ファイナルファンタジーXIV コンプリートパック|ダウンロード版
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FF14のパッチ4.1からスタートした「リターン・トゥ・イヴァリース」のクエストその3-1「ダルマスカのレジスタンス」のセリフ集です。
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FF14セリフ集。リターン・トゥ・イヴァリースその2-4「封じられた聖塔 リドルアナ」
クエスト受注
クガネ・ランディング前でクエストを受注します。
リナ・ミュリラー :
どうも、冒険者さん……。
ああ……イヴァリース伝説のことでしたよね。
ジェノミスさんも次の目的地を決めたようですけど……。
リナ・ミュリラー :
ゴメンナサイ、ちょっと心配事があって……。
リナ・ミュリラー :
いえ……やはり冒険者さんにも話しておくべきですね。
言おうか言うまいか迷いましたけど……。
実は、アルマちゃんの体調がよくないんです。
リナ・ミュリラー :
人目もあるので、劇場艇へ向かいましょうか。
クガネ・ランディングから、劇場艇プリマビスタの大道具部屋に向かう
ジェノミス・レクセンテール :
結局のところ、勇者ラムザら一行が最後に向かったのは……
ジェノミス・レクセンテール :
おや、今日はどうしてこちらに?
次の目的地の結論を出すにはもう少し解読が必要なのだが……?
ラムザ・レクセンテール :
……リナさんからお聞きになったのですね。
心配をおかけしてすみません。
ラムザ・レクセンテール :
ここ最近、体調を崩してしまい、床に伏せがちなのです。
ただ、薬師によると身体に特に異常はないそうでして……。
慣れぬ異国の地で、疲れが出たのでしょうか……。
アルマ・レクセンテール :
冒険者さんがおいでとは……。
ラムザ・レクセンテール :
アルマッ!!
アルマ・レクセンテール :
兄さん……私は大丈夫……。
ラムザ・レクセンテール :
ダメじゃないか、寝ていないと!
部屋に戻って横になるんだ、さぁッ!
アルマ・レクセンテール :
ごめんなさい、冒険者さん……。
父さんたちのこと、よろしくお願いします……。
ジェノミス・レクセンテール :
さて……せっかくなので、途中経過にはなるが、次の調査目的地についてご説明しよう。
その前に、これまでの調査を簡単にまとめてみようか。
ジェノミス・レクセンテール :
旧ダルマスカ王国の王都ラバナスタの地下には、幻の王国イヴァリースの王都ルザリアが存在した。
長年にわたり増改築され現在のラバナスタになったと考えられる。
ジェノミス・レクセンテール :
同様に、リドルアナ大瀑布の横に建設された大灯台……こちらも古の機工都市ゴーグの残骸を再利用したものだった。
今でもゴーグの上半分は大灯台の上空に浮かんでいる……。
ジェノミス・レクセンテール :
我が祖先オーラン・デュライが書き記した「デュライ白書」、長年、教会の手により封印されてきたこの書物は、現在ではただのおとぎ話に思えてしまう……。
ジェノミス・レクセンテール :
だが、そこに記された内容は現実の遺跡と合致した。
それ故、デュライ白書は真実を記した一冊の「史書」だと、イヴァリースの実在を記した「歴史書」だと言えよう。
ジェノミス・レクセンテール :
これ以上の調査は考古学の専門家に委ねるしかないが、幻の王国イヴァリースはあのダルマスカに存在した……私はそう断言してもよいと考えている。
ジェノミス・レクセンテール :
だが、私の真の目的はイヴァリースではない……。
祖先オーラン・デュライの汚名を雪ぐことこそが我が一族の使命!
そのためには、勇者ラムザたちの実在を立証しなければならない!
何と答える?
- それで調査の次の目的地は?
- アルマが心配だが、本当に大丈夫?
「それで調査の次の目的地は?」
ジェノミス・レクセンテール :
うむ、それなんだが、ある程度のところまで絞り込んだのだが、決め手に欠けていてねぇ。
モンブランくんらの手を借りて、更に推論中なんだよ。
ラムザ・レクセンテール :
「流浪のモーグリ族」の好奇心を侮るなかれ……といったところでしょうか。
ラムザ・レクセンテール :
モンブランとハーディのふたりは実に有能ですよ。
我々の知らないダルマスカの歴史や生活習慣、地域情報など、ふたりのおかげでデュライ白書との照合が飛躍的に進みました。
モンブラン :
ようやくラムザもモグの真価を認めてくれたクポ~!
モグはイヴァリース研究の第一人者クポ!!
ハーディ :
まったく兄ちゃんは、そうやってすぐに調子に乗るクポ~。
ジェノミスさんとラムザさんの知識あっての研究クポ。
モグたちは少しでもお手伝いできればと思っているだけクポ!
ラムザ・レクセンテール :
謙遜の必要はないよ、ハーディ。
ボクはキミたちに対する偏見を捨てたんだ。
キミたちの助けがあってこその研究成果だよ、ありがとう。
リナ・ミュリラー :
……気味が悪いでしょ、そう思いません?
