して人の楽園などにはなりえない。

アルフィノ :

その事実を、いつわりなき真実を……今度こそ受け取ってもらうぞ、ヴァウスリー……!

アリゼー :

はじめたときは、途方もない話だと思ったけれど……ついに、最後の大罪喰い討伐まできたわ。

アリゼー :

準備は万全、護衛で体も温まってる。

今さら何も言うことはないわ……気持ちはすべて剣に乗せて、必ず道を拓いてあげる!

リーン :

私、必ず最後まで戦い抜きます。

これはノルヴラントを……私たちの住む世界を救うための、戦いだから……!

リーン :

サンクレッドとミンフィリア、みなさんと出会って、ここがどんなに素敵で、過酷で、愛すべき場所か知りました。

きっと、あの街を出なかったヴァウスリーよりも……ずっと!

サンクレッド :

上では、どれくらいの罪喰いが襲ってくるか……。

10……100……いや、そんなカワイイ数じゃないか。

サンクレッド :

なに、構うことはないさ。

この世界を救う……「彼女」の願いに手が届くなら、俺は、何があってもやりきってみせる……!

ウリエンジェ :

あの山を掴んでいるのは、ただの石人形ではありません。

集いし者……去りし者……第一世界に生きてきた、未来を望みし、すべての命です。

ウリエンジェ :

同時に、世界の壁を越え……尊い平和と、あなたの無事を望む者の祈りでもありましょう。

私もまた己の祈りを、あなたを護る力へと換えましょう。

ヤ・シュトラ :

「闇の戦士」の正体に、気づいている子も、そうでない子もいるようだけど……それぞれの場所から、固唾を飲んで見守っていることでしょう。

ヤ・シュトラ :

私、こういう大舞台は、あまり得意ではないのだけれど……あれだけ遠ければ、どんな暴れ方をしても見えないでしょう?

ならいいわ、存分に魔女の力を披露してあげる。

 

 

ヴァウスリーの声 :

やはりお前たちカ……!

ヴァウスリーの声 :

私はここに楽園を再建するのだ、邪魔するナ!

アリゼー :

楽園ですって?

冗談じゃないわ!

アリゼー :

す、凄いわね…罪喰いが消し飛んだわ!

アルフィノ :

よし、残りを片付けよう!

アルフィノ :

一気に5体も…!?

この隙に前進だ!

アリゼー :

これは私たちも負けてられないわね!

リーン :

あの時とは違う…もう護られるだけじゃないもの!

リーン :

もう逃げはしない…勝って前に進みます!

ヴァウスリーの声 :

虫のようにわらわらと……蹴散らしてくれル!

アリゼー :

楽園だか何だか知らないけど悪趣味なことで…

ヴァウスリーの声 :

来るなッ、汚らわしい反逆者どもメ!

アルフィノ :

立方体型の罪喰いで門を塞ごうとでも…?

アリゼー :

み、見かけはアレでも手ごわかったわね…

ヴァウスリーの声 :

私は正しい、絶対に!

ヴァウスリーの声 :

最後に屈するのは、お前たちダッ!

リーン :

正しいと言うなら逃げる必要はなかった…!

ヴァウスリーの声 :

目覚めし我がチカラ、分け与えてやろウ!

アルフィノ :

この光…ヴァウスリーが強化したというのか!?

ヴァウスリーの声 :

ザコでは限界だナ……ならば!

アルフィノ :

ヴァウスリーのお気に入りか…

ヴァウスリーの声 :

役立たずメ、刺し違えてでも止めるのダ!

アルフィノ :

みんなのおかげで、やっとここまで辿りつけた。

ヴァウスリーは恐らく、この先だ……!

ヴァウスリー :

愚かな……救いようのない反逆者どもメ……。

お前たちは自滅を望んでいるようなものだと、なぜわからなイ。

ヴァウスリー :

その蛮行の果てに得られるのは、生きるための、永劫終わりなき戦いのミ。

ヴァウスリー :

対して、私にすべてを委ねれば、争いの種は取り除かれるのだゾ?

ヴァウスリー :

善も悪もない、生きる意味だの理由だのを探す必要もない、不滅の楽園で幸せに暮らせるというのニ!

アルフィノ :

確かに、それもひとつの平和の形かもしれない。

そう認めたからこそ、私は君に、死を願わなかった。

アルフィノ :

過ちを正し、手段さえ改めれば、人の幸せを望む者同士……ともに生きていけるのではないかと思ったのだ。

アルフィノ :

だが、今となっては、君の言動は致命的に矛盾している。

アルフィノ :

すべて人々のためだと言うなら、君は、盾にしたユールモアの民を置いて逃げるべきじゃなかった。

アルフィノ :

君ひとりが生き延びれば再建できる楽園だというなら、それは、民のためのものではない。

……君が楽しいだけの、箱庭だ!

