こんにちは。さんごーです。
「株ってもうかるの?」
「株に興味があるけど、何から勉強したらいいか分からない。」
「株って安く買って高く売ればいいんだよね。え、違うの?」
という方のために、私も初心者として勉強してタメになったことを教えます。
今回は「バフェットからの手紙」という本に焦点を当てました。
このブログの内容。
- 【素人でも簡単】「バフェットからの手紙」から得られるもの
- バフェットの「バリュー投資」が成功する理由
- 「バフェットからの手紙」語録。 バフェットの投資哲学を学ぶ。
- 【株式投資の結論】「バフェットからの手紙」から得られた4つのこと
- おまけ:バフェットがおススメしている本
【素人でも簡単】「バフェットからの手紙」から得られるもの
結論を言うと、株は儲かります。
勉強するなら、成功したければ達人のマネをすれば良いです。
そして達人によれば、株は売らないのが正解です。
今回は「バリュー投資の神」とも呼ばれるウォーレン・バフェット氏の哲学を学びます。
「バフェットからの手紙」は「株の入門書」というわけではないので、少し難しいです。
本の中で「経営」とか「会計」の話も出てきますが、その辺は今は飛ばしてもOK。
株初心者にとっては2章~4章が大事です。そこだけ読んでおきましょう。
バフェットの投資手法は超簡単な話で、誰でもできます。
- 短期的な株の売買はしない
- 成長性のある銘柄が安くなっている時に買う
- 成長する銘柄を長期保有する(10年、20年という単位)
これだけです。
株の成長と、株を保有している事で得られる配当金で資産を増やしくわけですね。
株で失敗する原因とは?
上記の方法で簡単に株で稼げます。
しかし何故多くの人が株で失敗するのか?
それは「短期間でたくさん稼ぎたい」という欲に負ける為です。
株を短期売買する手法は「投資」ではなく「投機」であると、バフェットは手紙の中で語っています。
そこをちゃんと区別して、「投資」を学びましょう。
バフェットは「投機」をコイン投げに例えて、手紙の中で以下のように語っています。
コイン投げでも、半分の人が一回目は当たります。しかし、そのなかに、その先も勝ち続けることが期待できる人は一人もいません。
コイン投げでたまたま勝ち続けた人がいたとして、勝利の秘訣を聞いても無意味です。
ネット上の「投機家」の記事はスルーしましょう。
バフェットの「バリュー投資」が成功する理由
「株を売らない」ことで、株価の暴落で資産を失う事がなくなります。
むしろ、暴落はいつもの積み立て金額で、より多くの株を購入できるチャンスなんですね。
長期保有していれば株価の暴落で失敗する事を避けられます。
これが成功する確率が上がる理由です。
配当金はお小遣いではない!再投資しよう
投資はお小遣い稼ぎではありません。
「短期的に稼ぐ」事が目的ではないので、得られた配当金も投資に回します。
投資したお金が、新たなお金を稼いでくれます。
毎月一定の額+3%の配当を再投資していけば、福利の効果で資産を増やす事ができるんですね。
以下、「毎年1万円貯金」と比較した例。
資産を増やし続けて、幸せな人生を手に入れましょう。
必要になった時だけ、現金に変えれば良いのです。
「バフェットからの手紙」語録。 バフェットの投資哲学を学ぶ。
「バフェットからの手紙」から一部抜粋して、バフェットの言葉を紹介します。
短い言葉で、分かりやすく、覚えやすく、説得力のある部分を選びました。
これから始める投資の指針としましょう。
「信用」に関する言葉
お金を失っても―たとえたくさん失ったとしてもなんとかなります。
しかし、信用を失ってしまえば―たとえほんのわずかであったとしても取り返しのつかないことになるのです。
バフェットか自社の株主への信頼を最も重要視している事がわかります。
こういう会社の株を保有したいものです。
「堅実さ」に関する言葉
その分野の専門家でなくても、満足のいく投資リターンを上げることはできます。ただ、その場合は自分の限界を認識し、必ずある程度はうまくいく道を選びます。
単純なことに徹し、ホームランは狙いません。そして、簡単な儲け話は、即座に却下します。
「うまい話には裏がある」と言いますが、まさにそれ。
なぜか「株なら簡単に大金が稼げる」と信じてしまう人が多いですが、バフェットの言葉で目を覚ましましょう。
私はそこからどれだけのインカムゲインが得られるかのみに注目し、日々の資産価格の変動については考えませんでした。
試合で勝利するのは、プレーに集中した人であり、スコアボードばかり見ている人ではありません。
週末を株価を見ずに楽しめる人は、平日も試してみてください。
購入した株の価格をつねにチェックしたくなる。
よくあると思います。
しかし、あなたが株の値段など気にする必要はありません。売らないのだから。
株価の値段ばかり気にするのではなく、価値を産み出す企業を探したり、経済の勉強しましょう。
ある銘柄(選手)がポートフォリオ中で大部分を占めるまでに成長したので、その最も成功した投資銘柄をこの「投資家」が売却するとすれば、それはまるでチームにとって重要な存在になったので、マイケル・ジョーダンをシカゴ・ブルズにトレードに出すようなものなのです。
株が値上がりしたからといって売ってしまっては、将来的には資産を生む株が無くなってしまいます。
ポートフォリオが「価値の無い銘柄」だらけになってしまう事でしょう。
成長している株を売るデメリットが、この例え話から分かると思います。
「借金」に関する言葉
借り入れは病み付きになる恐れがあります。借り入れの驚くべき効果でひとたび利益を上げてしまえば、保守的なやり方に後戻りしようと考える人はほとんどいません。
株を借りる「信用取引」はハイリスク・ハイリターンです。
負けを取り戻そうと、さらなる借金をする。
典型的な失敗なので、あなたは同じ過ちを犯す必要はないはずですね。
【株式投資の結論】「バフェットからの手紙」から得られた4つのこと
「バフェットからの手紙」を通じて、堅実な投資の哲学を学ぶ事ができました。
多くの人から指示されているバフェットの哲学は、早い段階で触れておくべきですね。
バフェットの言葉をもう一度振り返ってみます。
- 短期投資をしない。(コイン投げで勝ち続けられる人はいない)
- 簡単な儲け話に乗らない。(長期視点を持つ)
- 日々の価格変動は気にしない。(プレーに集中する)
- 値上がりした株を売らない。(成長した選手はチームにとどめる)
これらを胸にとどめて賢明な投資をはじめましょう。
投資を始める時のオススメのネット証券も紹介しています。
おまけ:バフェットがおススメしている本
「バフェットからの手紙」の中で、バフェット自身がオススメしている本を紹介します。
これらも読んで、株の勉強しましょう。
有名すぎる投資の本。「件名なる投資家」です。
バフェットはこの本の著者ベンジャミン・グレアムの生徒でした。
株の勉強のバイブルとして、手元に置きましょう。
上級者向け。株式の価値を算出する方程式が示されています。
投資手法ではなく、あくまで株の価値を考えるための本。
株が本当に好きな人にとって、面白い本になっていると思います。
世界恐慌の前、アメリカのバブル経済の時代のお話しです。
株価が暴落する前後の人間の思考、行動が良く分かる本。歴史に学びましょう。
- 作者: ジョン・K・ガルブレイス,村井章子
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2008/09/25
- メディア: 単行本
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今回は以上になります。
株の勉強、がんばっていきましょう。