なんかすっかり性格が……そう、よくなっちゃって。
リナ・ミュリラー :
もっとも、アルマちゃんに言わせると、今のラムザくんの方が、本当のお兄ちゃんだそうで……。
そんなの信じられます?
ジェノミス・レクセンテール :
先ほども話したように、我々の最終目標は、歴史に消された勇者ラムザ・ベオルブ、その人の証明だ……。
それが成されない限り、オーランは嘘つきのままだ。
ラムザ・レクセンテール :
たとえイヴァリースがおとぎ話などではなく、実在した歴史上の王国であることを証明したとしても……その点についてデュライ白書が「真実」だとしても意味がない。
ジェノミス・レクセンテール :
なので我々は、勇者ラムザとその一行の足取りを追った。
獅子戦争と呼ばれる国王の後継者をめぐる戦争……その戦乱の最中、彼らは「聖石がもたらす災い」と闘っていた。
ラムザ・レクセンテール :
そうですッ!
ルザリアやゴーグで目撃したルカヴィと呼ばれる異形の者、あれこそが「聖石がもたらす災い」ッ!!
ラムザ・レクセンテール :
「切なる願い」によってルカヴィと化した者たちがもたらす悲劇!
勇者ラムザは獅子戦争の影で、邪な想いにその身を託した彼らを、そう、あの「聖石」を排除しようとしていたのですッ!!
ジェノミス・レクセンテール :
だが、それは文字通り、命を懸けた戦いの日々だった……。
仲間をひとり失い、またひとり……と。
そんな中、彼らが目指した最終目的地は「オーボンヌ修道院」。
リナ・ミュリラー :
オーボンヌ修道院?
たしか王女オヴェリアが生まれ育った場所でしたよね?
ジェノミスさんの戯曲の冒頭シーンでも使われてたはず。
リナ・ミュリラー :
伝説によると、獅子戦争を終結に導いたディリータは、イヴァリース王国の正統の後継者である王女と結婚。
それにより、後々、イヴァリースの新たな王となった……。
ジェノミス・レクセンテール :
そのとおり!
さすがはミュリラーくん、よく勉強してるね。
リナ・ミュリラー :
何故、彼らはそこへ?
どうして「始まりの地」であるオーボンヌ修道院が最終目的地に?
ラムザ・レクセンテール :
デュライ白書によると、そこに「聖石」を生み出す元凶たる者が封印されていたようです。
ミコト :
やはり、「聖石」は何者かが、明確な意志を持って作り出していた……ということですね。
それは、いったい何者ですか?
ジェノミス・レクセンテール :
その名は「聖天使アルテマ」……!
リナ・ミュリラー :
天使??
天使たる者がそんな危険なクリスタルを??
ジェノミス・レクセンテール :
実際に天使なのかどうかは不明だ。
ただ、そう呼び、信奉していた者たちもいたようだが、一方では「血塗られた殺戮の天使」とも呼ばれていたようだ……。
ジェノミス・レクセンテール :
興味深いのはその天使が、強力な破壊魔法「アルテマ」を行使していたようだ。
「アルテマ」といえば、たしかエオルゼアでの戦闘で……。
ミコト :
魔導城プラエトリウムで貴方が目撃した古代魔法「アルテマ」……それらは古代アラグ帝国が研究の末、アレンジしたものでしょう。
リナ・ミュリラー :
どういうこと?
ミコト :
古代魔法「アルテマ」については、シャーレアンでも研究が進められていて耳にしたことがあります。
あれは既存の魔法学の範疇に収まらない別次元の魔法だと。
ミコト :
古代アラグ帝国に「アルテマ」をもたらしたのは、その「聖天使アルテマ」なる者ではないでしょうか?
古代アラグ帝国はなんらかの手段でその魔法を会得した……。
リナ・ミュリラー :
「聖天使アルテマ」っていったい……?
シド :
ひょっとしたらオメガのように別次元、別宇宙から、このハイデリンへやってきた未知の生命体かもしれんな。
ジェノミス・レクセンテール :
おお、友よ、どうしてここに?
シド :
ミコトに頼まれていたモノを届けに寄ったのさ。
ミコト :
シドさん、わざわざありがとうございます!
シド :
いいんだ。
……例の件、オレも気になるしな。
リナ・ミュリラー :
で、その「オーボンヌ修道院」はどこにあるんです?
ジェノミス・レクセンテール :
そこがまだわからないのだ……。
リナ・ミュリラー :
え~~ッ!
そんな~~ぁ!!
ラムザ・レクセンテール :
デュライ白書によると、ゼイレキレ大河の中程に滝があり、そこにオーボンヌ修道院があったと記されていました。
ですが、現在のダルマスカにその地名はありません。
ラムザ・レクセンテール :
前回同様、デュライ白書と照会したところ、ゴルモア大密林と呼ばれるジャングルを流れる大河が、そのゼイレキレ大河であることまでは突き止めました。
ラムザ・レクセンテール :
これもすべてモンブランとハーディ兄弟の協力があってこそ。
彼ら流浪のモーグリ族が持つ知識には大いに助けられています。
リナ・ミュリラー :
そこまで判明しているなら、肝心のオーボンヌ修道院の場所もわかりそうな気がするけど?