リーン :

ドン・ヴァウスリー。

私たちは……この世界の住民は、あなたひとりの思いどおりになったりしません。

リーン :

私には、未来を託してくれた、優しい人がいた。

彼女と約束したことを叶えたいから、あなたのもとで眠っているわけにはいかないんです。

リーン :

ほかの人にだって……大事な思い出や、譲れない意見、護りたいものがありました。

リーン :

私の、決して長いとは言えない旅でだって、それがあふれるくらい伝わってきました……!

リーン :

みんながこの戦いに力を貸してくれたこと、それがあなたへの答えです!

リーン :

あなたがどんなに力を持って、その正義ですべてを押し潰そうとしても、絶対に、私たちは抗います!

ヴァウスリー :

……うるさい……うるさいうるさイッ!

反逆者の分際で、偉そうに語るナァァッ!

ヴァウスリー :

お前たちが、誰にものを申しているカ……どれほど身のほど知らずか、改めて教えてやろウ!

ヴァウスリー :

目覚めし我が真の力で、お前たちを屠り、その亡骸をもって、愚民どもにも知らしめるのダ!

ヴァウスリー :

私こそが、人と罪喰いの頂点。

あまねく統べよと世界に望まれ、全能を授かりし者。

ヴァウスリー :

ゆえに、我が行いは一切が善、「イノセンス」と心得ヨ!

ヤ・シュトラ :

これは……そう簡単に謁見は敵わないということかしらね。

アルフィノ :

標的は、大罪喰いでもある。

私たちが道を拓くから、君は先に進んでくれ。

アルフィノ :

この戦いで、罪喰いとの決着をつけるんだッ!

 

大罪喰い「イノセンス」を討伐→リーンと話す

 

ヤ・シュトラ :

少し見ないうちに、ずいぶん姿が変わったものだわ……。

恐らく、罪喰いとしての性質が高まったことで、変質したのね。

ウリエンジェ :

……おつかれさまです。

これで、ついに、最後の光が……。

サンクレッド :

退路は確保してある。

あとは……お前の思うようにやってくれ。

アリゼー :

遅くなってごめんなさい。

……激戦だったみたいだけど、無事でよかったわ。

アルフィノ :

ヴァウスリー……君は……そんな力まで得て、どうして……。

 

リーンと話す

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リーン :

[プレイヤー名]さん、彼は……

リーン :

……そう、なんですね。

ついにヴァウスリーとの……大罪喰いとの決着がついた……。

リーン :

これで、ノルヴラントすべてに、あるべき闇が戻る。

ふたつの世界は、救われるんですね……!

イノセンス :

な……ぜ……。

どうして……私が、地に伏して……。

間違っているのは……お前たちなのに……。

イノセンス :

父上だって、私に言った……。

お前が希望、お前が正しい、お前は新たな神になる……。

イノセンス :

そのために、お前は……罪喰いと混ざって生まれてきたのだ……って。

イノセンス :

民衆も、私を讃えていたじゃないか……!

私がいれば、罪喰いを恐れることがないと、喜んでいた!

イノセンス :

それが……あぁ……なんで!

なんで、なんでなんだよ、お前たちもひれ伏せよ!

イノセンス :

早く、助けろ……私は……神だぞ…………

アルフィノ :

ああ……空が……!

ユールモアの元首 :

おのれ、頭の悪い愚民どもめ……!

私の的確な指示で、この街は護られたではないか!

ユールモアの元首 :

それがなんだ、犠牲者の数が多すぎるだと!?

ふざけるなッ!

ユールモアの元首 :

さては、元首の座を狙う連中が、よからぬ扇動をしているんじゃないか?

ユールモアの元首 :

そうだ……そうに違いない……。

私は降りんぞ……絶対に……!

????:

骨が折れますな、ユールモアの偉大なる元首殿。

あなたは大変よくやっているのに、周りが馬鹿ばかりで困る。

ユールモアの元首 :

だ、誰だお前は!?

ここへの立ち入りは、禁止されているはずだぞ!

黒法衣の男 :

これは失敬……。

しかし、内密な提案がございまして。

黒法衣の男 :

私は、あなたを支援したいのです。

そのために、お命じいただければ、近隣にいる大罪喰いを捕らえて参りましょう。

黒法衣の男 :

そいつと、あなたの奥方様が宿している胎児を使って、絶対の王を作るのです。

さすれば王の父として、あなたの立場も盤石となりましょう。

ユールモアの元首 :

すばらしい、すばらしいぞ!

