先日、部屋をおしゃれに整理したいと思い、ちょっと良い棚を買いました。
↓こちら「国産檜・頑丈突っ張りシェルフ 奥行29cm 幅90cm」という商品。
国産檜 頑丈突っ張りシェルフラック 奥行29cm 幅90cm
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仕事が休みの間に部屋の整理整頓を進めようと思い、見た目にもこだわって選んだ商品です。
金属製のラックと違って、より洗練された雰囲気のお部屋にコーディネートしたい時の選択肢になります。
色はダークブラウンも選ぶ事ぶことができ、私もダークブラウンにしました。
明るい部屋にしたければ「ナチュラル」、落ち着いた雰囲気やアジアンテイストに合わせたければ「ダークブラウン」を選ぶのが良いのではないでしょうか。
設置サービスもつける事ができますが、今回は自分で組み立ててみました。
各部の寸法なども含めてレビューしていきます。
箱のサイズは188.5cm × 27cm × 31㎝
箱は縦長で188.5cm × 27cm × 31㎝というサイズ。
そこそこ重たいです。
大人の男性なら一人でなんとか運べるという重さでした。
私は一人で運びましたが、なかなかしんどかったです。
二人以上で運ぶのがオススメ。
天然木家具の注意事項をしっかり確認する
天然木家具の扱いに関する注意事項が書かれた紙が同梱されています。
天然木家具の扱いは金属製や合板のラックとは全く違う事情があるので、購入前によく確認する事をおすすめします。
以下に要点をまとめますが、私も専門家ではないので購入する製品の仕様や手入れの方法など注意事項を個別に確認したり、家具屋さん詳細を直接確認するのが良いと思います。
- 天然木(無垢材)の家具は工法や湿気により木口等にヒビがある場合があるが強度上は問題無い。
- 設置環境により色味が変わる事があるが使ううちに馴染んでくる。
- 湿度や温度によって膨張・収縮を繰り返し、反りやヒビが発生するがそれが天然木の特性である。天然木の性質として理解し、家具と付き合っていきましょう。
- 同じ製品でも木によって個性があるので、それを家具の味わいとして楽しみましょう。
- 天然木特有のヤニ(樹脂)が出てくる場合がある。その場合はアルコールやエタノールを使って乾いた布でふき取り、紙やすり等で軽く擦り落としましょう。
- 自然塗装の商品はアルコールを使用すると色が落ちるため、目立たない所で試してから手入れしましょう。
- 暖房の近く、直射日光が当たる場所、エアコンの風が直接当たる場所の設置は控えましょう。反りやヒビの発生を促進させるかもしれません。これは製品の特性であり、欠陥ではありません。
- 天然木の特性によって発生したヒビや反りを理由に商品の交換などは出来ない場合があるので注意しましょう。
- 自然塗装(オイルフィニッシュ仕上げ)の場合は床や壁に色移りします。床や壁の接触面に段ボールを敷くなどして色釣りを防ぐことが出来ます。
自分の思い通りになるとは限らない天然木家具。
個性を楽しんで一緒に暮らしていく家族のように、長く付き合っていくという気持ちが大切だと思います。
組み立て手順の確認をする
組み立ての手順を確認します。↑がその手順が描かれた紙。
棚の大きさに対して、手順自体はとってもシンプルです。上の図のとおり、A4の紙の右半分の図解のみです。
棚の側板は2つに分かれていて、この2つを繋ぎ合わせる位置によって棚の高さを調整しています。
棚の高さを決め、上側の棚を組み立て、下の側板を連結して、下側の棚板(横板)を接続していく。というのが組み立ての大枠の流れです。
横板の高さは9センチ間隔で調整できます。
組み立て時の注意点をいくつか
組み立て開始。初めに棚の高さを決める
手順に従い、棚の高さを決めます。
天井の高さに合わせて組み立てる事で、天井との間の突っ張りが使えるので、できるだけ天井に届く高さに調整しましょう。
突っ張り部分のネジの長さはちょうど棚板の調整間隔と同じぐらいになっています。