ラムザ・レクセンテール :
それが…………。
モンブラン :
あのジャングルはヴィエラ族の縄張りなんだクポ。
何人たりとも入ることを許さないんだクポ。
モグたちですらすぐに察知されてしまうクポ~~!
ハーディ :
ゴルモア大密林には古代遺跡が……おそらくイヴァリース時代と考えられる遺跡がたくさんあるクポ。
当てずっぽうで探すわけにはいかないクポ~!
リナ・ミュリラー :
決め手に欠けているというのは、そーゆーことなのね……。
ジェノミス・レクセンテール :
厳しい一族の掟を捨て、我々と同じような暮らしを営むヴィエラ族もいるんだが、如何せんダルマスカはああいった状況だからな……。
ラムザ・レクセンテール :
もう少し時間をください。
手がかりを見つけて候補を絞り込みますので……。
シド :
ランディングにバンガがいたぞ……たぶん、話に聞いてた元ダルマスカ王国の銃士……じゃないかな?
シド :
お前に用事があるらしい。
劇場艇へ来ればよいのにと声を掛けたが、断られちまったよ。
シド :
頼まれていたモノだ。
君の設計どおりに作らせてみたが……。
ミコト :
ありがとうございます。
シドさんたちの腕ならきっと大丈夫。
うまくいかなかったら、それは私の設計が原因でしょうね。
シド :
じゃ、あとは任せた。
何か問題が起きたら遠慮なく言ってくれ。
また、あとで寄るよ、じゃあな。
ミコトと話す
ジェノミス・レクセンテール :
……イヴァリースがダルマスカの地にあったのは間違いない。
だが、時間の経過による情報の損失は如何ともし難い。
ラバナスタ大図書館が残っていればよかったのだが……。
ジェノミス・レクセンテール :
ところで、何か聞きたいことはあるかな?
「勇者ラムザと平民王ディリータの関係について」
ジェノミス・レクセンテール :
勇者ラムザと平民王ディリータは幼なじみの親友同士だった、それについては以前も説明したと思うが、覚えているかな……?
ジェノミス・レクセンテール :
ラムザは武門の棟梁である名門ベオルブ家の末弟として生まれた。
ディリータはそのベオルブ家に仕える家人の息子だった。
ふたりは実の兄弟のように育ち、仲の良い親友同士となった……。
ジェノミス・レクセンテール :
ディリータの才覚をいち早く認めたラムザの父は、ラムザの片腕とするために士官学校に入学させ、学問や武芸など、ラムザと同等の教育を与えたそうだ。
ジェノミス・レクセンテール :
卒業間近となった時、ひとつの事件が発生する。
貴族社会の打倒を掲げる過激派が、身代金を目的とした、名門貴族の子息・息女の誘拐を各地で実行したのだ。
ジェノミス・レクセンテール :
その中にディリータの妹・ティータがいた。
過激派がラムザの妹・アルマを誘拐しようとして、間違えて背格好の似たティータを誘拐してしまったのだ。
ジェノミス・レクセンテール :
だが、ティータ誘拐は、ある若者の計略だった。
その若者の名はアルガス……!
そうだ……地下のルザリア遺跡で目撃した異形の怪物だよ!
ジェノミス・レクセンテール :
アルガスはラムザたちと同じ士官学校に在籍していたが、成績が良く同級生に人気のあったディリータに対して、「嫉妬」ともいえる強い敵対心を持っていたようだ。
ジェノミス・レクセンテール :
頻発する誘拐事件に目を付けたアルガスは過激派に接触。
アルマ誘拐を手引きしつつ、わざとティータを誘拐させたのだ。
意図はよくわからない、復讐だったのか何だったのか……。
ジェノミス・レクセンテール :
人質がアルマではないことを知った救出作戦の指揮官は、過激派の要求を一切無視し、強攻策を取った。
ラムザとディリータは必死に反対したが無駄だった。
ジェノミス・レクセンテール :
アルガスと過激派が立て籠もる館は焼け落ち、皆が死んだ。
そして、哀しいことに、ティータも命を落とした……。
遺体を抱き涙するディリータの慟哭は遠くまで聞こえたという。
ジェノミス・レクセンテール :
この事件を機にディリータは士官学校を中退。
平民の命はあまりに軽く、いとも簡単に奪われてしまう……それを再認識した彼は貴族であるラムザと袂を分かったのだ。
ジェノミス・レクセンテール :
この後、後継者争いに端を発した獅子戦争が勃発。
ふたりが再会した時にはティータの死から5年が経過していた……。
「勇者ラムザとオーランの関係について」
ジェノミス・レクセンテール :
我が祖先オーランが書き記した「デュライ白書」によると、ティータの死はディリータだけでなく、ラムザの人生も一変させたようだ……。
ジェノミス・レクセンテール :
ラムザには歳の離れた兄がふたりおり、長兄は軍師のひとりとして、次兄は将軍のひとりとして、武門の棟梁である名門ベオルブ家の名に恥じぬ働きをしていた。
ジェノミス・レクセンテール :
ティータ救出作戦にこの兄たちが関わっていたことを、人質を犠牲にしても過激派を殲滅するよう指示していたことを、後日、ラムザは知ることになった。
ジェノミス・レクセンテール :
尊敬していた兄たちの冷徹さにショックを受けたラムザは、ベオルブ家を飛び出し、放浪の旅に出たという……。
オーランと出会った時は傭兵団を率いる戦士だったらしい。
ジェノミス・レクセンテール :
オーランの義父はシドルファス・オルランドゥという将軍だった。