我が息子、ヴァウスリーにかかれば、罪喰いがまるでペットか何かのようだ!

ユールモアの元首 :

これで我が一族には、永遠の地位と名誉が約束された!

全世界を手中に収めるのも、時間の問題だな!

黒法衣の男 :

ええ、是非。

それによって、人は戦うことをやめ、進歩を捨て、光とともに停滞に沈む……。

黒法衣の男 :

実に結構でございます。

光に満ちた世界こそ、私どもの……アシエンの望みなれば。

ヤ・シュトラ :

まずいわ……ついに限界が……!

このままじゃ、彼が罪喰いになってしまう……!

ヤ・シュトラ :

ウリエンジェ!

対策があるんでしょう、早く……!

リーン :

ああ……空にも光が……!

水晶公 :

時は、来たれり。

すべての大罪喰いの力が、ひとところに集まった。

水晶公 :

その力……私がいただくぞ。

アリゼー :

水晶公……!?

あなた、何をするつもり!?

水晶公 :

っ……お前がたくわえた膨大な力をクリスタルタワーに送り、私ごと、別の世界へ転移するのだ……!

水晶公 :

ほかにも世界があると知ったときから、私はずっと、この瞬間を夢見てきた……。

水晶公 :

こんな壊れかけの世界に留まるより、新天地で楽しく生きたい……当たり前だろう?

そのために、お前を利用させてもらったのさ!

リーン :

そんな……!

それじゃあ、こうなるとわかってて、わざと……!?

アリゼー :

騙してたって言うなら、あの人を任せておけない!

引きはがすわよ!

ウリエンジェ :

手を出してはなりませんッ!

ウリエンジェ :

お願いします……今、このときだけは……彼の決意を、ただ、見届けてほしい……。

ヤ・シュトラ :

……ああ……なんてこと……。

ウリエンジェ、あなた、これをすべて知っていたのね……。

ヤ・シュトラ :

こんな乱暴な転移術は成功しない。

別の世界になんて、辿りつくことはない……。

ヤ・シュトラ :

水晶公はそれをわかっていながら、あの人には悟られまいと、嘘をついているんだわ……。

アルフィノ :

それは……どういう……。

ヤ・シュトラ :

彼からあふれた光の力を引き取って、世界と世界の間……次元の狭間で、砕け散る。

ヤ・シュトラ :

水晶公は、自分の命と引き換えに、あの人もノルヴラントも救う気なのよ……!

水晶公 :

……冒険の終わりに、英雄が集めてきたものを、小悪党が少しばかりちょろまかす。

水晶公 :

それだけのこと、ありきたりなオチのひとつさ。

水晶公 :

あんたの物語はまだまだ続き、いずれこれも、取るに足らない笑い話になるだろう。

水晶公 :

名も知れぬ水晶公は、どこかの世界で、明日も楽しく暮らしている。

だから……!

 

どうする?

  • 何も言わない
  • 彼の名前を呼ぶ

「彼の名前を呼ぶ」

 

……信じて この世界を救おうとしてくれてありがとう

さようなら オレのいちばん憧れの英雄

 

エメトセルク :

……クリスタルタワーを制御できるのは、紅い眼を持つアラグの血族だけ。

そしてそれは、第一世界には存在しえないものだ。

エメトセルク :

その男が、世界と……恐らく時まで渡って、何を大それたことを企んでいるのかと思ったが……

エメトセルク :

まさか、たかだかひとりの英雄様を救おうとしていたとは。

まったく、馬鹿すぎて恐れ入る。

エメトセルク :

だが、成就するのはお前の計画じゃない。

私たちの計画だ。

サンクレッド :

エメトセルク……お前……ッ!

エメトセルク :

おっと、動くなよ。

水晶公は、まだ息があるはずだ……が、それもお前たち次第だぞ?

エメトセルク :

残念だ……本当に……心底失望した。

エメトセルク :

お前なら、すべての光を取り込んでも平気かもしれない……そう思っていたのに、なんだそのザマは?

化け物になりかけているじゃないか。

エメトセルク :

それじゃ、交渉する価値もない。

今の「なりそこない」の人類には、その程度が限界か。

何と言う?

  • どういうつもりだ……!
  • ヴァウスリーを造ったのもお前か

 「どういうつもりだ……!」

 

エメトセルク :

私はアシエンだぞ?