この為、側板の接続位置を1つ間違えると突っ張りが天井に届かなくなります。気を付けましょう。
棚板(横板)の位置は組み立て前に決めておく
この棚の組み立ては、最初に上側の棚板を側板にネジ止めする所から始めます。
この為、各棚板の高さはあらかじめ決めておく必要があります。
設置する予定の荷物を決めて、そこから高さを考えておきます。
棚の高さは約9センチおきに調整可能です。
棚板の幅は2種類ある
棚の下側と上側で、棚板の幅が変わります。
下側の大きいサイズが6枚、上側の小さいサイズが3枚用意されています。
横板を全部使わなくても組み立て可能ですが、少なすぎると棚の安定性も下がると思うで、あまりスカスカにならないようにします。
上下の棚それぞれを何センチ間隔で設置するか、置きたい荷物の高さも計って考えておくと良いと思います。
下側の棚板(横板)は仮止めで入れていく
下側の棚板6枚を入れていくときは、1つずつ完全に止めるのではなく、ネジをゆるめにして仮止めしていきます。
仮止めにしておかないと、棚の幅が閉まってしまい、後から横板が入りずらくなってしまいます。
板の接続に使うネジが斜めにハマらないように注意
棚の接続は↑のような感じになっています。ネジをナットの穴に入れて止めるという形です。
ネジ止めする時はナットのネジ山を10円玉等を使って回らないようにして、反対側をプラスドライバーで回して止めていきます。
この時にナットの穴にネジが真っすぐ入るようにしないとネジが回らないわけですが、棚板を止める時は棚の重さなどで上手く入らない事があります。
ネジが回らないと思ったら無理やり入れるのではなく、真っすぐ入っているか確認しましょう。
棚の高さの調整穴4個分でシルバニアファミリーの2階建ての家がギリギリ納まる高さ
ほとんどの人にとってはどうでもいい情報ですが、棚の高さ調整の穴4つぶんがシルバニアファミリーの2階建ての家がギリギリ納まる高さの35センチぐらいです。
ミリ単位でギリギリなので、棚を接続する時の微妙なネジの絞め具合で入らなくなります。注意しましょう。
棚の最下段の位置も調整可能。一番低くて15センチほど。
棚の最下段の高さも調整可能で、一番低くて15センチほどです。
調整は9センチ間隔で更に高くすることもできるようになっています。
最下段は一番低くてルンバが余裕で入る高さ。
一番低くてもルンバが余裕で収まるぐらいの高さで。
下に置きたい物がある人の参考になればと思います。
下側は多少開けておいた方が掃除がしやすくて良いかもしれません。
設置サービスを使うべきか、使わざるべきか
私は自分で組み立ててみましたが、その経験を踏まえて設置サービスを使うべきかどうかを考えてみます。
自分で設置するメリット
自分で設置する事で、棚の高さや棚板の位置をじっくり調整しながら組み立てる事ができます。
家にある荷物を実際に置いてみて、高さを確認したり、置いた時の雰囲気を見たりする余裕があります。
業者さんにお願いすると、棚の高さの調整などあまりのんびりも出来ないので、落ち着いて考えながら組み立てたい人は自分での組み立てがオススメです。
設置サービスを使うメリット
この棚、作りがしっかりしている事と、天井まで届く高さがあるという事で、けっこう重いです。
説明書にも「棚を立てる時は最低2人以上で行ってください」という記述があります。
棚板の位置を後から調整しようと思うと、脚立に乗って棚板をささえながらネジを外したり付け直したりする必要もあり、なかなかの重労働になります。
この為、一人暮らしの方や、家族や知人の手伝いが期待できない状況の方は、設置サービスを使うのが無難だと思います。
その際は棚の設置場所や棚板の高さを予め考えておきましょう。
以上、「国産檜・頑丈突っ張りシェルフ 奥行29cm 幅90cm」を組み立ててみて思いついた事を書いてみました。
購入を考えている方の参考になれば幸いです。
国産檜 頑丈突っ張りシェルフラック 奥行29cm 幅90cm
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