オーランは将軍の命令により獅子戦争の黒幕を追っていた。
黒幕はイヴァリースの国教を担う教会と推測された……。
ジェノミス・レクセンテール :
そもそも義父オルランドゥはベオルブ家と敵対する陣営の将軍。
だが、将軍は一貫して戦争に反対の立場を取っていた。
幾度も和平への道を探ろうとしたが、都度、邪魔を受けた。
ジェノミス・レクセンテール :
両軍に対して中立の立場を取っている教会であったが、その実、教会が戦乱を長引かせていると将軍は考えていたようだ。
戦乱に乗じて教会の立場を更に強くしようといったところかな。
ジェノミス・レクセンテール :
事実、教会は極秘裏に「聖石」を集めていた。
伝説の光の戦士・ゾディアックブレイブと共に戦争の調停をし、戦乱に疲弊した民衆の心を掴もうという魂胆だったようだ。
ジェノミス・レクセンテール :
その証拠を掴もうと苦心していたオーランはラムザと出会った。
当時、ラムザは「異端者」として教会に追われる身であったが、それは教会の陰謀に気づいたためだったという……。
ジェノミス・レクセンテール :
そう……ラムザは聖石の秘密に気づき、それを入手した。
それ故に、教会に命を狙われるハメになったのだ。
それを知ったオーランは将軍と共にラムザに協力することにした。
ジェノミス・レクセンテール :
だが、教会は更なる陰謀を企てた。
オルランドゥ将軍に濡れ衣を着せ、同じ「異端者」として王国からの追放を謀ったのだ……。
ジェノミス・レクセンテール :
追放された将軍とオーランはラムザと行動を共にすることを決め、かくして、義父共々、「聖石がもたらす災い」との戦いへと、その身を置くことになったのだ……。
「勇者ラムザと聖石の関係について」
ジェノミス・レクセンテール :
獅子戦争の裏側で勇者ラムザたち一行は、聖石をめぐる果てしない戦いに身を置いていた……。
ジェノミス・レクセンテール :
教会は神殿騎士団を使いラムザたちを執拗に追い回した。
時には騎士団相手に、時には異形の者・ルカヴィを相手に……まさにそれは死闘の連続だったとオーランは記している。
ジェノミス・レクセンテール :
興味深いのは、彼らの行動をディリータが支援していたことだ。
当時、ディリータは諜報活動を主目的とした部隊に所属しており、そこで教会の陰謀と親友の窮地を知ったという。
ジェノミス・レクセンテール :
カリスマ性に満ちたディリータは将として活躍しており、新たな王となるべく虎視眈々と準備を進めていたという。
そんな彼も表立って教会を敵に回すわけには行かない。
ジェノミス・レクセンテール :
そんなとき、ラムザが異端者として追われる身となり、さらに、それが聖石をめぐる争いと知った。
教会の陰謀を阻止するためラムザを支援することにしたのだ。
ジェノミス・レクセンテール :
こう話すと、まるでディリータが野望実現のために、ラムザを利用したと受け取るかもしれない……。
事実、オーランもそれを指摘したそうだ。
ジェノミス・レクセンテール :
だが、ラムザとディリータは「聖石がもたらす災い」が続く限り、イヴァリースに真の平和は訪れないと悟っていた。
互いに役割を分担することで実現しようとしていたのだ。
ジェノミス・レクセンテール :
こうして、ふたりはそれぞれの道を歩み始めた。
ディリータは獅子戦争を終結に導くべく、ラムザは裏で聖石を利用する者たちを退治するべく……。
「オーボンヌ修道院について」
ジェノミス・レクセンテール :
デュライ白書によると、ゼイレキレと呼ばれる大河の中程に滝があり、その岩肌をくりぬく形で修道院があったと記されている。
とても古い建造物で、誰が何のために建設したのか不明だそうだ。
ジェノミス・レクセンテール :
獅子戦争時の王朝であるアトカーシャ家に繋がりが深くてね……。
もともとは王家に所縁のある「罪人」が幽閉される砦であったが、いつしか修道院として改築され利用されていたとか……。
ジェノミス・レクセンテール :
獅子戦争終結時にディリータが娶ったオヴェリア・アトカーシャ、すなわち最後の正当なる王位継承者であるオヴェリア王女が、幼少の頃から永きにわたり幽閉されていた処でもあるそうだ。
ジェノミス・レクセンテール :
オーボンヌ修道院の面白いところは、国教であるグレバドス教の観想修道会に属しながらも、司教の行政干渉を受けない独立した自治権をもっていたところだ。
ジェノミス・レクセンテール :
当時、オーボンヌ修道院では多くの修道女たちが暮らしていたが、宗教上、禁じられているアルコール、すなわちワインやエールを製造し販売していたそうだ。
ジェノミス・レクセンテール :
もちろん、修道女たちが自分で飲酒するためではない。
近隣の村や町では飲用に適した水の確保が困難であったため、その代用品として製造し、販売も手がけていたのだ。
ジェノミス・レクセンテール :
さて、オーランによると、そのオーボンヌ修道院こそが、勇者ラムザ一行が最後に向かった目的地……と記されている。
何故、そこを目指したのか、詳細は記されていない。
ジェノミス・レクセンテール :
記されていないというより「記していない」のだ。
オーランは故意に記録を残さなかった……消したのかもしれない。
それは何故なのか?