世界統合のために、あれこれ画策するのが仕事だ。

エメトセルク :

第一世界においては、100年前、当時の英雄たちを利用して光を高める策を、同胞アログリフに授けた。

エメトセルク :

それで片がつかなかったので、次の策として、ヴァウスリーを造りだしたわけだ。

エメトセルク :

……が、それもお前たちの到来によって、展望がなくなった。

アルフィノ :

私たちに近づいてきた狙いは何だ……!

エメトセルク :

それについては、今まで散々話してきただろう?

あれは本当だ、何ひとつ嘘はついていない。

エメトセルク :

お前たちは、私にとって裁定の材料だった。

今の人類の精神性や強さ、可能性を知るための。

エメトセルク :

だから興味があったのは事実、教えたことも事実。

結果によっては、味方として取り込むに値するとも思っていた。

エメトセルク :

ただし、合格の最低条件は、こいつがすべての光を飲み込んだ上で、それを自在に制御できるようになることだった。

エメトセルク :

それくらいでなければ、価値がない。

手を取るほどの強者とは、認められない。

サンクレッド :

つまり、俺たちは落第とみなされたと……。

ずいぶんと勝手な話だ。

サンクレッド :

だが、仮に合格していたとして、俺たちがアシエンにつくとは限らなかっただろう。

エメトセルク :

そのときは、殺せばいい。

ため込まれた光が放出されて、少なくとも、すべての罪喰いを倒す前の状態には戻せる。

エメトセルク :

だからこそ、光そのものを持ち去られちゃ困るんだ。

こいつの行動には、少しばかり焦らされた。

エメトセルク :

ふむ……まだ知性と姿は保ってるようだが、中身はもうほとんど罪喰いみたいなものだな。

エメトセルク :

お前の意志はどうあれ、これからは、いるだけで世界を光に包み込む。

エメトセルク :

寄り添ってきた相手を罪喰いに変えるかもしれないし、正常なエーテルを喰らいたくて、無辜の人々を襲うようになるかもしれない。

エメトセルク :

そんなお前に、人類は立ち向かいもするだろう。

だが……その強さを目にして、すぐに絶望する!

エメトセルク :

「勝てるわけがない……私たちはもうおしまいだ……。

 人はもう、何をしても無駄なのだ!」

エメトセルク :

皮肉だなぁ……ヴァウスリーが幸福によって成し遂げようとしていた停滞を、お前が、絶望によって成し遂げるんだ。

エメトセルク :

さて、お前がとっとと世界を蹂躙してくれることを願いながら、私はそろそろ、おいとまするとしよう。

アルフィノ :

水晶公……ッ!

エメトセルク :

お前たちにつきあっても、結局、何かが変わるほどの収穫は得られなかったんだ。

これくらいの土産はもらっていくさ。

エメトセルク :

なりそこないの人類から学ぶことがあるとは思わなかったが、あいつが英雄様のために蓄えてきた知識と技術には、大変興味がある。

エメトセルク :

……本当に、哀れだな。

エメトセルク :

お前が仲間と思っている連中も、そうなっては、もはや殺し合うしかない敵だ。

エメトセルク :

なまじ知性が残って、堪えがたくなったら、私のもとに来るがいい。

せめて嗤って、すべてを見届けてやろう。

エメトセルク :

テンペストと呼ばれる、黒き海の底。

その暗がりに、私の根城がある……。

エメトセルク :

ではな、化け物…………。

アルバート :

……ああ、目が覚めたのか。

何と言う?

  • 今のは、夢……?
  • あれからどうなった

「今のは、夢……?」

 

アルバート :

混乱してるのか、無理もない……。

アルバート :

水晶公が拐われ、お前が倒れたあと、エメトセルクはすぐに消え失せた。

アルバート :

それで、リーンがどうにかお前に応急処置を……光の暴走を止めようと試みたんだ。

アルバート :

その甲斐あって、今は多少安定してるだろうが、原因を取り除けたわけじゃない。

お前の状態は、変わっちゃいないんだ。

アルバート :

これが、現実だ……。

アルバート :

ここやコルシア島だけじゃない。

ラケティカ大森林や、アム・アレーン、イル・メグ……ノルヴラント全土が再び光に覆われている。

アルバート :

すべての大罪喰いの光を継いだ者……お前がいるからだ。

アルバート :

もっとも、原因がお前にあると知っているのは、あの場にいた仲間たちだけだ。

アルバート :

あいつらはお前をつれて下山したあと、待っていた人々に、光が戻った原因は不明だと語った。

アルバート :

今は、ノルヴラント中を飛び回って、混乱をなだめながら、お前を救う方法を探してるらしい。

アルバート :

……動けるなら、少し街をまわってきたらどうだ。

ここであれこれ考えてるよりは、落ち着くかもしれない。

 

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