……行ってみるしかあるまい。
「ゴルモア大森林について」
ジェノミス・レクセンテール :
ゴルモア大密林とはダルマスカ地方の南西部に広がる、巨木と湿原で形成されたジャングルのことだ。
ジェノミス・レクセンテール :
高温多湿な地域で、様々な動植物が生息しており、学者が探検する度に新たな種が発見されるほど。
ジャングルの奥には人跡未踏のエリアも多いと聞く。
ジェノミス・レクセンテール :
モンブランくんたちの話によるとゴルモア大密林には、大小様々な古代遺跡が点在しているというが、私はそれらがイヴァリース時代の建造物だと推測している。
ジェノミス・レクセンテール :
デュライ白書によると、イヴァリース時代に、あのような広大なジャングルは存在していない。
霊災の影響で気候変動が起きたのかもしれないな。
ジェノミス・レクセンテール :
先ほども触れたが、あのジャングルはヴィエラ族の縄張りでね……。
彼らは自らを「護人」と称して、一切の侵入を拒んでいるのだ。
ジェノミス・レクセンテール :
いや、実際に「護人」を自称しているのは、「未だに伝統的な生活を営むヴィエラ族」だけなんだがね。
ダルマスカ王国では普通に町で暮らすヴィエラも多いんだ。
ジェノミス・レクセンテール :
だが、頑なに一族の伝統、ルールを守り、あのジャングルで暮らし続ける者たちもいるんだよ。
今となってはその数も少なくなったとは聞いているが……。
ジェノミス・レクセンテール :
彼らにとってあのジャングルは聖地に他ならない。
それ故、不用意にジャングルに侵入する者を彼らは許さない。
まして、そこに生息する動植物を狙うハンターは特に……ね。
ジェノミス・レクセンテール :
いずれにしても、我々は穏便に探索できればと考えている。
彼らが調査を許してくれればよいのだが、そのためには交渉できる相手を探さないとイカンな……。
「聖天使アルテマについて」
ジェノミス・レクセンテール :
詳細は不明だ。
ただ、その天使様とやらがあの「聖石」を創造し、この世界にバラまいたのだと記載されている。
ジェノミス・レクセンテール :
伝説の悪魔か魔物か、はたまた堕天した天使なのか。
神話やおとぎ話に登場する連中と同じ……とは考えたくないが、ルカヴィを見た後だからね、いるのだろうね、邪悪な何かが。
ジェノミス・レクセンテール :
……以前も説明したと思うが、聖石には二面性があった。
「切なる願い」に起因するのは同じだが、人々を圧倒する恐怖の力と、人々を救う守護者の力だね。
ジェノミス・レクセンテール :
アルガスやバッガモナンがそうであったように、その「切なる願い」が「復讐」や「支配」といったものの場合、ルカヴィと呼ばれる異形の魔物となって具現化されてしまう。
ジェノミス・レクセンテール :
一方、伝承によると、いにしえのゾディアックブレイブは、傷ついた人を癒やし、時には命をも取り戻したという。
ようは利用する者の心得次第といったところだろうか。
ジェノミス・レクセンテール :
それ故、アルテマと呼ばれる者は、悪魔とも天使とも呼ばれるようになったのかもしれない……。
ジェノミス・レクセンテール :
……シドのいうとおり、別次元・別宇宙からやってきた者ならば、我々の価値観で推し量ることなど無意味だろうね。
いずれにしても、今現在、存在していないことを祈るさ!
ハーディ :
兄ちゃんとラムザさんが仲良くなったのはいいことだクポ!
だけど、ラムザさんの性格が変わったのは、ネックレスの聖石に込められたエーテルが原因だと思うクポ……。
ハーディ :
あのとき、エーテルが混じり合っているのを目撃したクポ!
ただ、その影響はもうなくなったはずクポ、もう何がなんだかわからないクポ~~。
ラムザ・レクセンテール :
モンブランとハーディのおかけで、ダルマスカに関する情報を多く得ることができました。
本当に感謝していますよ。
ラムザ・レクセンテール :
え?
モンブランとハーディですか?
ええ、たしかに最初はモーグリ族に何ができるのか、お恥ずかしながら、そう考えていたのは事実です……。
ラムザ・レクセンテール :
それもこれも、ガレアン族こそがナンバーワン……そんなつまらない驕り、思い上がり、自惚れに、いつの間にか支配されていた……そう気付いたのです。
ラムザ・レクセンテール :
どうしてなんでしょうね……。
帝国を追われたことで自尊心が傷つき、他民族を見下すことで、心のバランスを保とうとしていたのかもしれません……。
モンブラン :
聞いて欲しいクポ!
リドルアナでの冒険以来、ラムザとはマブダチになったクポ!
ラムザはすっかりいい奴になったクポ!
リナ・ミュリラー :
……あのとおり、アルマちゃん、体調を崩してるんですよね。
気丈に振る舞ってるものの、なかなか復調しなくて……。
ただの風邪とか、そんな病気じゃないような……?
異邦の劇作家 :
肉体とは……魂の器に過ぎない……。
魂という……暴君の傀儡でしか……ない……っと。
しかし……肉体は永遠の存在を………うーん……。
異邦の劇作家 :
おや、これは失礼した。
執筆に夢中になっていたよ……いや、〆切が近いものでね。
暇だからね、いくつか仕事を請け負っているのさ。
踊り手らしき劇団員 :
ワン・ツー・スリー♪ ワン・ツー・スリー♪……今度はどんな格好で逢いに行こうかな。
踊り手らしき劇団員 :
あっ、恥ずかしい!
思わず口に出ちゃった……!
い、今の聞かなかったことにしてくださいね!!
マッチョな劇団員 :
おぉ、友よ!
あいかわらずステキなマッチョだね!
おっと、突然、友なんて呼んで申し訳ない。
だが、キミなら……いやキミの筋肉ならわかってくれるはず!
マッチョな劇団員 :
さぁ、共にこの美しい筋肉の維持を目指して、鍛錬しようじゃ~ないか!
さぁ、一緒にマッチョ体操をやろうッ!
かわいらしい劇団員 :
……アルマちゃん、心配ですね。
最初は疲れからくる風邪なのかな~とは思ったんですけど、もっと違う何か……いえ、きっと、あたしの思いすごし……。
ハンサムな劇団員 :
先日、小金通りの無地鼓座で芝居を観たんだが、このひんがしの国特有の様式美っていうのかい?
独特の言い回しや旋律が面白かったねぇ。
ハンサムな劇団員 :
亡き主君の仇を討とうと配下の武士……浪人っていうのかな、十三人の浪人が流浪の生活を送りながらも最後に見事、敵討ちに成功する……という筋書きなんだがね。
ハンサムな劇団員 :
元帝国民としては、極めて「非合理的な生き方」だなぁと、なんというか、ちょっと呆れてしまったんだよ。
だが、地元の皆さんは噎び泣きながら拍手喝采ときたもんだ。
ハンサムな劇団員 :
ジェノミスさんは国家や民族が異なっても文化で橋渡しを……な~んて言ってたけど、正直、ボクには理解できそうもないねぇ。
逆を言えば、彼らは我々の芝居を理解できるんだろうか……。
ハンサムな劇団員 :
おっと、余計なことを言っちゃったね。
失敬、失敬!
演出助手っぽい劇団員 :
こんにちは、お元気ですか?
記録装置が便利なもので、さらにもう一台増やしてみました!
師匠たちの言葉をさらに録ってみたンですが、どーすか?
楽器を抱えた劇団員 :
あなたにお礼を言いたかったんです!
劇場艇にひきこもらずに外へ出ろって言ってくれましたよね。
あなたの助言に従い、先日、オノコロ島まで遠出したんですよ!
楽器を抱えた劇団員 :
クガネとも異なる……まさに異国情緒あふれる光景に、心が洗われる思いでしたよ!
いやぁ、本当に旅に出てよかった!
楽器を抱えた劇団員 :
海賊衆とも仲良くなりましてね、酒を酌み交わしながら即興で演奏する……すると彼らも即興で歌い踊ってくれるわけです!
楽器を抱えた劇団員 :
帝国を追われる身となってもこの劇団で頑張ろうと、そう考えてこの地へ流れ着いたんですけど、知らず知らずのうちに心は沈み不満が鬱積していたんですね。
楽器を抱えた劇団員 :
おかげさまで、また頑張ろうという気になりました。
あなたのご助言に感謝です!
ガレアン族と思われる劇団員 :
帝国に残る親兄弟は今頃どんな思いをしているのだろうか……。
ガレアン族と思われる劇団員 :
……ああ、これは失礼。
ちょっと考えごとをしていてね……。
すまないが、しばらくひとりにしておいて欲しいな……。
ミコト :
シドさんに調達していただいたものですか?
その前に……貴方にお伝えしておきたいことがございます。
アルマさんの容態についてです。
ミコト :
私の推測になりますが、アルマさんが体調を崩しているのは、何かの病気ではなく聖石オティスの影響だと考えられます。
ミコト :
ジェノミスさんがラバナスタへ向かう以前、時折、聖石オティスと会話していたとアルマさんから聞きましたが、おそらく、オティスによるアルマさんの幻視だと考えられます。
ミコト :
オティスの持つNRレイデール波長が……あっ!
えっと……オティスが好むエーテルといえばおわかりになります?
その波長がジェノミスさんとはマッチしなかったんです。
ミコト :
ジェノミスさんたちがイヴァリースに執着しているのは、奥様の形見のネックレス……聖石ヴァルゴの影響が強いかと。
オティスの求める波長は、むしろアルマさんが近いのです……!
ミコト :
聖石オティスはアルマさんのエーテルを取り込もうとしています。
彼女の胸の内に秘められた「切なる願い」……それが何かはわかりませんが、聖石が求めるものなのでしょう。
ミコト :
今まで聖石オティスの力が発現しなかったのは、その「切なる願い」がバッガモナンさんほど強くないのと、ネックレスの聖石が干渉しているからだと推測されます。
ミコト :
なお、アルマさんにはすべて説明してありますが、ジェノミスさんたちには話さないようにと口止めされました。
……私は聖石オティスを早く処分するべきだと考えますが。
ミコト :
この装置は、万が一のための保険……といったところでしょうか。
ネックレスの聖石がふたつあるので、そのひとつを利用して、オティスに対する干渉を一時的に強化しようという装置です。
ミコト :
もちろん、完成しているわけではありません。
これからネックレスを使って、色々と実験しないと……。
モンブラン :
ブワジさんたち?
……が来てるって聞こえたクポ~!
ひょっとしたらオーボンヌ修道院のことを知っているかもクポ?
早くランディングへ行くクポ~!
クガネ・ランディングのブワジと話す
ミコト :
早速、ネックレスの聖石「ヴァルゴ」の一片を使って、装置を調整してみますね。
今しばらくお時間をください……。
モンブラン :
空賊のブワジさんなら、オーボンヌ修道院のことを知っているかもクポ!
ブワジ :
すまンな、呼び出しちまって……って、なんでモンブランが一緒なンだ?
モンブラン :
なんでって、なんでクポ??
モグを邪険に扱ったら駄目クポ~~ッ!
ブワジ :
チッ……わかったわかった!
なんか、オレに用事でもあるノカ?
モンブラン :
ゴルモア大密林を知っているクポ?
空賊をやっていたなら、あの辺りへも行ったことあるはずクポ!
オーボンヌ修道院という遺跡を見たことないクポ?
ブワジ :
ゴルモア大密林?
なんだってそんなところに?
あのジャングルは知ってのとおりヴィエラ族の縄張り……。
モンブラン :
ジェノミスさんたちの次の目的地なんだクポ!
知っていたら教えて欲しいクポ!!
ブワジ :
ナァるほど……そういうことか……。
だっタラ…………。
ブワジ :
実は、アンタに用事ってのは、ある人に会って欲しいんだ。
場合によっては、そっちの探しモンについても解決するかもヨ!
詳しくは移動中に説明しヨウ!
ブワジと再度話す
ブワジ :
サァ、準備ができたら言ってくれ。
オレたちの飛空艇でラバナスタまで案内しヨウ。
もちろん安全は保証するゼ!
モンブラン :
ブワジさんたちは空賊に戻ったクポ……?
ブワジ :
いや……そうじゃネェ。
それも考えたが、兄貴の……バッガモナン兄貴の最期を聞いてナ、残ったオレたち3人はもう一度ダルマスカの銃士に戻ったのサ。
モンブラン :
もう一度……ダルマスカの銃士……?
リノ :
ダルマスカのレジスタンスに参加したのサ。
ギジュー :
ドマの解放に触発された解放軍が蜂起したものの、第IV軍団の手にかかりラバナスタ解放に失敗したのは、アンタも知ってるヨナ?
ギジュー :
解放軍の幹部は悉く捉まり、処刑された。
だが、解放軍は死ンじゃアいなかったンだ。
ブワジ :
解放軍といっても、もとは、いくつかのレジスタンスグループの寄せ集め。
粛正されたものの、全員を殺すのは無理ってことダ。
ブワジ :
オレたちは生き残ったレジスタンスグループのひとつ、「レンテの涙」に身を寄せたってワケサ。
ギジュー :
そしたらヨ~~、幹部のひとりがアンタに会いたいって言い出してヨ~~。
モンブラン :
な、何の用件クポ……?
モグはちょっと怖いクポ……!
ギジュー :
オメェじゃねーヨッ!
!
ブワジ :
マァ、聞くだけ聞いてくれないカ。
力になれないと思ったら構わず断ってクレ。
少なくともオレは……。
モンブラン :
………………?
リノ :
サァ、ラバナスタが見えてきたヨ!
ブワジ :
サァ、こっちだ……ちょっと歩くゾ。
ブワジ :
姐さん、連れてきたゼ……。
この人が、アラミゴ・ドマの解放者様だ……。
姐さんと呼ばれた女 :
……貴殿が噂の解放者か。
モンブラン :
ヴィ、ヴィエラ……クポ!?
フラン :
我が名はフラン……!
ダルマスカ解放のために戦うレジスタンス「レンテの涙」の幹部。
フラン :
フフン……ヴィエラを見るのは初めてか、解放者よ?
モンブラン :
ヴィエラの大半は、その部族の掟を守って森で生活しているクポ。
ただ、時々、その掟を捨てて、町で暮らす者たちもいるクポ。
彼女もそうしたヴィエラのひとりに違いないクポ~~!
フラン :
……なるほど、オーボンヌ修道院か。
フラン :
貴殿らがオーボンヌ修道院とやらの遺跡を探している、……というのは本当か?
フラン :
ゴルモア大密林……彼の地は我がヴィエラの故郷にして聖地。
何人たりとも踏み込むことの許されぬ地だ……。
それを知った上で、行こうというのか?
フラン :
しかも、貴殿は我がダルマスカの敵、ガレアン人に協力する者だ。
祖国を失った者にすれば、貴殿は侵略者の手先……。
にもかかわらず、我らが聖地を蹂躙しようというのか?
何と答える?
- ジョノミスたちは亡命ガレアン人で敵ではない!
- 敵はガレマール帝国であり、個々の人間たちではない!
「ジョノミスたちは亡命ガレアン人で敵ではない!」
フラン :
国を追われたとて奴らガレアン人は、我ら亡国の民にすれば怨嗟の対象。
恨んでも恨んでも、それでも足りぬ輩ぞ!
モンブラン :
ま、待って欲しいクポ~~!
ジェノミスさんたちはけっして悪い人たちじゃないクポ!
戦争も嫌いだし、モグたちダルマスカ人の味方クポ~~!
フラン :
たかがモーグリ族のおまえがダルマスカ人?
ハッ、ダルマスカの誇りがその血に流れているとでも?
ブワジ :
あ、姐さん、そいつは言い過ぎですゼ……!
フラン :
……取引をしようではないか。
モンブラン :
取引……クポ…………??
フラン :
そうだ、取引だ。
フラン :
第一に、我々ダルマスカのレジスタンス「レンテの涙」は、エオルゼア同盟軍及び東方連合の軍事支援を得たい。
……再び帝国と戦うためにな。
フラン :
貴殿は「暁の血盟」の一員として各国とのパイプが太いと聞く。
ならば、我が申し出を代表者たちに伝えて欲しい。
フラン :
第二に、帝国との開戦を前に、弱体化した組織を強化するため、資金援助を得たい。
フラン :
貴殿は東アルデナード商会とも協力体制を築いていると聞く。
あの商会、裏では帝国と商売をし多額の利益を上げているとか。
利益のために貴賤なし……ならば我らとも手を組めよう。
フラン :
このふたつの要求を呑むようであれば、ゴルモア大密林に眠る古代遺跡、オーボンヌ修道院とやらへ貴殿たちをこの私が案内しようぞ。
モンブラン :
ジェノミスさんたちのことを許してくれるクポ……?
フラン :
大局の前に亡命ガレアン人など知ったことか!
利用できるものは利用する……。
そうでなければ帝国に勝利することなど夢のまた夢!
フラン :
さぁ、どうする?
取引に応じるか、否や!
何と答える?
- 実現できるかどうかわからないが、努力はしよう
- 劇場艇のガレアン人の安全を保障しろ
「実現できるかどうかわからないが、努力はしよう」
フラン :
構わぬ、貴殿は我が申し出を伝えるだけで結構。
その結果について、貴殿に責を負わせるつもりはない!
モンブラン :
な、なら、さっさと帰るクポ……!
フラン :
ブワジ!
彼らを送り届け、そして我らの申し出の行く先を見極めるのだ!
行けッ!!
ブワジ :
ハッ、承知!!
フラン :
このような甘い願いなど聞き入れられるはずもなく……。
戦いは熾烈かつ冷酷なのですよ、アーシェ様……。
モンブランと話す
ブワジ :
姐さん、きっついお方だが、気を悪くしないでクレ!
レジスタンスを立て直そうと必死なのサ……。
マァ、とにかくオレたちはここで待ってるヨ。
ギジュー :
オレたちゃ、バッガモナン兄貴のこと……もう気にしてないからサ……アンタももう忘れてクレヨ……。
兄貴は心の闇に飲み込まれちマッタが、その想いはオレが……。
リノ :
姐さん、ああ見えても案外優しいお方なんだヨ。
仲間思いだし、気配りもうまい……。
もちろん、戦士としての腕は一流だけどネ。
モンブラン :
まさかの展開でモグは大興奮クポ!!
ダルマスカ解放に力添えできるなら、それはモグの本望クポ!
……い、いや、役者を目指すのがモグの本望……クポ。
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FF14セリフ集。リターン・トゥ・イヴァリースその2-4「封じられた聖塔 リドルアナ」
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